【イベントレポート】純烈 白川裕二
郎、『忍風戦隊ハリケンジャー』20周
年作品完成披露「ペンライトがいっぱ
い!純烈のライブじゃないですよ」

(c)2023東映ビデオ・東映AG・バンダイ・東映 (c)東映

Vシネクスト『忍風戦隊ハリケンジャーでござる!シュシュッと20th anniversary』の完成披露舞台挨拶が、5月17日(水)新宿バルト9にて開催された。

『忍風戦隊ハリケンジャー』は、2002年2月17日から2003年2月9日まで、テレビ朝日系列で放送された東映制作の特撮テレビドラマ。キャッチコピーは「人も知らず 世も知らず 影となりて悪を討つ!」。2013年には、番組終了から10周年を記念して、Vシネマによる続編『忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTER』が制作された。TVシリーズから20年、10 YEARS AFTERから10年。20周年で「ハリケンジャー」新作オリジナル作品が誕生した。

イベントには、ハリケンレッド/椎名鷹介役の塩谷瞬、ハリケンブルー/野乃七海役の長澤奈央、ハリケンイエロー/尾藤吼太役の山本康平、カブトライジャー/霞一甲役の白川裕二郎、クワガライジャー/霞一鍬役の姜暢雄が登壇。20周年を迎え、新作映画として完全復活を遂げた本作について、企画段階から関わったからこその完成の喜びや、全編初の京都での撮影となり、この日のみ本作ならではの江戸時代の衣装に身を包み新宿バルト9に参上し、本作の見どころなどを余すことなく語った。オフィシャルレポートをお届けする。
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新宿バルト9で行われた完成披露舞台挨拶に塩谷瞬、長澤奈央、山本康平、白川裕二郎、姜暢雄の5人が登壇した。

早速、1人ずつご挨拶。塩谷は「嬉しい。シュッシュッと戻ってまいりました! 本当にいろんな苦労がありながら、ここにいる方は1番最初に見るみなさんです!(見てもらえて)幸せです」と嬉しさを素直に伝えた。長澤は「平日のこの時間にお集まりいただきありがとうございます」山本は「楽しんでいってください!」と感謝を述べ、白川は「ペンライトがいっぱい! 純烈のライブじゃないですよ」と観客たちの笑いを誘い、姜は「昨年、劇場版『暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー』でここに立たせてもらいましたが、言えなかった言葉があります。霞一甲/カブトライジャー役の姜暢雄です」と堂々とバルト9に戻ってきたことをアピール。

MCからの「どうでしたか?」の質問には溢れんばかりの拍手が会場に響き渡り10年ぶりの新作に関して感想を聞かれると、塩谷は「いろんな努力があって大変だったけど本当に楽しくて、大人の夏休みのような本気で楽しんでいる作品です」と撮影が楽しかったことを強調するも「実はさっき廊下を歩いている時から、急に緊張していて」と明かすと白川から「思い入れが強いからだね」とフォローも。

京都で全編撮影した本編に関しての撮影中のエピソードを質問されると姜は「よく京都は仕事で使っているんですけど、スーパー戦隊の作品で京都で撮影できるのは嬉しかったです」と思い入れを明かし塩谷も「京都に住んでいたこともあって、(この作品は)現代版の忍者作品だと思うので京都で撮影できて幸せでした。忍者や時代劇って少なくなっていると思うので、この時代にパイオニアとしてハリケンジャーをきっかけに忍者やりたいとか、京都って素敵だなって思ってくれる人が増えてくれたら嬉しいです」と語った。山本も思わず「熱いですね! さすがレッドです」とコメント。

劇中で長澤が着物姿で歌っている「忍び恋」についての感想を質問されると長澤は「京都のお寺で歌って気持ちよかったです」と撮影を振り返り、塩谷が続けて「洋服とかかつらにも助けられながら撮影できました。男性で赤い着物ってなかなかないので京都の衣装さんがんばってくれました」と衣装についても特別であることを明かした。衣装に触れたことからすかさず白川から裸足の塩谷に「足袋はいてないの?」と質問し「そういう設定なの!!」と笑いを誘うを一面も。

さらに「純烈は国民的になったからスケジュールとるのも大変だった。でも去年の8月に撮れて、1週間くらいみっちり撮影で楽しかった」と明かすと白川からも「純烈より楽しかった! なかなか(この5人には)会えないし」と楽しかったこと明かされた。山本も「20年経って久しぶりだけど、会うと20年前の子供に戻って…」とコメントすると「そういう気持ち(子供)では行ってってない」と白川がすかさず突っ込む一面もあり、仲の良さが伺えた。姜からも白川は「朝6時なのに短パンでサングラスかけて朝からシェイク飲んでる」とバラされるも「朝から元気ハツラツシェイク!」と白川は笑いを誘った。

塩谷からは「奈央が撮影の初日の時に『夢みたい』って言ってて、裕二郎も毎日歌ってるから『久しぶりに芝居出来てほっとする』って言ってて。撮影中もずっとゴウライジャーの2人がずっと後ろからニヤニヤして見てたから、本当にハリケンジャーが好きなんだなって感じました」と撮影でのエピソードを披露。

アクションへの感想を聞かれると、高い所からの飛び降りたシーンもあり「怖かった」と姜。白川の大立ち回りはワンカットで撮っていることも明かされ、さらに白川から「竹田アクション監督の元、1人ずつ立ち回りをつけてもらったりしました」と拘りの撮影だったことが語られた。長澤の水面走りについても「20年経って京都にクレーン車が来てたから、私釣られるんだんだってワクワクしてたら、水忍だから水面走りがって朝から映画村の池で撮影しました。映画村に行ったときには見つけてください」とアピール。

最後に塩谷から代表してご挨拶。「本当に今日来てくれた方々、ありがとうございました。産みの苦しみというか、この5人がそれぞれ俳優として歌手として、全員がそれぞれの人生を努力して、企画も考えて表の姿も裏の姿もやらないとこのスーパー戦隊のVシネクストはできなかったです。それでも10周年は完成できて、20周年はもっとハードルが高くて何度も20周年やる意味ってなんだ?ってプロデューサーにも言われていて、それでコロナも起きてこの環境の中で本当に作れるのかっていう最大のピンチがたくさんありました。ただコロナ禍とか世の中が苦しい状況だからこそ、ヒーローは必要だと思って世の中の人に見てもらいたいと思って、そうしたら京都で撮影ができました。時代劇とか日本の和とか文化を知ってもらえる機会ができる。一つの光に今日までこの5人とスタッフさんと陽月さんとか羽瀬川さんなど新しい人達が新しいテイストと命を吹き込んでくれて新作が出来上がりました。僕たちは産みの苦しみをやったので、出来れば誰かに楽しかったよって伝えるとか、またもう1回見るとか、SNSでつぶやくとかしていただけたら、また新しい命が生まれるかもしれないので応援よろしくお願いします」と告げ、観客からの大きな拍手の中、舞台挨拶は幕を下ろした。

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