浅草九劇がクリエイターのために設立
したエンタメ賞 第4回・浅草九劇賞
を発表

株式会社レプロエンタテインメントが運営する劇場・浅草九劇が、第4回・浅草九劇賞を発表した。
浅草九劇賞とは、2017年3月に芸能の聖地である浅草に開業した劇場・浅草九劇が、「何かを創りたい!表現したい!発表したい!」というクリエイターのために設立したエンタメ賞。
今後の活躍に最も期待する作品・団体に贈られる【浅草九劇賞】、Twitterのリツィート数やいいね数を加味して、SNS上で公演の盛り上がりを見せた作品・団体に贈られる【タイムライン賞】、今後の活躍に最も期待する個人に贈られる【ホープスター賞】の3部門から構成され、期間内に浅草九劇で上演された作品・団体・出演者を対象に、各賞が選出される。
賞の選考委員は、【浅草九劇賞】【ホープスター賞】は、浅草九劇の運営元である株式会社レプロエンタテインメント、浅草九劇スタッフにより構成され、【タイムライン賞】は、一般の観客により選出され、浅草九劇の開業日である3月3日に毎年発表している。
今回発表された第4回は、2022年1月1日~12月31日までに、浅草九劇で上演された作品・団体・出演者が対象とされ、【浅草九劇賞】として、札幌座・道産子男闘呼倶楽部 共同制作公演(上演作品:『五月、忘れ去られた庭の片隅に花が咲く』)が決定した。【タイムライン賞】には、ミュージカル『春のめざめ』、【ホープスター賞】には、瀧澤翼(円神)が選出された。
【浅草九劇賞】
札幌座・道産子男闘呼倶楽部 共同制作公演
上演作品:「五月、忘れ去られた庭の片隅に花が咲く」演出 鄭 義信
副賞:浅草九劇の無料貸出(2023年4月1日から2027年3月31日まで の間で1週間~1カ月間)
『五月、忘れ去られた庭の片隅に花が咲く』 撮影:高橋克己
※道産子男闘呼倶楽部 犬飼 淳治 コメント
この度は札幌座・道産子男闘呼倶楽部共同制作公演「五月、忘れ去られた庭の片隅に花が咲く」が浅草九劇賞をいただき誠にありがとうございます。賞などとは無縁の団体だと思っていましたが、作・演出していただいた鄭義信さんをはじめ、共同制作の札幌座様、そして強靭なスタッフの皆様とが集結した結果受賞に至りました。
まだまだ演劇界では新参者ですが、これからも色々な作品に挑戦していきますので道産子男闘呼倶楽部を何卒宜しくお願いします。
【タイムライン賞】
ミュージカル「春のめざめ」演出 奥山 寛
『春のめざめ』
※演出 奥山寛 コメント
この度は、ミュージカル『春のめざめ』がタイムライン賞を頂くこととなり、心からの感謝と共に光栄に思います。
この作品が上演に至るまでは決して簡単ではなく、短い期間で製作陣、各クリエイティブチーム、カンパニー全員で創り上げました。コロナ禍にも関わらず、沢山のお客様にご観劇頂けて支えられた作品でございます。一般のお客様に選んで頂いたタイムライン賞は、今後の励みとなりました。これからも魅力的な作品に出会い、素晴らしいエンターテイメントを皆様にお届け出来るよう、精進してまいります。心より感謝を込めて。
【ホープスター賞】
瀧澤 翼 (ミュージカル『春のめざめ』、『九劇ミュージカル・コンサート Vol.1』出演)
副賞:2023年度・浅草九劇アンバサダー(2023年4月1日~2024年3月31日)
瀧澤翼(円神)
※瀧澤 翼(円神)コメント
こんな素敵な賞をいただけて、本当に嬉しいです! ありがとうございます。春のめざめは僕にとって初のミュージカルで人生が変わった作品でもあります。モーリッツというとても難しくて愛着が湧く役を演じ切ることができたのも本作や九劇に関わってくださった方々、そして観に来てくださった方々のおかげです。演劇やミュージカルで人の心が動かせる感動を、浅草九劇で味わえてとても幸せな時間を過ごさせていただきました。この名誉ある賞を糧にしてこれから先、精進していけたらなと思います。
また、第5回となる浅草九劇賞2023年では、九劇を利用した団体を応援するべく、劇場スタッフが選定する「浅草九劇賞」と観客投票により選定される「観客賞」の2つの賞を設立することが発表された。

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