羊文学の新曲、満島ひかり&三浦大知
&SOIL&"PIMP"SESSIONSのコラボなど、
今週注目の新作11曲を『New Music W
ednesday』が紹介

話題の新曲を最速で知れる、Spotifyの人気プレイリスト『New Music Wednesday』を、ナビゲーターの竹内琢也が深掘りするポッドキャスト『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』。SPICEでは、同番組で紹介されている、プレイリストだけでは知ることのできないエピソードや、Spotifyのエディター(プレイリストを構成している人たち)のこだわりをピックアップして掲載。今週は、羊文学がカバーに! 満島ひかりと三浦大知、SOIL&"PIMP"SESSIONSのコラボのほか、PEOPLE 1&菅原圭、海外からはザ・ウィークエンドとアリアナ・グランデというアツいコラボが続々! そしてヤングスキニーBBHFにしな、Wez Atlasの新曲、ゴリラズのニューアルバムなど、今週注目の新作11曲を紹介! また紹介アーティストが出演するライブやフェス情報も掲載しているので要チェック。番組への感想やリクエストは「#NMWミュージックアンドトーク」をつけてツイートを!
羊文学「永遠のブルー」
羊文学の新曲「永遠のブルー」がリリースになりました。今作は2月20日からオンエアされているドコモの新CMで使われている楽曲です。先週の『New Music Friday Japan』には蓮沼執太フィルが羊文学の「マヨイガ」をリワークした「マヨイガ -PHIL REWORK-」がリストイン。2021年8月にリリースされた羊文学のEP「you love」にはアナザーバージョン「マヨイガ with 蓮沼執太フィル」が収録されていますが、「マヨイガ -PHIL REWORK-」はニューアルバムのために新たにリワークされた1曲となっています。3月7日(火)からは、羊文学のドラマ書き下ろし楽曲「FOOL」を使用したドラマ『往生際の意味を知れ!』の放送がスタートすることが決定しています。
(この楽曲、控えめにいって最高じゃないでしょうか。羊文学の勢い止まらずという感じがします! 年明けにこの番組で公開したスペシャルインタビューは聴いてくださいましたか? お話がすごい面白かったので「新曲楽しみです!」と言ったら「かっこいいですよ」と言っていて、ミュージシャンとしてのその自信あふれる感じに痺れたんですが、曲を聴いてさらに痺れました。かっこいいです)
ひかりとだいち love SOIL&"PIMP SESSIONS"「eden」
満島ひかり、三浦大知、SOIL&”PIMP”SESSIONSがコラボした「eden」がリリースになりました。満島ひかりは自身のレーベル「Rhapsodies」を始動させており、今回レーベルの初の作品として沖縄アクターズスクールで出会い、Folderで共にデビューした盟友・三浦大知、そしてジャズバンドSOIL&”PIMP”SESSIONSとのコラボ楽曲をリリースしました。満島ひかりが作詞を手がけ、作曲とアレンジ、リミックスをSOIL&”PIMP”SESSIONSが担当しています。Spotifyでは日本の現行のソウルミュージックを特集するプレイリスト『Soul Music Japan』のカバーを飾っています。
(スーパーコラボ! 私はこのFolderがジャクソン5の「I Want You Back」を日本語でカバーしたバージョンが大好きで、ラジオでもむちゃくちゃかけました。和製マイケルジャクソンです! Spotifyでも聴けるので聴いたことない方はぜひ聴いてみてください! この二人はその後も仲が良く、その後はライブとかでも共演してますが、ふたりで楽曲をリリースするのはFolder以来じゃないですか?これからさらに、満島ひかりさんはより音楽活動も活発になっていきそう!)
