AMPTAKxCOLORS「直接会って「大好き
だよ」「ありがとう」って気持ちを伝
えられるライブは本当に最高だね」 
2ndライブ最終公演をレポート

5月27日(土)・28日(日)の2日間に渡りAMPTAKxCOLORSのワンマンライブ『AMPTAK 2nd LIVE!!『RAINBOWxCOLORS』野菜!天才!アンプ祭!〜あなたがくれば虹になる〜』がTOKYO DOME CITY HALLにて開催された。本記事では、最終公演のオフィシャルライブレポートをお届けする。

ゲーム実況者&配信者であるあっきぃ、まぜ太、ぷりっつ、ちぐさくん、あっと、けちゃによる6人組ユニット・AMPTAKxCOLORS(あんぷたっくからーず)が、2023年5月27日&28日に『AMPTAK 2nd LIVE!!『RAINBOWxCOLORS』 野菜!天才!アンプ祭! 〜あなたがくれば虹になる〜』を東京・TOKYO DOME CITY HALLにて開催。追加公演も含めた全3公演のうち、28日夜に行われた最終公演の模様をお伝えする。
バンドサウンドが響く中、ステージセンター奥から光に包まれて登場した6人。それぞれのメンバーカラーを襟元に配した白い王子様衣装が、よく似合う。後ろ向きからくるりと振り返っての1曲目は、キャッチーでありつつも切なさが漂うドラマティックナンバー「One Week Love」だ。客席に向け笑顔で手を振ったり、メンバー同士すれ違いざまにハイタッチをしたりしつつ、ぴったり息の合ったダンスでも魅せる6人。2022年12月に神奈川・パシフィコ横浜国立大ホールで行った初ワンマンライブから約半年、そのパフォーマンスは明らかに磨かれている。
AMPTAKxCOLORS
続く「RAINBOWxCOLORS」は、すとぷりのななもり。プロデュースによる1st配信限定EP『RAINBOWxCOLORS』に収録、すとぷりのるぅとが提供したタイトル曲。ラップありメンバーコールあり、歌詞そのままいきなり<有頂天>になれる最強のアッパーチューンは、あまりにもライブ映えする。メンバー6人とリスナーで織り成す虹色ときたら、なんて鮮やかなんだ。
「すごい声出てるねみんな!」「楽しい!」と、リスナーの熱量を肌で感じて高まる6人。「じゃあみんなのところに行っちゃいます!」と言うと、「大好きになればいいんじゃない?」ではちぐさくん、あっと、けちゃが、「青春チョコレート」ではあっきぃ、まぜ太、ぷりっつがアリーナ客席通路のお立ち台へ。数多のペンライトが瞬く客席の奥のほうまで見渡して指さしたり、ハートマークを作ったり、エアハグをしたり、手招きしたり。ぐっと近くに感じられるメンバーからの絶え間ないファンサに、大歓声が上がる。
次々と罰ゲームを受けかわいい猫耳カチューシャをつけることになった『アンプABクイズ!!』をはさみ、「ヴァンパイア」「テレキャスタービーボーイ」「エゴロック」は、猫耳カチューシャをつけたまま歌うことに。かっこいいとかわいいが大渋滞な中、歌いながらお互いの耳をいじり合ったり、ステージ前に座ってみたり、猫のように奔放な姿もまた愛おしい。
AMPTAKxCOLORS
夜の街の華やかな雰囲気たっぷりで中毒性高すぎな「Club A✕C -歌舞伎町店-」からは、異素材を重ねたスタイリッシュな黒衣装にチェンジ。リスナーとコールで盛り上がり会場の熱は最高潮に。「KING」ではあっきぃ、まぜ太、ぷりっつがアリーナ客席通路のお立ち台だけでなく、第1バルコニーにも足を運ぶというまさかのファンサも。
かと思えば、「Overdose」では歌声に愁い色を漂わせた6人。「Melting Love」「命に嫌われている」ではマイクスタンドを前にした立ち姿も実にさまになっていたし、「Melting Love」の大人びた甘く優しい歌声、「命に嫌われている」のエモーショナルな歌声と、同じシチュエーションでも曲によって変幻自在な表情にも驚かされた。
EP『RAINBOWxCOLORS』に収録の新曲をたたみかけた終盤にも、6人の挑戦心や表現欲は色濃くにじんでいたように思う。カウンターテーブルやベンチがステージに登場したR&Bな「Lonely」。今度はちぐさくん、あっと、けちゃがアリーナ客席通路のお立ち台だけでなく第1バルコニーにも足を運んだ「ライア」。艶やかな歌声にも指先までしなやかなダンスにも色気があふれた「NUDIE...」。堂々グループ名を冠した「AMPTAKxCOLORS」。止まることなく挑み続けてリスナーを<夢中>にさせるのが、AMPTAKxCOLORSなのだ。
AMPTAKxCOLORS
そして、アンコール。
けちゃ「今日は来てくれて本当にありがとう。みんなのおかげで2日間とってもとっても楽しめました。これからもAMPTAKxCOLORSをよろしくお願いします」
あっと「僕たちだけじゃなく、みんなも今回のライブに向けていろいろ準備してくれたと思います。貴重な時間を使ってくれたみんなの想いを無駄にしないように、もっといいライブを届けていきます」
ちぐさくん「タイトル通り、楽しいお祭りにできたんじゃないかと思います。もっともっと進化し続けていきたいし、みんなと一緒に素敵な思い出を作っていきたいです」
ぷりっつ「みんなマジでありがとう、ホントに楽しかったです。今回のライブのためにいろいろ頑張ってよかった。次もどうかよろしくお願いします」
まぜ太「いつも応援してくれるみんなの言葉はちゃんと届いてるし、だからこそ僕たちは頑張れてます。またみんなとこうして会える機会を作りますので、よろしくお願いします」
あっきぃ「みんなの声と笑顔、気持ちがすごく伝わりました。こうして直接会って「大好きだよ」「ありがとう」って気持ちを伝えられるライブは本当に最高だね」
AMPTAKxCOLORS
6人それぞれ心を込めて挨拶したあとには、2023年夏に初のオフィシャルファンブックが発売予定であることを発表。賑やかな「神のまにまに」、リスナーに愛を誓う「Prince」で生まれた一体感は、幸せに満ちていた。
「みんな大好き!」「いつもありがとう!」と客席に向け手を振る6人は、しっかりと手をつないで生声で「ありがとうございました!」と深々お辞儀し、まぜ太とあっとは最後に「愛してる!」と叫んだ。いつだって、AMPTAKxCOLORSはリスナーのそばにいる。あらためて、6人の温もりを感じることができる2ndライブだった。

文=杉江優花
撮影=林晋介、東美樹、あべあさみ

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