写真左上から時計回りに、辻野かなみ、坂井仁香、菅田愛貴、吉川ひより、小泉遥香、杏ジュリア

写真左上から時計回りに、辻野かなみ、坂井仁香、菅田愛貴、吉川ひより、小泉遥香、杏ジュリア

【超ときめき♡宣伝部
インタビュー】
鈍感な男子は
この曲を聴いて学んだらいい

今春から自身初の地上波冠番組がスタートし、6月からは全国10都市を回る初のホールツアーも開催。さらに7月には初の海外公演となるインドネシアのイベントに参戦と、超ときめき♡宣伝部(以下、超とき宣)の勢いが止まらない! 来年1月には横浜アリーナ2デイズ公演も決定し、ノンストップでときめきを届け続ける彼女たちから届いた新曲「LOVEイヤイヤ期」へ込めた想いを訊くべく、メンバー全員を直撃した。

自信満々で
“スターになります!”と言える
今だからこそ歌える曲

来年の1月27日と28日に開催予定の横浜アリーナ2デイズ公演が決まったあとに開催された今年1月の『スタプラアイドルフェスティバル~今宵、シンデレラグループが決まる~ powered by スタプラアイドルラジオ』(以下、『スタプラフェス』)で同会場のステージに立ちましたが、改めて何か感じたことはありましたか?

坂井
これまでは夢の中の話だったので、“私たちだって頑張れば横アリを埋められるよ”とフワフワした気持ちで思っていたんですけど、実際に横アリ公演を発表したあとにステージに立ってみたら“あれ? こんなに大きかったったっけ!?”という感覚になりました。『スタプラフェス』の時はももいろクローバーZさん、私立恵比寿中学さんなど、いろんなアイドルの方が集まっていたから満員になっていたけど、ここを私たち6人だけで満員にできるのかと思うと、正直言って想像がつかなかったです。それくらいに大きな会場なんだと再確認しました。
私はここを宣伝部員(ファンの呼称)さんでいっぱいにしたいという気持ちが大きくなりました。当日はパッと見ただけでモノノフ(ももいろクローバーZのファンの呼称)さんや他のグループのファンの方がいて、客席が宣伝部員さんだけではないのがすぐに分かったんです。だからこそ、逆にここを宣伝部員さんだけでいっぱいにして、その景色を見てみたい気持ちが出てきて。あと、このイベントで超とき宣のことを褒めてくれた方がたくさんいらっしゃったんです。今、超とき宣に注目してくれている方が多いんだということを実感したので、そういう人たちの期待にも応えたいと思います。
小泉
このイベントがあった日から約1年後に私たちはここに立つということが確定していたので、私もすごく実感が湧いてきました。まだ宣伝部員さんじゃない人に“私たちは1年後にここでやるんだぞ! 見とけ!”と意気込んだ気持ちでステージに立ちましたね。だけど、“見とけ!”と言いながら、ライヴが始まったらドヤ顔でパフォーマンスができたわけではなくて。昨年10月に幕張メッセ 幕張イベントホールで開催した『行くぜ!超ときめき♡宣伝部 in 幕張メッセ!~星をめざして~』はソールドアウトで迎えた公演だったから、YouTubeにも上がっている動画を観ても「人生最幸のメロディ」(ときめき♡宣伝部名義で2019年10月に発表したシングル「恋のシェイプアップ♡」【TYPE-C】収録)を歌い終わったあととか、ドヤ顔をしちゃっているんですよ。でも、『スタプラフェス』では初期の頃の私たちみたいに無我夢中で必死にパフォーマンスをしちゃっていて。まだ、横アリに余裕で立てる自分ではないんだと痛感しました。来年にはドヤ顔がきるようになっていたら成長したことになると思いますね。
吉川
横アリは楽屋へ行く途中にこれまでにライヴを開催したアーティストさんの名前がズラッと並んで書いてあるんです。2024年はまだアーティストの名前が書かれていないんですけど、そこに私たちの名前が載るんだと思ったら嬉しくて。横アリに自分たちのステージが用意されているという事実。そこにつながる“今”なんだと思ったら、本番までにどれだけ濃密な時間を過ごせるかがすごく重要だと思いましたね。どう見てもがむしゃらだけで埋められるような広さではないので、ライヴとかイベント、そのひとつひとつを絶対に取りこぼさないようにやっていくことが横アリ公演につながるのかなと。だから、何事も丁寧にやっていきたいです。
辻野
昨年、同じイベントに出させてもらった時に“いつか横アリに超とき宣で立ちたいね”ってカメラの前で言ったんですけど、その時は夢の話だったんです。だけど、夢が現実になることが決まってから横アリに立ってみたら、どこか落ち着きながらも緊張して足が震えている自分もいて。センターステージでパフォーマンスをさせてもらったんですが、そこから広がる景色を見たら、遠くの遠くまでお客さんがいるわけで。ここを宣伝部員さんで埋めつくせたら、また一歩、事務所の先輩アイドルさんに近づけるはずだから、絶対に横アリ公演を成功させてグループとして輝く未来に向かいたいと思います!
菅田
本当に会場が大きすぎてびっくりしました。新たな宣伝部員さんにこの会場へ来てもらうためには、いろんな条件をクリアーしなきゃいけないじゃないですか。まず、私たちを見つけて出会ってもらわなきゃいけない。そして、私たちを好きになってもらって、応援したい、会いたいと思ってもらう。そういういろんな条件をクリアーした人たちであの会場を満員にするのは、本当に大変なことだと思いました。なので、今後はメディアなどの露出をもっともっと増やしていって、いろんな人と出会って、私たちを知ってもらわなきゃいけないんですよね。