Kan Sano「Go」
Kan Sanoの新曲「Go」がリリースになりました。自身の楽曲としては2022年4月にリリースしたアルバム『Tokyo State Of Mind』以来となります。今作は理美容業界を盛り上げるプロジェクト『The HAIR Movement For Challenge』とのコラボで、理容師や美容師、理美容学校の学⽣たちから募集されたメッセージをテーマにKan Sanoと理美容業界のトップランナー・LECO 内⽥聡⼀郎が対談した事がきっかけになり作成された楽曲です。
PEOPLE 1 feat. 菅原圭「Ratpark」
PEOPLE 1の新曲「Ratpark feat. 菅原圭」がリリースになりました。PEOPLE1は昨年リリースされたTVアニメ『チェンソーマン』エンディング・テーマ「DOGLAND」がSpotify上でもよく聴かれており、年明けにはTV番組『関ジャム 完全燃SHOW』の毎年恒例の人気企画「プロが選ぶ年間マイベスト10曲」にて、「紫陽花」が蔦谷好位置の1位に選出されています。今作はSpotifyが躍進を期待する次世代アーティスト『RADAR:Early Noise』に選出されたアーティスト同士のコラボで(PEOPLE 1は2021年、菅原圭は2022年)となります。Deuによるアクの強い低音ヴォーカルと菅原圭のエモーショナルかつエネルギッシュな歌唱が絡み合う楽曲です。
ザ・ウィークエンド、アリアナ・グランデ「Die For You - Remix」
ザ・ウィークエンドとアリアナ・グランデの「Die For You -Remix」がリリースになりました。この「Die For You」は2016年にリリースされたザ・ウィークエンドの大ヒットアルバム『Starboy』に収録されている楽曲。「Save Your Tears」のリミックス・バージョン、「Love Me Harder」、「off the table」など過去に何度かコラボレーションをしており、友人関係でもある二人の久々のコラボレーション楽曲となりました。アリアナ・グランデは2024年に第一部、2025年に第二部の公開が予定されている映画『ウィキッド』の撮影が忙しく(今作をほのめかすSNSの投稿でも14時間の撮影の後にバースを書いてレコーディングしていたことを明かしています)、楽曲のリリースから遠ざかっており、クリスマスソングを除くと2021年以来のリリースとなります。Spotifyではリリース後グローバルのトップ3にチャートイン、『New Music Friday Japan』でもよく聴かれ、『New Music Wednesday』にリストインしています。その他世界中のトレンドと日本の最新ヒット曲をまとめている『Hot Hits Japan』にリストインしています。
ゴリラズ「Tormenta(feat. Bad Bunny)」
ゴリラズのニューアルバム『Cracker Island』がリリースになりました。Spotify『New Music FridayJapan』ではカバーを飾り、パフォーマンスも良く『New Music Wednesday』にもリストインしています。2020年にリリースされた『Song Machine, Season One: Strange Timez』(UK2位、US12位)に続く8枚目のアルバムで、バッド・バニー、ベック、テーム・インパラ、サンダーキャット、スティーヴィー・ニックス、ブーティー・ブラウン、アデレエ・オモタヨらが客演参加、メイン・プロデューサーはアデルとの作業でも知られるグレッグ・カースティンが務めています。
元々ロンドンを拠点としているゴリラズですが、今作はカリフォルニア州に場所を移してアルバムが制作されており、スティーヴィー・ニックスやサンダーキャットなどカリフォルニアのアーティストが多く作品に参加しています。デビューアルバムをリリースして既に20年以上が経過しているゴリラズですが、2022年にはコーチェラのステージでビリー・アイリッシュとコラボしビリーが影響を公言したり、キャラクターを使ったバーチャル覆面音楽プロジェクトの元祖であるなど現在の音楽シーンとの相性も良く、時代と合致している感があります。今作はゴリラズらしい様々なアーティストとのジャンル横断的な楽曲が詰め込まれたアルバムで、『New Music Wednesday』にはバッド・バニーとの「Tormenta」がリストイン。ゴリラズにとっての新たなサウンドとも言えるラテン・アーティストとのコラボレーションです。
にしな「春一番」
