"新生"ABSTRACT MASHに訊く 13年の
歳月を超えて放つ2ndアルバムができ
るまで

なんと、13年振りのニューアルバム。そして、メンバー個々の確かな成長を刻み込んだ新たなマスターピース。ABSTRACT MASHのセカンドアルバムは、ルーツであるメロディックパンクやエモ、パワーポップのサウンドに、エバーグリーンなメロディとポジティブなメッセージを乗せた素晴らしいロックアルバムだ。2011年から2018年までの活動休止を経て復活したバンドが、今だからこそ奏でる「俺たちの音」。ギタリストでコンポーザーの小林雄剛、ボーカルと作詞の村松拓に話を訊こう。
――13年振りのセカンドアルバムがついに完成しました。再始動から数えても、5年振りですか。
小林雄剛:最初はとりあえず、「ゆっくりやろう」という感じで始めたので。個人的には早く出したい気持ちもありましたけど、バンドとしてはそんなにガツガツしてなかったですね。だからちょっと期間が空いちゃったんですけど。
村松拓:先延ばしにしていたわけではないんですけど。新曲を作って、お客さんに見てほしい気持ちはもちろんあって。やっぱりバンドやってる意味というと、曲を作らないとね。
小林:うん。そこが大元だからね。
村松:そうしないと、バンドが循環しないので。で、コロナになったじゃないですか。クアトロ(渋谷/2020年2月)をやったあと、ライブができない時期が半年ぐらいあって、そこらへんからですね、ちょっとずつスイッチが入っていったのは。コロナ中で、外に出て飲めないからZOOMで集まってたんだけど。ミーティングしようよって。
小林:けっこうやったね。でもミーティングになってなかった。ただしゃべりたいだけだった(笑)。
村松:それで去年の夏ぐらいに、「集まるのはいいけど話が進まないじゃん」みたいな話になって。それまでも、前に進もうとして、おのおの考えてる部分はあったんですよ。音楽の方向性とか、リファレンスになるアーティストとか、雄剛からけっこう出ていて。それを聴いて「これをどう取り入れるか?」とか、やったりはしてたんだけど。なかなか進まなかったね。
小林:そこはバンドとして、「ゆっくり、楽しんでやろう」というのがあったから。でもやっぱり、アルバムという目標を作ることによって話が進んだから、目標は大事だなと思った。そこからリリースの日程を決めて、年末までには完パケしようと決めて、デモを作り直して、リハやって。
――夏に思い立って、年末までに曲を作って完パケまで行くって、相当忙しかったんじゃないですか。
小林:もともと既存曲なんですよ。基本的には、活休する前に作った曲たちなので。
村松:メジャーデビュー、決まってたんだよね。
――そうだったんだ。知らなかった。
村松:そうなんですよ。メジャーが決まってたけど、休止することになって、その話は一回なくなって。その時あった曲をもう一回アレンジし直して、という感じです。
小林:まあでも、アレンジはだいぶ変えて、違う曲ぐらい変えてると思うので。ほとんど新曲を作った感じですね。新曲も、間に合えばやりたかったんですけど、今回は漏れちゃいました。
村松:でも新曲ですよ。バンドで合わせてなかった曲もけっこうあるから。
――素晴らしいアルバムだと思います。メロディックやエモのルーツを踏まえつつ、90年代感や80年代感のある、普遍的なメロディがあって。
村松:もともとアブストって、90年代後半から2000年代前半のUKロックの若手というか、エモのバンドというか、そういう感じだと思ってたんですけど、このアルバムでその印象はだいぶ抜けたなと思っていて。要は、メンバー全員が今のビルボード(のチャート)に昇ってるような曲をけっこう聴くんで、世の中の風潮として80'sが流行ったり、今はまた90'sが来てる中で、僕らはリアルに80's、90's、00'sを聴いてきて、その影響が自然と盛り込まれてる。聴いてきた音楽がちゃんと消化できて、曲になってることをすごく感じるので、バンドとしてだいぶ成長したなと感じてます。
――間違いないです。よりエバーグリーンな、普遍的なロックバンドの方向に向かっている。
村松:けっこう、いいと思うんですけどね。グレアム(・コクソン/ブラー)っぽいギターとか弾いてるし。
――ああー。「Never Be Alone」とか、ブラーっぽさを感じたりしました。
