三月のパンタシア 「青春を、暴く」
をテーマを掲げた新曲「ピアスを飲む
」 配信開始 

三月のパンタシアの新曲「ピアスを飲む」の配信が開始された。
「青春を、暴く」という新テーマを掲げて制作された本楽曲は、Twitterで公開していた、みあが書き下ろした小説を原案とし、作曲は栗山夕璃(Van de Shop)が手掛け、作詞は栗山とみあの共作となっている。
本楽曲に対して三月のパンタシア、みあからのコメントと、「ピアスを飲む」のあらすじも到着している。
■みあ(三月のパンタシア)コメント
三月のパンタシアはインディーズ時代から一貫して「淡くて切ない甘やかな憂鬱をはらんだ青春の情景」をモチーフにし、のちにそれを「ブルーポップ」と 提唱して音楽表現を続けてきた。
そういった中で、「このテーマは三パシの世界観にそぐわないかな」と選んでこなかった感情も存在する。たとえば、「人に知られたくないからなるべく隠し ている、強烈で理不尽な思慕」、「思慕が強すぎるゆえに滲みだす、人間の気持ち悪さや恐ろしさ」、「強すぎる愛情の先にある強い憎しみ」、といっ たエグみの強い、人間の暗くてどろっと濁った部分。
もちろんこれまでの作品にも、そういった楽曲がなきにしもあらずなわけだけど、それでもやや遠慮はあったように思う。その配慮を取っ払って、今後はも っと思い切って、そういった鮮やかな暗黒も曝け出してみたいのです。明るく爽やかな部分だけでない、暗部にもじっくりと肉薄しながら人間の多面性 を表現することで、青春、という得体の知れない情景をより解像度高く暴き出したい。 「ブルーポップ」という独自のジャンル性は変わらない。わたしは ポップミュージックが好きです。ブルーの彩度により幅広い明暗がもたせることは、物語に より深い色味を与えてくれると信じています。
青春を、暴く。
変わらないまま、けれどこれまで通りではない、ここからまたはじまる三月のパンタシアの物語を楽しんでもらえたら嬉しいです。
■「ピアスを飲む」あらすじ
「好き」って飽きてしまうんだっけ。 でも、私の「好き」は絶対に飽きることなんてないのに――。 好きだからこそ、君のすべてがほしい。 好きだからこそ、不平も不安も苛立ちも積もる。 好きが煮詰まりすぎて混乱しながらも、ただ君だけがほしくて、破滅的に溺れていく。これはある痛くて狂った愛の話。
ファン待望の新曲、存分に楽しんでいきたい。

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