にしなの新曲「春一番」がリリースになりました。この曲はradikoの新CM『音はつながる、あの頃と未来に。』のCMソングとして使われています。(卒業の季節を迎える人、そして先に続く人生を生きる人たちへ向けたささやかなエールも感じさせる曲になっていますね!)Spotifyでは日本の女性アーティストの歌を特集するプレイリスト『Women's Voice』のカバーも飾っています。
ヤングスキニー「ヒモと愛」
ヤングスキニーの新曲「ヒモと愛」がリリースになりました。ヤングスキニーは昨年SpotifyとTikTokが共同でアーティストを応援するプログラム『Buzz Tracker』の、マンスリーアーティストに選ばれ、年明けには2023年に躍進を期待する次世代アーティスト『RADAR:Early Noise 2023』にも選出。
今作は2022年5月に開催した自主企画ライブで初披露され、10月にリリースした「本当はね、」の会場限定盤には弾き語りのdemoとして収録された楽曲です。potifyではプレイリスト『RADAR:Early Noise』のカバーも飾っています。
Wez Atlas「Damn!」
Wez Atlasの新曲「Damn!」がリリースになりました。今作は以前もコラボもした日本人プロデューサーstarRoを招いての作品。多幸感あるサイケポップなトラックに、メロディアスなWez Atlasのラップがのるのが印象的です。3月には『SXSW』への出演も決定しています。(昨年は日系台湾人シンガーのmichel ko、日本とアイスランドをルーツに持つR&BシンガーのSagiri Sólとのコラボ楽曲「Too Good To Be True」、Helsinki Lambda Clubとのコラボ曲「Mystery Train(feat.Wez Atlas)」、VivaOla、Juaとのコラボ曲「GHOST」など多数番組でピックアップしました!)
BBHF「メガフォン」
BBHFの新曲「メガフォン」がリリースになりました。BBHFは昨年、6年ぶりに活動を再開したGalileo Galileiのメンバーを軸に結成された、尾崎雄貴(Vo.Gt)、尾崎和樹(Dr)、DAIKI(Gt)からなる3人組バンド。3月15日(水)に4曲入りEP「4PIES」をリリースする予定で、今作はそのEPからの先行配信トラックとなります。
この「メガフォン」は自分の快楽(フラストレーション発散、ストレス爆発)のために、支離滅裂なことをメガフォンで叫ぶイメージで書かれています。『RADAR: Early Noise 2023』にも選出されているFurui Rihoも参加。同じ北海道出身の彼らは過去にもコラボしています。
VivaOla、KRICK「REFERENCE - Original Mix-」
VivaOlaの新曲「REFERENCE - Original Mix-」がリリースになりました。プロデューサーのKRICKとのコラボレーションとなります。VivaOlaは、今週同じく『New Music Wednesday M+T Edition』で紹介したWez Atlasと同じアートコレクティヴ、Solgasaに所属しているアーティスト。Spotifyでよく聴かれている「Love you bad feat.YonYon」などR&Bボーカルの印象が強いVivaOlaですが、今作はキャリアの中でもダンスミュージックに強く接近したサウンドとなっており、Spotifyでは『Dance Pop:Japan』のカバーも飾っています。この「REFERENCE - Original Mix-」が収録されている「REFERENCES-EP」という形でリリースしており、voquote、Sakepnk、そしてKRICKのセルフリミックスも収録されています。
文=竹内琢也、Y.SHOGO

『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』とは……
毎週水曜日に、その週リリースされた注目の新曲を中心に更新される、Spotifyのプレイリスト『New Music Wednesday』をさらに深掘りするSpotify公式ポッドキャスト。この番組をチェックすると話題の新曲をいち早く、そして詳しく知ることができて、今の音楽シーンがまるわかりに。あなたの通勤、通学、スキマ時間に無料で聴くことができるので是非チェックを。また番組では、Spotifyアプリの「Q&A」からメッセージやリクエストも募集中。あなたのオススメ曲や思い出ソングが紹介されるかも!? 番組への感想やリクエストは「#NMWミュージックアンドトーク」をつけてツイートを!
メッセージテーマは「愛する3ピースバンドは?」

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