「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ム
ービー」宮野真守ら声優陣&西野七瀬
が大ヒットを祝福 全世界興収は150
0億円突破

(c)2022 Nintendo and Universal Studios. All Rights Reserved. 「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」(公開中)の日本と世界での大ヒットを記念した舞台挨拶が5月9日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、宮野真守(マリオ役)、畠中祐(ルイージ役)、志田有彩(ピーチ姫役)、三宅健太(クッパ役)、関智一(キノピオ役)、武田幸史(ドンキーコング役)、西野七瀬(アンバサダー)が登壇した。
 世界では1500億円、日本ではわずか公開10日間で65億円を突破。この事態について、宮野は「我々も大好きなマリオの映画が海外でヒットしていると耳にしていたので、日本での反応はどうなるかなと気になっていたのですが、日本の皆さんにもたくさん観ていただけているということで本当に嬉しく思っています」と胸中を吐露。劇場公開後、MX4Dでも鑑賞したようで「MX4Dはまた凄くて本作にぴったりだなと思いました。アトラクションのような展開が映画で起こるんですが、マリオが失敗してやられるたびに椅子から背中をどんどんと叩かれるんです。マリオになった気分で映画が見られるので是非おすすめです!」と語った。
 英語版の吹き替え台本と同時に日本語吹き替え版の制作が進行。大きなこだわりを持って制作された“特別日本語版”については「日本の作家さんが脚本に入っているのは凄いことですよね。ワードセンスが今使われている言葉遣いを踏襲しているので日本の方が聞いてもリアルタイムで楽しめる掛け合いになっています! ネタバレになるので詳しくは言えないのですが、“それは翻訳ではなかなか出せない!”っていうセリフもあって、そういうところも楽しんでいただきたいなと思います」とアピール。
 畠中はルイージ役のこだわりについて「ルイージはお兄ちゃん(マリオ)にずっとヒーローであってほしいという気持ちを持っているんです。ルイージはマリオをずっと信じていて、それは本編で貫き通すべきと思ったので徹底しました。最後のシーンもありったけのお兄ちゃんありがとうの気持ちをこめて演じました」と説明。
 志田は、一番見て欲しいピーチ姫のシーンについて問われると「ゲーム上ではクッパに攫われてマリオに助けられるイメージが強いと思うのですが、映画では一味違ったピーチが全編に渡って繰り広げられていて、お姫様らしいところや勇ましいところなどいろんなピーチが凝縮されています。あと、ピーチだけ劇中でいろんな衣装を着てくれるんです。そういうところも楽しみにピーチをみていただけると嬉しいです」と映画で新境地を見せる“ピーチ姫の魅力”を語っていた。
 三宅は、悪役でありながら憎めないキャラクターのクッパの魅力について「誰もが知るラスボスじゃないですか。ただ、力一辺倒でいくわけにもいかないため苦労しました。収録のときの印象深いオーダーは“とにかくピーチだけを見ててくれ”ということ。頭の片隅や目の中心にもそえて、“ピーチ!”と。ただピーチへの愛が強すぎて大魔王を忘れて子供っぽくなってしまう場面もあり、相談しながら録り直して完成形になったので、かわいいクッパと怖いクッパを両方楽しんで欲しいと思います」と自信ありげに話していた。
 キノコ王国に初めて足を踏み入れたマリオを導くキノピオを演じた関は「僕がこだわったというよりは制作のスタッフの皆さんがとにかくマリオを愛していて、とてもあたたかいスタッフの方々で“僕たちの思っているキノピオを関さんにわかってもらって具現化したいんです”ということだったので、あーでもないこーでもないといいながら時間をかけて作り上げていきました。かわいくなりすぎないようにも意識して作っていきました。」とスタッフとのエピソードも明かしていた。
 パワフルな戦士でマリオとの共闘シーンも描かれるドンキーコングを演じた武田は「ドンキーコングはとてもパワフルだけど、性格はどこかしら子供っぽくて短気。そのキャラクターをそのまま受け取ってセリフにしてしまうと、怖いキャラにみえてしまうかもしれないということもあって、どこかしら愛嬌があるような、今まで愛されてきた、そしてこれからも愛されるドンキーコングをイメージして演じました」と話していた。
 アンバサダーの西野は、日本と世界での空前の大ヒットについて問われると「凄まじいですよね。そんな映画に携わらせていただいて嬉しいですし、映画を観たときに感じた“マリオってこうだったな”とか、“ゲームしていたからわかるな”って思ったポイントを皆さんと共有できて嬉しい気持ちになりました」と笑顔でコメント。豪華声優陣によって命が吹き込まれたキャラクターたちについて「イベントに登場されたときの皆さんのご挨拶と声を聞いて、ブワ~っとなりました。なかなかお会いできる方ではないので光栄です」と感動しきりの様子だった。
 やがて、マリオがキノコを食べてパワーアップすることができることにちなんで「“これがあればパワーアップする”というものは?」という質問が登壇者全員に投げかけられた。
畠中「プロテインです。最初は筋肉をつけるためにやっていたんですが味が好きです。バナナ味が好き」
三宅「今日は武田くんですね。なんか…自分が二人いるような気がして…」
武田「じゃあ僕は(三宅)健太さんです。収録中のときも、僕ら二人だけ出番がなくてスタジオ抜け出して、二人でずっと話していたんですよね」
関「キノピオ役だからキノコも好きですけど、ウニが好きなんです。高級だし、いただくとテンションが上がって元気になるんですけど、ちょうど50歳になりまして、最近はウニ食べるとパワーダウンするようになってきました…」
志田「集中したいときや頑張りたいときはプリンを食べます」
西野「音楽を聞くのが好きで毎日必ず聞きます。それこそ『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のサントラが好きで歌っています」
宮野「Nintendo Switchでマリオのレトロのゲームをやるのに改めてハマってしまって!童心に帰るというか、パワーアップするというか…。その気持ちでマリオカートをやったら八人中八位。でもノコノコ使ったら一位! マリオ役なのにノコノコ使いでした(笑)映画を観ると、懐かしかったころのマリオの動きとか音楽とかパワーアップの仕方とか出てくるんですよ。童心に帰ってまたゲームをすると、また何倍も映画の世界を楽しめるのではと思います!」
 マスコミ向けのフォトセッションでは「『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』!大ヒット!」の掛け声でくす玉を割り、登壇者と観客一体となって映画の大ヒットを祝福していた。
【累計興行収入の推移】
 2週目となるGW後半の週末興行では、5月5日~7日の3日間で、初週の金・土・日を34.2%も上回る24億7333万4910円を記録。週末興行の2週連続No.1を達成し、GW期間中には連日ハイペースで興行収入を積み上げ、10日間の累計で65億3873万0020円となった。
 また5週目に入った全米Box Officeにおいては、週末3日の興行収入は1860万0000ドル(約25億円 ※1ドル/134.88円換算)を上げ、新作映画に首位は譲ったものの、アメリカ国内での累計で5億1812万7705ドル(約700億円)を記録している(Box Office Mojo調べ/5月8日時点の暫定数値)。
 インターナショナル(北米を除く海外)では6億3717万1000ドル(約859億円)。全世界での累計は11億5529万8705ドル(約1558億円)となっている。

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