今回の新曲「LOVEイヤイヤ期」もたくさんの人に超とき宣を知ってもらうためのひとつのチャンスになりそうですね。

坂井
はい! この曲はタイトルに反して、恋する女の子の気持ちを真っ直ぐに表しているんです。今回の歌詞は具体的なことが書かれていて《ちょっと切りすぎた前髪に/萎えて君に電話 ハロー》とか、私もですがみなさんも自分とリンクする部分があるんじゃないかと思いますね。私たちは宣伝部員さんに想いを込めてこの曲をパフォーマンスしているので“こんなふうにみんなのことを思っているんだよ”という気持ちが伝わったら嬉しいです。本当に“私たちのことだけを見てくれなきゃイヤイヤよ!”なので(笑)。
何回も《イヤイヤよ!》と歌っているんですけど、この歌は女の子が彼のことをもっともっと好きになっちゃったからこそ感じるイヤイヤで、そこからこういう気持ちが生まれたんだということを男の子には分かってほしいと思います。なので、この曲を通じて私たちと宣伝部員さんもそうですが、カップルの方たちもお互いの絆や愛をさらにギュッと強めることができたらいいなと思います。

カップルソングというところでは「わがままプリンセス」(2022年11月発表のシングル「STAR」収録曲)も私から目を離しちゃダメという歌で、《不真面目トーク 怒りはピーク お仕置きだよ》という歌詞が出てきます。「LOVEイヤイヤ期」にも《悪い子にはお仕置きよ!》とお仕置きが出てくるんですよね。

吉川
私たちって、お仕置き女子なの!?(笑)
全員
(笑)
吉川
でも、恋する女の子って絶対にそういう気持ちを胸に秘めていると思うから、それを私たちが歌に乗せて届けているんです。こういう女子の気持ちに鈍感な男の子たちもいると思うので。

その気持ちを代弁して届けているのがこの曲だと。

吉川
そうです。だから、私は思うんですよ。鈍感な男子はこの曲を聴いて学んだらいいんです!
坂井
うん。学べると思う!
辻野
彼女の取扱説明書みたいな感じでね。《こまめに連絡くれないと/イヤイヤイヤイヤ》とか、本当に女の子の気持ちってこの歌詞のとおりなので。
吉川
私たちがキャッチーな曲に乗せて届けているから、いっぱい聴いてもらって“女の子はこんなふうに君のことを想っているんだよ”というのが伝わったらいいな。
小泉
私たちと宣伝部員さんとの関係で言うと、私たちは宣伝部員さんへの気持ちが重めだと思うんです。自分ではそんなつもりはないんですけど、“おはる(小泉遥香の愛称)ちゃんって気持ちが重めだよね”とよく言われるんですよね(笑)。さっき、ひとちゃん(坂井仁香の愛称)も言っていましたけど、超とき宣のことだけを見ててくれなきゃイヤイヤというのは本当にそのとおり。

他のアイドルへの浮気はやめてよと。

小泉
ダメですね! でも、他に可愛いアイドルさんもたくさんいるから仕方ないんですけど。でも、その中で自分たちが一番でありたいし、この6人の中でも自分が一番の推しであってほしいとメンバーはみんな思っていると思うの。で、この曲のとおりに私たちを一番に考えてくれないとイヤイヤです。

「すきっ!〜超ver〜」であれだけ《すき!》を連発したからこそ、次は…

小泉
“Give me love”です(笑顔)。

そう言いながらも、台詞パートには恋する女子の誰もが思っているキュンキュンする女心が詰まっていて、そこも可愛いんですよね。

菅田
そうなんです! 今回は特に台詞パートが多めなんですよね。ライヴでもここは盛り上がるんじゃないかと思っています。振り付けもBメロとかサビは一緒に踊れるようなものになっているので、みんなで踊ってくれたら嬉しいです。
坂井
この曲は全体的に踊りやすいよね?
菅田
ハートとか猫ちゃんポーズとか出てくるから、ぜひ真似してください!

そんな「LOVEイヤイヤ期」のMVの観どころは?

坂井
それぞれの“イヤイヤシチュエーション”を撮影しました。いつものMVは笑顔がメインですけど、今回は笑顔だけじゃないんです。
小泉
ひたすらカメラに向かって…
菅田
イヤイヤ!ってやりました(笑顔)。
坂井
そういうちょっとプンスカプンな私たちの表情が観どころです。
写真左上から時計回りに、辻野かなみ、坂井仁香、菅田愛貴、吉川ひより、小泉遥香、杏ジュリア
辻野かなみ
杏ジュリア
坂井仁香
小泉遥香
菅田愛貴
吉川ひより
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OKMusic編集部

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