村松:「Crash a Moment」にもちょっと感じるんですよね。ブラー感。オアシスじゃなくて。
――せっかくなのでそういう話も聞きたくて。以前どこかのインタビューで、結成当時影響を受けていたのはコープランド、ジャックス・マネキン、ラスト・デイズ・オブ・エイプリルとか、そういう名前を挙げていたのがすごく印象的で。ヘヴィな方向じゃなくて、美メロのエモというか、そのへんがABSTRACT MASHのスタート地点だったのかな?と。
小林:まさしくそうです。
――当時、ほかにどういうものが好きだったんですか。
小林:僕のルーツがUKなんで、今でもずっと影響を受け続けてるのは、U2とか、スノウ・パトロールとか、コールドプレイとかは、サウンドにすごい影響してると思います。あとはUKインディー、USインディーですね。ギターのスタイル的には、エディターズとかの影響があって、ちょっとメジャーな、開ける感じは、USから影響を受けていると思います。
――2000年前後って、その一方で、ガレージリバイバルのムーブメントもありましたよね。リバティーンズ、ホワイト・ストライプスあたりの。あのへんの影響は?
小林:あんまり通ってないです。一通りは聴いたんですけど、あんまりプレイには反映させてないです。聴くのは好きだけど、自分のプレイスタイルじゃないというものは、明らかにあるんですよね。僕のスタイルは一貫してあんまり変わってないので、ガレージ系の影響はたぶん受けなかったです。
――ギターの音もクリーンな感じですよね。一貫して、透明感のあるきれいな感じ。
小林:きれいな感じで、80'sの、ギターのコーラス(エフェクト)の感じだとか、シンセっぽい音色が好きなので。ジャンルの言い方で言うと、シューゲイザーなんですよね。今はあんまり言わないけど。
――パワーポップも入ってる気がしますけどね。ウィーザーとか。
小林:聴いてましたね。メロをポップにしたい時に、そういうギターサウンドに持って行きたい時はあるんで、たぶん影響は受けてます。フー・ファイターズの初期の、パワーポップ時代とか。あとアッシュとか、フィーダーとかも好きでした。フィーダーはたぶん、メンバーみんな好きなんですよ。僕も高校の時にドハマりしてて、登校中でも学校でもずっと聴いてて。
村松:早かったよね。セカンドぐらい?
小林:ファースト。最初に聴いた時は「スマパンじゃん」と思ったんだけど、重くないし、ポップだし、ずっと聴いてました。それはたぶん根幹に根付いてますね。
――拓さんもわりと趣味が近かったんですか。
村松:僕は邦楽を聴いてたんで、洋楽に関しては、アブストを始めてから雄剛の影響が大きいです。いろいろ教えてもらいましたね。僕から言うのは、たとえば「この曲アレンジどうする?」と聞かれたら、引っ張ってくるのはBRAHMANとかで、「ブレイクで、アルペジオで良くね?」とかは、そういうところから来てましたね、当時は。雄剛には、いろいろ教えてもらったな。ラストデイズはドハマりしたし、フィーダーもハマったし。雄剛は、ボーカルのスタイルが、うまいというよりはエモいボーカリストが好きなのか、そういうバンドが多かった。
小林:そうだね。
村松:僕がもともと聴いてたバンドも、歌がうまくてひけらかしてる奴はいらないでしょ、みたいな考え方で育ってきてたんで、そこが合致して、アブストのスタイルになっていたかもしれない。今考えると。
――でもゼロ年代当時は、同じタイプのバンドがあまり周りにいなかったような気がします。
村松:当時はいろいろ思ってました。同年代の人たちと対バンさせてもらったり、先輩のバンドを見に行ったりすると、だいたいみんな似たようなバンドなんですよ。すごい失礼な言い方ですけど。いわゆる流行りのミクスチャーとか、ELLEGARDENの影響を受けたバンドとか、あとはメロディックだとか、そういう枠から抜きん出ようとしている人たちがあんまりいない印象で。僕、就職してたんですけど、始めて半年ぐらいで「このバンド、いいわ」と思って、「他にいないわ」と思って、自分にもメンバーにも自信があったんで、ちゃんとやろうと思って仕事を辞めたんで。僕が今音楽をやれてるのは、このバンドのおかげですね。
――雄剛さんは、活動休止期間中も、このバンドは絶対続けていかなきゃという思いはあった?
