L→R 咲人(Gu)、Ni〜ya(Ba)、YOMI(Vo)、RUKA(Dr)、柩(Gu)

L→R 咲人(Gu)、Ni〜ya(Ba)、YOMI(Vo)、RUKA(Dr)、柩(Gu)

【NIGHTMARE リコメンド】
今回のシングルは
“ポジティブなサヨナラ”がテーマ

夏を感じるような、
陽気なニュアンスを出すイメージ

 そして、今作を締め括る「1000 Days」は、ネイティブな雰囲気を放つ歌中とアッパーなサビパートのマッチングを活かしたナンバー。アッパーでいながら惹き込むような感覚もあるサビの仕上がりや《最下級の現実も 想い出に変えて/そう この瞬間を生きてゆく》と歌っている歌詞なども見逃せない。

「“1000 Days”というのはNIGHTMAREの活動休止から復活まで、そして復活後からコロナ禍になり、この曲を作った時期までがだいたい1000日になることが由来です。《最下級の~》という歌詞も含めて、ある種「FAREWELL」と近いテーマがあると思う。たぶん同じようなことばかり考えていたからでしょう。ただ、この曲は夏を感じるような、陽気なニュアンスを出すイメージでした」(咲人)

 Aメロは弾力感のある歌声でBメロは抒情的、サビは力強さとエモさを併せ持った歌というフレキシビリティーが光るYOMIのヴォーカル。リズミックな歌中とサビなどの重厚なコードワークの対比を活かした柩のギター。ワーミーを使ったプレイやレズリートーンなどで楽曲の世界観を深める咲人のギター。出だしのゴリッとしたベースとAメロ/サビなどのうねるベース、Bメロのハネたリフなど場面によってテイストを変えるNi〜yaのベース。心地良いビートや効果的なアプローチ替えでグルーブを牽引するRUKAのドラム。…など、この曲もハイクラスなプレイが散りばめられている。

「“歌が大好きだ”という気持ちを、この曲にぶつけました」(YOMI)

「音がカッコ良いと言ってもらえると嬉しいです。今回はアンプではなく、プラグインで音作りしてあります」(柩)

「この曲はワーミーを使って、完全に機械的なイメージでリフを作りました。1サビ終わりのソロはデモで弾いたニュアンスがすごく良かったので、そのトラックをそのまま使っています」(咲人)

「「1000 Day」はバンドインでガツンとくるようにしたいという咲人の狙いがあり、それに合わせてど頭のベースはローをカットしました。あと、この曲は珍しくアンプで、ベースの音を歪ませてみました」(Ni~ya)

「この曲も「FAREWELL」と同じく、咲人のデモになるべく忠実なドラムにしました。おそらく、ほとんど変えていないかな? Bメロの“4つ打ちキック+マーチングスネア”というリズム、良いですよね」(RUKA)

 トリプルA面のような印象を受ける「FAREWELL」。そんな同作を携えて3月から5月にかけて行なわれる全国ツアーにも期待を高めずにいられない。

「久しぶりに各地の小さなライヴハウスを回るので、楽しみです。しばらく行っていなかった地方などもありますし。体力の衰えも実感しそうで不安ですが(笑)。よろしくお願いします」(RUKA)

「久々のロングなライヴハウスツアーなので昔を思い出す感じと言いますか、“ライヴの楽しさって、やっぱこれだよね!”というような空間を作っていけたらなと思います」(咲人)

「かつて夢を追いかけて上京した者ですが、今は里帰りしたいと思えるようになりました。今回、久々に各地を巡ります。里帰りする気分で挑みます!」(Ni〜ya)

「久しぶりに行く場所がたくさんあるので、とても楽しみにしています。ライヴハウスらしい熱を感じるツアーになると思うので、とても楽しみです」(柩)

「今回のツアーに限らずだけど、自分達の音楽で少しでも闇を祓えるようなライヴにしようと思います。より最高なコンディションで、カッコ良い歌を届けたいなと思っています!」(YOMI)

