ももすももすの
『きゅうりか、猫か。』
- #18 人間と鮭茶漬け -
シンガーソングライターの“ももすももす”が、音楽・アート・映画・書籍など、毎月好きな芸術作品を紹介する連載コラム。
半袖の季節になってまいりましたね。
ももすももすです。
今月は二週間ちょっと入院しておりまして、みなさんご心配をお掛けいたしました。
わたくしはもう元気でありますので、大丈夫です。
病院の中は色んな人がいて、忘れられないようなことがたくさんありました。
毎日つけていた日記と共に、いつかこの記憶を一冊の本にして成仏させてみたいなと思っています。
入院中、生き方について、愛について、心について、深く考えていたのですが、退院してからの方が気付くことが多くありました。
と、文字を綴っていたところ、友達が来ましたので、友達とご飯を食べてきます。
ももすももすです。
今月は二週間ちょっと入院しておりまして、みなさんご心配をお掛けいたしました。
わたくしはもう元気でありますので、大丈夫です。
病院の中は色んな人がいて、忘れられないようなことがたくさんありました。
毎日つけていた日記と共に、いつかこの記憶を一冊の本にして成仏させてみたいなと思っています。
入院中、生き方について、愛について、心について、深く考えていたのですが、退院してからの方が気付くことが多くありました。
と、文字を綴っていたところ、友達が来ましたので、友達とご飯を食べてきます。

ただいまです。
久しぶりに友達に会ったら、たくさん励ましてくれて、フレッシュになれました。シュ!
(ももすはダークネス美女なんだから大丈夫だよって言われたけれどダークネス美女ってなに。)
やっぱり持つべきものは友達なのかもしれません。
一生友達でいようね的な、一聴恥ずかしい言葉も言えるので。
友達が悲しんでいる時は心の底から助けたいと思えるし、逆に悲しい時は助けてくれるし、時には厳しいことも言ってくれるし。
つくづく周りの人に恵まれているなと思うのです。
入院中も、友達がたくさんできて、辛い時は支えてもらったりして、人の温もりを感じることが多々ありました。
退院する時も見送って貰えてすごく嬉しかった...!
〜今はこんなことを言っておりますが学生時代は友達が全然居ませんでしたのでご安心ください。〜
でもやっぱり、生きていたら躓いたり失敗することは必ずしもあって、時に人を深く傷付けてしまい、罪悪感に苛まれることもあるけれど、ある日友達が、生きることが贖罪だと言っていて妙に納得してしまったので、死にたくなるくらい辛いとしても、生きていかなくてはいけないと思うのです。
決して自分のことを素晴らしいとか、美しいとか、肯定的に思えないけれど、生きる苦しみを知っているうちは、それを受け止めて呼吸をしようと。
ここ二週間という短い時間の中で、そんなことをぼんやりと考えていました。
最後に...。
わたしは人間が好きです。人間と話している時間が好きです。
これまでの人生、人間にたくさん傷付けられてきたけれど、性善説を唱えたいし、みんなが幸せになればいいのにと思います。でも誰かが幸せになれば、別の誰かが悲しくなるような世界があることも分かっています。その上でどうしてもやっぱり、人間の幸せを願いたいし、人間が幸せそうにしていたら嬉しく思うのです。
時として自分の幸せなんかどうでもよくなるくらいに。
こんなに難しくて、ややこしくて、生きづらい世界だからこそ、生きる理由があるのかもしれないと考えたりしました。
答え合わせが出来るのはいつ頃になるのでしょうか。
人生いつ何が起こるのか分からないから、今のうちに、人間と猫の次に大好きなコーラをたくさん飲んでおくことにします。
...ごくごくごくごく。
それでは。
p.s.鮭がたくさん入ったお茶漬けが食べたい。鮭の塩焼きは苦手。人間人間言いすぎてちょっと怖い。
久しぶりに友達に会ったら、たくさん励ましてくれて、フレッシュになれました。シュ!
(ももすはダークネス美女なんだから大丈夫だよって言われたけれどダークネス美女ってなに。)
やっぱり持つべきものは友達なのかもしれません。
一生友達でいようね的な、一聴恥ずかしい言葉も言えるので。
友達が悲しんでいる時は心の底から助けたいと思えるし、逆に悲しい時は助けてくれるし、時には厳しいことも言ってくれるし。
つくづく周りの人に恵まれているなと思うのです。
入院中も、友達がたくさんできて、辛い時は支えてもらったりして、人の温もりを感じることが多々ありました。
退院する時も見送って貰えてすごく嬉しかった...!
〜今はこんなことを言っておりますが学生時代は友達が全然居ませんでしたのでご安心ください。〜
でもやっぱり、生きていたら躓いたり失敗することは必ずしもあって、時に人を深く傷付けてしまい、罪悪感に苛まれることもあるけれど、ある日友達が、生きることが贖罪だと言っていて妙に納得してしまったので、死にたくなるくらい辛いとしても、生きていかなくてはいけないと思うのです。
決して自分のことを素晴らしいとか、美しいとか、肯定的に思えないけれど、生きる苦しみを知っているうちは、それを受け止めて呼吸をしようと。
ここ二週間という短い時間の中で、そんなことをぼんやりと考えていました。
最後に...。
わたしは人間が好きです。人間と話している時間が好きです。
これまでの人生、人間にたくさん傷付けられてきたけれど、性善説を唱えたいし、みんなが幸せになればいいのにと思います。でも誰かが幸せになれば、別の誰かが悲しくなるような世界があることも分かっています。その上でどうしてもやっぱり、人間の幸せを願いたいし、人間が幸せそうにしていたら嬉しく思うのです。
時として自分の幸せなんかどうでもよくなるくらいに。
こんなに難しくて、ややこしくて、生きづらい世界だからこそ、生きる理由があるのかもしれないと考えたりしました。
答え合わせが出来るのはいつ頃になるのでしょうか。
人生いつ何が起こるのか分からないから、今のうちに、人間と猫の次に大好きなコーラをたくさん飲んでおくことにします。
...ごくごくごくごく。
それでは。
p.s.鮭がたくさん入ったお茶漬けが食べたい。鮭の塩焼きは苦手。人間人間言いすぎてちょっと怖い。

■ももすももすの『きゅうりか、猫か。』一覧ページ
https://bit.ly/3fHyept
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