伊藤健太郎主演、ニッポン放送×ノー
ミーツ 舞台『背信者』ゲネプロレポ
ート&舞台写真が到着

2023年3月3日(金)、ニッポン放送とストーリーレーベル「ノーミーツ」が共同制作する舞台『背信者』が開幕する。開幕に先駆けゲネプロが行われ、オフィシャルレポートならびに舞台写真が到着した。
『背信者』は、会えない時代に生まれ、「オンライン演劇」をはじめ、様々な方法で演劇やエンターテインメントの新しい物語と新しい届け方に挑戦してきた「ノーミーツ」が手掛ける初のリアルでの舞台作品。300年後の雑誌編集部『CAESAR』を舞台に「真実と虚構」をテーマにした物語が展開する。何が真実か、何が虚構なのか曖昧になった世界で真実を追い求める主人公を伊藤健太郎、作・演出は第65回岸田國士戯曲賞ノミネートの小御門優一郎(ノーミーツ)、プロデューサーは石井玄(ニッポン放送)が務める。
オフィシャルレポート
雑誌CAESARの第3588号の編集会議から舞台は始まる。CAESARが創刊されてから300年あまり、前号の発行部数は666万部を記録。記録は右肩上がりで増えていた。編集長のイザクラ(演:和田聰宏)、副編集長のアオタ(演:青山郁代)、編集員のオオシコウチ(演:相田周二(三四郎))、ミハラ(演:新田桃子)、デザイナーのババゾノ(演:石山蓮華)、営業のカンダ(演:上谷圭吾)、校閲のセキ(オツハタ)ら、CAESAR編集部の面々は今日も誌面の特集を考え、CAESARを売って売って売りまくる。
なぜ紙の雑誌がこんなにも売れるのか。その理由は25年前に起きた記録的な電子災害「ビッグ・クラック」にある。当時世界はありとあらゆる記録をデータにして保管しており、そんな中で起きた電子災害「ビッグ・クラック」は、すべての記録は吹き飛ばし、文明は数百年分後退した。その後、CAESARは失われた記録を綿密な取材で作られた誌面の特集によって蘇らせる役割を担い、人々はCAESARを読むことによって失われた記録を取り戻した。
そんなCAESAR編集部が恐れるのは、世界の真実を認定する機関・真理省。すべての記録が失われた世界で、何が正しく、何が誤っているのを決められるのは真理省だけであり、彼らにとってCAESARが垂れ流す不確かな情報は摘発の対象であり、何人ものCAESAR編集部員がこれまで消されてきたという。
CAESAR編集部の男・クスノキ(演:伊藤健太郎)は、誰よりも確かな真実の探究に情熱を捧げる男。彼は失われた記録を蘇らせるために、カメラマンのスナカメ(演:鍛治本大樹)と共に様々な場所へ取材に出かける。失われたシェイクスピアの戯曲を復元する劇団、失われた量子力学を復元する科学者、世界を疑う陰謀論者。彼らを取材するうちに、クスノキはある真実へと辿り着く…。
ある日、CAESAR編集部のもとに一人のパパラッチ・キリエ(演:田中真琴)が訪れる。彼女は、CAESAR編集部の誰もが持ち得ないとっておきのスクープを持ってくる。彼女の写真を掲載することになるCAESAR。しかし、彼女には別の目的があった…。
舞台『背信者』は、何が真実で、何が嘘か分からない不確かな世界で、信じられる真実を探す物語。クスノキが最後に見る真実とは一体何なのか。背信者とは一体誰なのか。いよいよ舞台の幕が上がる。

舞台『配信者』は3月3日(金)~8日(水)本多劇場にて上演。劇場チケットは当日券を除き完売。配信チケットは全ステージ販売中だ。また、3月3日(金)12:00から実施されたゲネプロの冒頭シーン計14分を生配信で公開。ノーミーツのYouTubeチャンネルでアーカイブを視聴可能だ。

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