取材:村上孝之

シングル「FAREWELL」2023年3月29日発売 littleHEARTS.Music
    • 【Type-A】(CD+DLトレカ)
    • LHMH-1040
    • ¥1,980(税込)
    • 【Type-B】(CD)
    • LHMH-1041
    • ¥1,650(税込)
    • 【Loppi・HMV限定盤:・YOMI ジャケットver.】(CD)
    • LHMHH-10026
    • ¥880(税込)
    • ※初回生産限定
    • 【Loppi・HMV限定盤:・柩 ジャケットver.】(CD)
    • LHMHH-10027
    • ¥880(税込)
    • ※初回生産限定
    • 【Loppi・HMV限定盤:咲人 ジャケットver.】(CD)
    • LHMHH-10028
    • ¥880(税込)
    • ※初回生産限定
    • 【Loppi・HMV限定盤:Ni~ya ジャケットver.】(CD)
    • LHMHH-10029
    • ¥880(税込)
    • ※初回生産限定
    • 【Loppi・HMV限定盤:RUKA ジャケットver.】(CD)
    • LHMHH-10030
    • ¥880(税込)
    • ※初回生産限定

ライヴ情報

『NIGHTMARE LIVE HOUSE TOUR 2023 FAREWELL TO SHADOWS』
3/25(土) 宮城・仙台MACANA
4/02(日) 神奈川・横浜BAY HALL
4/09(日) 北海道・札幌cube garden
4/11(火) 北海道・函館Culb COCOA
4/15(土) 大阪・umeda TRAD
4/16(日) 兵庫・神戸ハーバースタジオ
4/19(水) 香川・高松DIME
4/20(木) 愛媛・松山サロンキティ
4/22(土) 岡山・CRAZYMAMA KINGDOM
4/23(日) 広島・LIVE VANQUISH
4/29(土) 宮城・仙台Rensa
4/30(日) 岩手・盛岡CLUB CHANGE WAVE
5/03(水) 新潟・GOLDEN PIGS RED STAGE
5/06(土) 福岡・DRUM Be-1
5/07(日) 熊本・B.9 V1
5/09(火) 愛知・名古屋Electric Lady Land
5/14(日) 東京・ebisu LIQUIDROOM

NIGHTMARE プロフィール

ナイトメア:2023年結成に23周年を迎えたビジュアル系バンド。03年、シングル「-Believe-」でメジャーデビューを果たし、06年に発売されたシングル「the WORLD/アルミナ」がアニメ『DEATH NOTE』のテーマソングに起用され、オリコン週間チャート初登場5位を記録し、07年には初の日本武道館公演を実施する。16年にバンド活動を一時休止したが、20年の活動再開に伴い、2月11日に横浜アリーナにて『NIGHTMARE 20th Anniversary SPECIAL LIVE ”GIANIZM 〜再悪〜”』を開催し、完全復活を遂げる。同年10月にリリースした20th Anniversary 第一弾シングル「ink」がオリコン週間チャート初登場8位を記録し、同年12月には20周年ツアーファイナルを中野サンプラザで行なう。21年3月リリースの復活第2弾シングル「cry for the moon」がオリコン週間チャート3位(3/15付)を獲得。22年3月には7年振りのフルアルバム『NOX:LUX』をリリースし、充実のアルバムを引っ提げて全国ツアーを実施。同年11月には30枚目となるシングル「With」をリリース(アニメ『最後の召喚師 -The Last Summoner-』日本語吹替版オープング)、全国ツアーをTOYO DOME CITY HALL で締める。23年3月にシングル「FAREWELL」をリリ-スし、17箇所にわたる全国ツアーを敢行。ツアーファイナル恵比寿リキッドガーデンは押し寄せたファンの熱量が渦巻く歴史的なライヴとなった。NIGHTMARE オフィシャルHP

「FAREWELL」MV

OKMusic編集部

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