小林:辞めることはないかなとは思ってました。僕の音楽人生の中で、普通に一部になってるんで、辞めれないかなという感じでやってます。メンバーとそういう話はしたことがないけど。「俺はそんなことねぇよ」とか言われたら超悲しいけど(笑)。
村松:それはないと思うよ。僕も人生の一部になってるし、暮らしの一部なんで。雄太も梨本も、そんなこと言わないだろうな。大丈夫だと思うよ。
――その後もみんな元気に音楽活動を続けて、13年振りにアルバムを作った。素敵なドラマだと思います。
村松:復帰してからはライブ活動が多かったから、バンドとしてはちょっと便秘状態というか、たまってるものを出し切ってない状態だったんで。今は健全な状態にようやく戻れて、これから現役のバンドにまたなっていける感じかなって、僕は思ってるんですけどね。これからABSTRACT MASHがどうなっていくか、自分自身も楽しみだし、もっと新しいこともきっとできるだろうし、深堀りもしていけるだろうし。ライブのスタイルも、もっともっと変えてもいいかもしれないし。
小林:そうだね。
村松:そういうのがすごい楽しみです。
――雄剛さんにとっては、今のABSTRACT MASHは、以前の続きの第二章という感じですか。それとも、新しく始まったものという感覚が強い?
小林:自分の中では、新しいものですね。やりたいことの感じが変わってきてるので、曲のイメージも全然変わってますから。「Silent Wheel」に関してはそこまで変えてないので、曲によりますけど。
――サウンド面で思ったのは、シンセ系の音、シーケンスの音をかなり使ってるなという印象があります。前はなかったですよね。
小林:前はほとんど使ってないですね。でもこれだけ年数が経って、DAWというか、DTMとして、データ持ち込みで行けるじゃないですか。ギターとシンセは全部自宅スタジオで録ってるんで、それをデータで持ち込めるから、好き勝手にできたというのは大きいです。自宅で作曲する時、編曲する時は、むしろ鍵盤をメインに弾いてるんで。そこは変わりましたね。
――当時からやりたくて、でもスキルとかお金とかいろんな意味でできなくて、今やっとできたのかなとか思いながら聴いてました。
小林:やりたかったけどできなかったことを、休止してる長い期間、ずっと練習してました。あんまり弾けないですけど、コードと、それをどう曲に入れ込むか?ぐらいはできるんで。
村松:「メンバーをもう一人入れるか」みたいな話も、何回かしたもんね。
小林:メンバーもしくはサポートで。見た目は別として、サウンド的にはそのほうが、確実にいいはずなんですよね。
村松:でも良かったよ、雄剛がやってくれて。「Tomorrow」とか、全部雄剛がやってるんですよ。メンバーは弾いてない。
――あ、そうなんですね。完全なダンストラックではあるけれど、そこまで振り切るとは。
小林:全部自宅で作りました。ベースサウンドも、(アルバムの)全般的に俺が音作りしてます。
――それは時代と機材の進歩のおかげですよね。間違いなく。
小林:それはすごく大きいですね。休止期間中にやっていた仕事で、データのやりとりが多かったのもけっこう身になったというか、結果的に良かったです。
――拓さん、あらためて、『SIGNALS』はどんなアルバムですか。
村松:歌詞で言うと、一曲一曲にストーリーがあるんですよ。ざっくり言うと、日記か、ストーリーか、説教か、歌詞ってざっくり三つぐらいに分かれると思うんですけど。
――ああー。なんとなくわかる気が。
村松:パーソナルか、ストーリーか、アジテーションか、って言い換えてもいいけど。僕はそれでなんとなく分けていて、バンドのスタイルはこうだよなって思うんですけど、今回はどっちかというとストーリーがあって、そこに人を扇動できるようなメッセージがこもっていると思っていて。このアルバムを聴いた人たちや、ライブで聴いた人たちの、暮らしとか気持ちとか、その一つ一つを祝福していきたいという気持ちがあるんですよ。肯定していきたいというか。聴いてくれた人の中で、そういうものになってくれたらうれしいなと思ってます。
――大きな変化として、以前は英詞だったのが、「Silent Wheel」以外はすべて日本語詞になりましたね。これは、最初からそうしようと決めていた?
