【小倉 唯 インタビュー】
「秘密♡Melody」は
葛藤する気持ちをテーマに作詞した
不安ながらも前に進む
春にぴったりのメッセージ
また、カップリング曲「Caramel Ribbon...」も小倉さんの作詞ですね。テーマにしたことや、こだわった部分などを教えてください。
表題曲では表現しきれなかった恋する女の子の乙女心を、“キャラメル”や“リボン”という可愛らしい言葉を使って比喩的に描いてみたので、甘くて苦い、複雑な気持ちを表現しています。とにかく甘く可愛く、口ずさみたくなるような歌詞を目指しました。
もう1曲の「Wherever」は、バンドサウンドのさわやかさのある楽曲です。《大丈夫まだ先へ進むよ》《過去から今未来へ》など前向きな言葉が詰まっていますが、この曲にはどんなメッセージを込めましたか？
この曲は昔から私のいろいろな楽曲の作詞をしてくださっている磯谷佳江さんにオファーさせていただきました。アーティストとしても10周年を迎えた私自身の、今の繊細な気持ちなどを表現しようと思い、歌詞のイメージを事前にご相談させていただいて。なので、不安ながらも前に進んでいく部分は、春の季節にもぴったりなメッセージ性があって、聴いてくださるみなさんを励ませるような楽曲にもなるといいなと思っています。
また、わたゆり盤にはアニメEDテーマ「夢が覚めても」白鷺陽芽（CV：小倉 唯）＆綾小路美月（CV：上坂すみれ）を収録しています。おふたりのハーモニーも心地良いさわやかな楽曲ですが、この曲を最初に聴いた時の印象はいかがでしたか？
ふたりの気持ちが交差していくような、少し切なくも感じるメロディーと、美しいハーモニーが感じられる楽曲だなと思いました。
レコーディングはいかがでしたか？
先に美月がレコーディングしていたので、陽芽としては気持ちを重ねやすく、レコーディングもかなりスムーズでしたね。
上坂さんとこの曲について話をされたりもしたのでしょうか？
作品のインタビューを受けた際に、すみぺ（上坂すみれの愛称）と“エンディングらしいとても素敵な曲だよね”という話をしました。
上坂すみれさんとは姉妹役で共演することが多いそうですが、『わたゆり』では、陽芽ちゃんが美月を“お姉様”と呼ぶシーンもありますね。
これまでも何度か姉妹役で共演させていただいていて、そういった意味でも、シュヴェスターである姉をすみぺが演じるというのは、とても安心感があり嬉しかったです。お互いに知った仲なので、姉妹役を演じやすい部分はあったんじゃないかなと思います。
今作は4形態でリリースされます。初回盤B、通常盤は衣装が違いますが、それぞれどんなイメージで撮ったのか教えてください。
初回限定盤Bは『わたゆり』の世界観により近い、高貴で美しさを感じていただけるコンセプトになっています。童話のお姫様になったかのようなシチュエーションで、撮影も楽しかったです。通常盤ではポップな衣装やヘアスタイルに挑戦しているのですが、実はある可愛い秘密が…ぜひCDのブックレットを覗いてみてください！
そして、7月17日に大宮ソニックシティでライブを開催します。約2年振りのワンマンライブを開催するお気持ちは？
ファンクラブイベントでのミニライブなどはやっていたのですが、ワンマンライブの開催はかなり久し振りになるのでドキドキしています。アーティストデビュー10周年をみんなでお祝いできるような楽しいライブにできたらいいなぁと。10年の成長や軌跡も感じていただきたいですね。昔から応援してくださっている方も、最近知ってくださった方にも、楽しんでもらえるような内容にできたらと思っていますので、ぜひ遊びにいらしてください！
取材：榑林史章
「秘密♡Melody」MV
「秘密♡Melody」Dance ver.
「秘密♡Melody」MAKING ダイジェスト
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