日本版・炭治郎役の花江夏樹、英語版・炭治郎役のZach Aguilarが対面

日本版・炭治郎役の花江夏樹、英語版・炭治郎役のZach Aguilarが対面

映画「鬼滅の刃」ロサンゼルス舞台挨
拶で“日米の炭治郎”が初共演 花江
夏樹が英語版キャストにエール

日本版・炭治郎役の花江夏樹、英語版・炭治郎役のZach Aguilarが対面(c)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable ワールドツアー上映中の「『鬼滅の刃』上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」の舞台挨拶が、2月19日(現地時間18日)に米ロサンゼルスで開催。主人公・炭治郎役の花江夏樹、英語版で炭治郎役を務めたZach Aguilarが登壇し、“日米の炭治郎”が初めて顔をそろえた。
 「初めて顔を合わせた印象」を問われた花江は「とても良い方だと思いました。話している時にすごい子犬のようなキラキラした目で僕のことを見つめてくるんです(笑)」と告白。Zachも「ずっと花江さんの声を追いかけて演じてきたので、(お会いできたことが)本当に信じられません。(花江さんは)信じられないほど才能があり、とても親切で思慮深く、炭治郎のように本当に素晴らしいお手本となるような人です。彼と会って話ができたことは本当に素晴らしいことで、これからもっともっと彼を知ることができるのが楽しみです」と喜びを述べた。
(c)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable 今作は、2021~22年に放送された「鬼滅の刃 遊郭編」のクライマックスである第10、11話と、4月からスタートする第3期「刀鍛冶の里編」の第1話(1時間スペシャル)で構成されている。
 Zachは「遊郭編」の第10、11話の映像を初めて見た時のことを振り返り、「花江さんの演技を聞くたびに、尊敬の念が湧いてきました。あの叫び声を聞くだけで私はただ、“素晴らしい”としか思えなかったのです。この人は鋼鉄の肺を持っているに違いないと(笑)。あの演技を真似しようと思っただけでも、間違いなく難しい」と花江の演技を称賛。一方の花江は、これから「刀鍛冶の里編」のアフレコに入るというZachに「炭治郎から感じたことを本当に炭治郎として発してくれれば僕をあんまり気にせずに、自分の炭治郎を貫いていただければいいなと思っています」とエールを送った。
(c)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable イベント会場となったオルフェウム・シアターが建てられたのは、「鬼滅の刃」の舞台である大正時代と同じ時期。そんな由緒ある建物の前に、キャラクターのコスプレやグッズを身に着けたファンが行列を作り、舞台挨拶がはじまると、会場がゆれるほどの大きな歓声に包まれた。花江は「ファーストシーズン(竈門炭治郎 立志編)の時は日本の映画館で今より少ない館数で上映していたのが、気づけばこうして世界に広がっていくのが本当にうれしく思っています」と集まったファンに感謝を伝えた。
 この日は、ワールドツアーの開幕を祝して、Aimerによる生歌唱パフォーマンスも実施された。スクリーンに宇髄天元のアクション満載の戦闘シーンが映し出され、遊郭編のオープニング曲「残響散歌」が披露されると、観客は手を挙げて大合唱。花江は「That was amazing!」と英語で、Zachは「すごい!」と日本語で興奮を表現し、場内をさらに盛り上げた。
 「『鬼滅の刃』上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」は、「ワールドツアー上映」として、95の国と地域で順次上映される。2月25日にパリ、2月26日にベルリン、3月4日にメキシコシティ、3月11日にソウル、3月19日に台北で舞台挨拶が行われる。

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