木津つばさ、高橋健介らが登壇 舞台
『地獄楽』囲み取材&ゲネプロオフィ
シャルレポート到着

2023年2月16日(木)~26日(日)ヒューリックホール東京にて上演の舞台『地獄楽』の公開ゲネプロが行われ、木津つばさ(画眉丸役)、白本彩奈(山田浅ェ門 佐切役)、松島勇之介(亜左 弔兵衛役)、田淵累生(山田浅ェ門 桐馬役)、高橋健介(天仙役)による囲み取材が実施された。また、舞台『地獄楽』千秋楽公演(26日17時半公演)を収録したBlu-ray/DVDの発売も決定した。

2月16日(木)ヒューリックホール東京にて舞台『地獄楽』の初日の幕が開いた。本作は、賀来ゆうじ原作コミック「地獄楽」(集英社 ジャンプ コミックス刊 全13巻)初となる舞台化作品。かつて石隠れ最強の忍として恐れられた囚われの死罪人“画眉丸”(木津つばさ)は、打ち首執行人を務める“山田浅ェ門 佐切”(白本彩奈)から無罪放免になるための条件として、『極楽浄土と噂される島 “神仙郷”から“不老不死の仙薬”を持ち帰ること。』を突きつけられ、画眉丸は最愛の妻と再会するため、佐切とともに島へ向かうことを決意する。
(c)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ
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島には2人のほかにも、無罪放免をかけ仙薬を求める“死罪人”、そして、死罪人を見張り、監視する役目を持った“打ち首執行人”が仙薬を求め続々と上陸する。兄弟の絆で結ばれた、亜左 弔兵衛(松島勇之介)&山田浅ェ門 桐馬(田淵累生)をはじめ、杠(太田夢莉)&山田浅ェ門 仙汰(森さとる)、民谷 巌鉄斎(郷本直也)&山田浅ェ門 付知(宮崎湧)、ヌルガイ(吉浜あずさ)&山田浅ェ門 典坐(飯山裕太)、典坐の師匠である、山田浅ェ門 士遠(中村太郎)。個性あふれる面々が登場し、ぶつかりあい、時には共闘しながら“神仙郷”の驚異に立ち向かう。
(c)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ
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島では未知の化物や 謎多き仙人たちー"天仙"(高橋健介)など、様々な人物が待ち受け、生死を賭けた戦いがいたるところで繰り広げられていく。画眉丸&佐切は、謎の少女・メイ(澤田理央※) と出会い、“神仙郷”の謎に近づいていくがー。生と死の狭間でもがき、彼らが手にする答えとは!?物語の結末はぜひ舞台でご覧いただきたい。
(※メイは高乘蒼葉とのWキャスト。16日公演では澤田が出演)
(c)賀来ゆうじ/集英社・エイベックスピクチャーズ
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ゲネプロ前に実施された囲み取材では、木津つばさ(画眉丸役)、白本彩奈(山田浅ェ門 佐切役)、松島勇之介(亜左 弔兵衛役)、田淵累生(山田浅ェ門 桐馬役)、高橋健介(天仙役)が登場。
「稽古の段階で誰1人欠けずにここまでこれたことは奇跡(松島)」と、まずは無事、開幕の時を迎えられた喜びを語ると、公演の1番の魅力であり、チャレンジでもあった「アクション」や「殺陣」についてのエピソードが飛び出した。通常の稽古より前に“事前アクション稽古”を実施し、“2シーンに1回は登場する”という殺陣シーンに向けて、しっかりと鍛錬を重ねた様子が語られた。
キャラクター同士の間で芽生える様々な”絆”が魅力のひとつでもある本作。
お互いについて、画眉丸を演じる木津は「(佐切役の白本さんについて)こんなにもピッタリな人がいたんだ!」と驚きながらも、稽古で時間を重ねるにつれて、「今では諭してくれるおかん(お母さん)のようです。(笑)」と面倒見の良さふくめ、まるで佐切のような白本に信頼を寄せる様子が見受けられた。
また、兄弟役を演じる松島勇之介、田淵累生の2人は、お互いについて、「稽古を通じて、何をやっても許される信頼関係を築くことができた(松島)」、「いかなる時もチャレンジし、空き時間もずっと台詞や殺陣の練習をしている、そんな姿を尊敬の思いで見ていた(田淵)」と語り、まさに物語に登場する亜左兄弟のような、確かな絆を語った。
ほかにも、民谷 巌鉄斎(郷本直也)&山田浅ェ門 付知(宮崎湧)の微笑ましいシーン、山田浅ェ門 士遠(中村太郎)&山田浅ェ門 典坐(飯山裕太)&ヌルガイ(吉浜あずさ)、師弟のアツい絆など、それぞれのみどころを語っていく中で、天仙役の高橋健介が「2人1組での役づくりがうらやましい」と本音を漏らす姿も。と、いうのも、高橋は氣(タオ)の力で様々な姿に変化する天仙を、声色を変えながら1人7役に挑戦。時には男女の声色も入れ替えながら、見事な演技を披露した。
そのほか、メイ(澤田理央・高乘蒼葉 ※Wキャスト)の可愛らしい演技など、キャラクターならではの魅力も飛び出したほか、「山田浅ェ門 仙汰を演じる森さとるは、役のために13キロ増量したらしい」という、役作りについての驚きのエピソードが飛び出した。
本公演では、舞台背景に美しく映し出される極彩色の映像、香りによる空間演出など、五感の全てで体感できる演出も随所に散りばめられており、高橋は「皆さんの目・耳・鼻、全てを使って、会場全体を巻き込んだ舞台をお楽しみいただきたい」と見どころを語った。
最後に、これからはじまる全14公演に向けて、木津・白本より「今日までつくりあげたものが間違いなかったと思えるように、みんなでエネルギーを交換しあって、全力で佐切を生きたい(白本)」、「熱く熱く作品に向き合い、“地獄楽”を知らない人も、大好きな人も、全ての人が楽しめる作品にしていきたい(木津)」と意気込みが語られた。
メインキャストのほぼ全員が挑戦したアクションや殺陣は舞台上を飛び出し客席でも披露された。間近で体感するアクション、舞台を彩る映像、香りによる空間演出、コンテンポラリーダンスの美しく優雅な舞、生演奏による楽器の音色、全てが融合し、“地獄楽”の怪しくも美麗な世界観が表現された本作。死罪人と打ち首執行人、通じ合うはずのない2人が困難な旅路の中で築いていく“絆”を描いた美しき物語、それを表現する気迫に満ちた演技にも注目だ。
本公演は26日(日)まで開催され、千秋楽公演(26日)は2公演ともに生配信も行われる。

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