村松:一回振り切りたかったんですね。個人的に、バンド活動も普段の生活もそうなんですけど、年々、日本語という言語に対する考え方が変わってきてるんですよ。若い頃に影響を受けたものをたどってきているところが、自分の中にあるんですけど、それは当時のメロディックシーンだったり。HUSKING BEE大好きだったし。HUSKING BEEも、途中で日本語に変わりましたよね。
――そうでしたね。
小林:そのパターン、多いよね。
村松:そこは、ライブ目線がすごく強くて。やっぱりライブでパンチがないと……ライブの醍醐味って、瞬間に感じるものだと思うんですよ。その瞬間に感じた気持ちがすごく大事になってくる。逆に言うと、意味がわかんない言葉で歌っても、届くものはあると思うんですけど、僕らが目指してるものって、(聴き手の)気持ちの中に芽生えたものを昇華させたり、個々が持ってるストーリーと自分たちが持ってるストーリーが同化して、昇華していくところへ持っていきたい、という気持ちがあるので。今回はそこ(日本語)にちゃんとシフトしてやったほうが、ABSTRACT MASHの持ってるストーリーとか、雄剛の持ってるメッセージとか、そういうものが映えるかなと思って、そっちに舵を切りました。
――すごく印象に残る歌詞が多いです。たとえば1曲目「Shelf Song」の<探した夢と書きかけのShelf Song>といったフレーズにも、バンドが再始動したストーリーを感じ取れる気がして。
村松:そこは特に意識しないで書いたんですけど、でも、そうですね、アブスト(の歌詞)だからこそ出てきたのかもしれない。
――<空がくれた辞書開いて書き足そう>とか、すごく前向きでいいなぁと。
小林:歌詞がすごくハマってて、良かったよ。全編そうだけど、これ(「Shelf Song」)は特に刺さり方がいい。
村松:……そうだ、思い出した。確かに「Shelf Song」は、めちゃめちゃABSTRACT MASHを意識して書きました。
――全体的に言葉がすごくポジティブで、「進んで行こう」という気迫をすごく感じます。今の拓さんの、バンドのメンタルがそうなんだろうなと思います。
村松:僕らの人間性ですかね。あんまりマイナスなことは口にしないように、年々なってきているので。大人になった、という言い方は違うかもしれないけど、少年性がなくなるんじゃなくて、精神の中身が大人になったというか、成長するってそういうことかなと思うし。人にマイナスの言葉を吐くと、それだけで空気が変わるし、その人が思ってないようなバッドなシチュエーションになったりするんで、そういう言葉の書き方はしたくないんですよね。たとえば、誰かの悲しい日記があったとして、そんなに大変な人生だったんだね、いろいろあったねって、感情移入はできても、そこからもう一回気持ちを奮い立たせて、プラスの方向に持っていくのは、その人の仕事になっちゃうじゃないですか。
――そうですね。
村松:だったら、「だから頑張ろう」まで書かないと、マイナスの言葉で終わっちゃう。「みんなそうでしょ」「楽しんで行こうぜ」って書いたほうが、今は好きですね。
――すごく伝わります。ABSTRACT MASHはそういう歌詞、そういう音楽だと思います。雄剛さん、サウンド的にうまくできたなっていう、特にお気に入りの曲は?
