NOA

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【NOA インタビュー】
制作中は本当に悩んだけど、
結果的にすごく満足のいく
一枚になった

ドラマ『君の花になる』に出演し、8LOOMのメンバーとして大きな話題となったNOA。ついに自身初となるアルバム『NO.A』が完成! 作詞作曲だけでなく、パフォーマンスもこなす彼が今作で表現したかったこと、さらにこの一年の大きなステージでの経験で得たことなどを語ってもらった。

ステージに立つことに幸せを感じている

この一年、『SUMMER SONIC 2022』や『GMO SONIC 2023』など、大きなフェスへの出演が続きましたよね。8LOOMでの活動もあった中で、大きな心境の変化があったのではないでしょうか?

デビューしてからの2年間はコロナ禍で、お客さんの前に立つことが難しかったんです。でも、『SUMMER SONIC』に出させていただいた頃から少しずつ状況が良くなっていて、先日の『GMO SONIC』では声出しもOKになり、大きな会場も経験できて、本当に幸せを感じる瞬間が増えました。さらに、このふたつのフェスだけでもお客さんの層がまったく違ったんですが、それでも曲が伝わっていることを実感できただけでなく、そのあとに“ハマりました”というメッセージなどをいただくことがあったんです。それはすごく嬉しかったですし、改めて音楽をやっていて良かったって思いました。

『SUMMER SONIC』でのビーチステージでのライヴはとても気持ち良さそうでしたね!

本当に最高でした。実はコロナ禍になる前の2019年に、お客さんとして初めて『SUMMER SONIC』に行かせていただいて、コロナ禍が開けたらまた行きたいと思っていたんです。そしたら、まさか出演者側になっていたので、めちゃくちゃ嬉しかったですね。あとは、『GMO SONIC』は8LOOMで活動していた時間を挟んでいたので、久しぶりにひとりで出るステージだったんです。なので、感じる責任の大きさが分散されないぶん、ものすごく緊張したんですよ。でも、2曲目を終えてMCをした時に、お客さんの大きな声を聞いて、ものすごく温かい気持ちになれたんです。そこで緊張も抑えられて、いいライヴをすることができました。

大きなステージでライヴを経験したからこそ届けたい曲も出てきますよね。

そうですね。まさに「Purple Sky」がそんな想いで作った曲なんです。この曲は昨年3月に2年振りに開催したファンミーティングの時に、“みんなで一緒に曲を感じられたら幸せなんだろうな”って思いながら作ったので、さいたまスーパーアリーナという大きなステージでスマホのライトに照らされながら歌えた時は、“アーティストって最高!”って思いました(笑)。

乗せたいリリックも変わってくるのではないですか?

変わりましたね。日々感じるものも変わりますし、僕が曲を書く時って自分のためよりかは、届けたい相手がいるからこそ書けるんです。曲をリリースすること自体、届ける方法のひとつとして大きなことですが、みんなを目の前にして歌って届けるということは、本当に意味があると思いました。

その“届ける”という意味で、パフォーマンスも大事にされていますよね。

そうですね。常にパフォーマンスではいろんなことを意識しています。『GMO SONIC』に関してはものすごく大きな会場だったこともあり、8LOOMでファンになってくれた方もたくさん来ていただいていたので、ギャップを見せたかったんです。ダンサーも8人にして、よりアーティスト性を強めた構成にしました。

ひとりで作詞作曲、さらにパフォーマンスとなると負荷が多いですよね。

多いですね。それに、僕は神経質なので細かくチェックしなくちゃダメなんです。でも、それがクオリティーにつながってくるので、どんどん高めていきたいですね。

プライベートでも神経質なんですか?

はい(笑)。部屋のアクセサリーを置いている場所に香水やリップなどがあるんですが、置き方や位置を気にしちゃうんですよ。ちょっとでもずれていると気持ち悪くなるんです。

ショップ店員向きですね(笑)。

そうです、そうです(笑)。パッと観た時に揃っているほうが気持ちが良いんですよ。とはいえ、今は忙しくてなかなか掃除が行き届いていないんですけどね(苦笑)。
NOA
アルバム『NO.A』【初回限定盤A】(CD+DVD)
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OKMusic編集部

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