小林:今話しちゃいましたけど、「Shelf Song」はすごくいいと思います。「Silent Wheel」がシングルですけど、もう一つのシングルと言えるのが「Shelf Song」ですね。これは歌を録ってからギターとシンセを入れ替えたんですよ。良く録れたから、家でまた作り直して。
村松:イントロも付けて。
小林:そう。歌が良かったから、それにインスパイアされて、1曲目っぽく作り直して。今回、それができる環境があったのも良かったですね。録って、また家でいろいろできるというのが。
村松:僕も「Shelf Song」が好き。いろいろハマっていく感動がありました。あと、メンバーのプレーで好きなのは「Crash a Moment」「Never Be Alone」とか。
小林:「Crash a Moment」はベースがすごい。
村松:そうそう。「Never Be Alone」も、雄剛がどこを目指してたのかはわからないけど、ドリームポップのバンドが、初期に普通の編成でバンドやってるみたいな感じ? シューゲイザーには振り切らず、普通にバンドしてるみたいな感じがすごく好き。
小林:どの曲も、演奏は4人の良さがちゃんと出たと思います。
――せっかくだから、今ここにいない二人の良さについても語ってほしいです。ベース・梨本恒平、ドラムス・榊巻雄太。
小林:今言った2曲、「Crash a Moment」「Never Be Alone」は、二人の良さがめっちゃ出てると思います。だからこそいい曲に聴こえる。雄太は、ポップというか、幸せな感じが音に出るんで、それがすごくいいですね。テクニカルなドラマーという感じではないんですけど、音に明るさ、ポップさがあるのがすごくいい。それはバンドにすごく影響を与えているし、ライブでもあいつ、ずっと笑顔なんですよ。あれがバンドのカラーになっていて、無意識にみんな影響を受けるし、お客さんに伝わるし、すごくいいんですよね。梨本は……なんだろう?
――褒めてください(笑)。
小林:ナッシーは、最近痩せてかっこよくなりました(笑)。格闘家みたいな。一番アーティスティックなかっこよさがある。
村松:外タレ感あるよね。
小林:髭も生やしちゃって。ずっと一緒にいるから気づかなかったけど、「あれ?」って思うくらい変わりましたね。音の話じゃないですけど(笑)。
――いや、バンドマンにとってかっこいいというのはすごく大事な要素ではないかと。
小林:かっこいい担当です。
――そんなかっこいいメンバーがいるバンドが、13年振りに素晴らしいアルバムを出して、リリースツアーもやります。4月に千葉、5月に神戸と仙台、そして6月に東京。どんなライブになりそうですか。
村松:どうしようかな? バンドの編成自体が、4人は4人なんですけど、担当する楽器がちょっと変わりそうな感じがあるんで。シンベ(シンセベース)が入ったりとか。
小林:僕もシンセをどのぐらい弾くのか、拓もサンプラーを置くのか、とか。まだリハーサルに入れてないんで、これからという段階です。まあでも、楽しみではある。
村松:楽しみだね。
小林:けっこう、新しくなった感じはすると思います。昔の曲も、根幹は変えないですけど、サウンドのアプローチは変えるつもりです。曲によっては。そのほうが面白いかなと思うので。
村松:楽しみです。
小林:さっきも言いましたけど、ライブはみんな笑顔というか、楽しいを共有する感覚があるので。かっこよくありたいけど、そんなにかっこつけず、ニュートラルなところで楽しみたいし、楽しんでもらえたらと思います。

取材・文=宮本英夫 撮影=高田梓

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