麻雀イメージ

麻雀イメージ

32人全解説!『Mリーグ』屈指のMリー
ガーの人柄と麻雀戦術

大ブームになっているMリーグ 水曜日を除く平日19時からAbemaTVで放送されている『Mリーグ』。各麻雀団体のトッププロたちがチームを組み、団体の垣根を超えてハイレベルな対戦を繰り広げている。
 この『Mリーグ』は盛り上げ重視の実況と丁寧な解説により麻雀の初心者でも楽しめるのが特徴。しかし、出場選手の性格、そして麻雀のスタイルを知れば、『Mリーグ』をもっともっと楽しむことが可能なのだ。
 本記事では以下、Mリーガー32人の特徴を紹介。これを読めばアナタも明日から知ったようなことが言えるぞ!!
赤坂ドリブンズ・EX風林火山・KADOKAWA・KONAMI…園田賢(赤坂ドリブンズ)
 とにかくよく喋る関西のおっちゃん。だが話す言葉は標準語。灘高出身の頭脳を活用し、細かい期待値を追及していくチリも積もればタイプの雀士。しかし、頑張って貯めたチリを相手の豪運で一瞬で吹き飛ばされるシーンをよく見かける。とにかくよく喋る。

村上淳(赤坂ドリブンズ)
 丸々とした恰幅にヒゲが可愛いマスコット的おじさんで、美人が集まる『Mリーグ』の中でも一番可愛いと噂されている。雀風はデジタルで理論に基づいた打牌を好むが、リアルの方では最近までパソコンを持っていないというアナログ派だった。一筒に似ている。

鈴木たろう(赤坂ドリブンズ)
 戦術的引き出しの圧倒的な多さで、数多のプロ雀士に影響を与えたトッププロ。かつて団体の最高タイトルである雀王を3連覇したりと実績十分。麻雀界は「鈴木」に有名プロが多いので、「たろう」と呼ばれている。料理が好きだが、そのキャラは松ヶ瀬プロに奪われた。

丸山奏子(赤坂ドリブンズ)
 プロ入り2年目、雀歴6年目ながら、将来性を見込まれMリーグ入りを果たしたシンデレラガール。150センチに満たない小柄で、雀卓に座ると一人だけ姿が見えないことがある。チームメイトの理論派3人から麻雀を教えられているらしいが、反して打ち筋は素直で豪快。

二階堂亜樹(EX風林火山)
 長年麻雀界を支えてきた女流プロ。恥ずかしい放銃がない王道スタイルで、見た目も麻雀もテレビ映えする。姉の瑠美とも仲が良さそうで2人でYouTubeチャンネルを運営。長年守備派として知られていたが、今年は攻撃的な麻雀にフォームチェンジ中らしい。

勝又健志(EX風林火山)
 麻雀IQ220と称される頭脳派。理牌されていない面前清一を1秒見ただけで待ちを答えるという、気持ち悪い特技を持っている。寡黙で怖そうに見えるが、かなりの褒められたがり屋でファインプレイをした際は我慢できずに自ら自慢してしまう人間らしい一面も。

松ヶ瀬隆弥(EX風林火山)
 全Mリーガーの中で唯一ドラフトではなくオーディションで勝ち残って選ばれた選手。そのため、常にクビになる覚悟を持って対局に挑んでいるらしい。プロレスラーみたいな髪型と体格でプロレスと料理が好き。そのまま! 彼の捌いたイクラを食べるとトップを取れる。

二階堂留美(EX風林火山)
 二階堂亜樹の姉。ド派手な髪型に目を奪われるが、それより目をひくのが顔芸。困った時、嬉しい時、悩んだ時など、今どういう心境なのか表情をコロコロ変えて視聴者に教えてくれる。打牌については、いつも麻雀マニアから批判されていて可哀想。麻雀は何を切ってもいいんです。

内川幸太郎(KADOKAWAサクライナイツ)
 四暗刻単騎放銃でMリーグ史に名を刻んだ漢。この時放銃した牌が「西」だったため、西川さんと呼ばれている。このシーンはCMや『アメトーーク』でも繰り返し放送されるため、ほぼ毎日「西」で32000点を失っている。「西」のせいで雀風について書くスペースがなくなった。

岡田紗佳(KADOKAWAサクライナイツ)
 役満ボディと称されるモデルさんだが、「顔は5200点」(本人談)。いやいや、6400点はあるだろう。麻雀は繊細な一方で華もあり、放送対局で国士無双13面待ちや九蓮宝燈(小島武夫と同じ形)をアガっている。白鳥プロと付き合っていたことも有名。

堀慎吾(KADOKAWAサクライナイツ)
 ビッグマウスで自分を一番強いと思っているが、実際に強い。攻撃的なのに読みを入れ漫画みたいなビタ止めを多く見せてくれる。ただ麻雀以外はからっきしで、チームスポンサーがEDWINなのにリーバイスのジーパンを愛用していたり、浮世離れした話が腐るほどある。

渋川難波(KADOKAWAサクライナイツ)
 わかりやすい解説が好評でドラフト指名。解説ではいつも正解を導き出すのに、なぜか実際の対局になると正解率は45%ほどに急落すると、堀プロから痛いところを突かれたことも。これは2人が仲が良いゆえのイジリで、麻雀のスタイルも近しい。

佐々木寿人(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
 リーチ超人と呼ばれる村上プロよりもリーチを打ちまくっている。そのシンプルかつ初心者でも楽しめる打ち筋にファンが多い。あまり考えすぎない性格なのか打牌スピードもとにかく早い。逆に彼が少考した時は、それほど難しい牌姿ということだ。太田光に冴えない顔と言われていた。

高宮まり(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
 とにかく豪快な麻雀で、高打点、派手な手役をたくさん見せてくれる。楽屋で佐々木プロに教えを請う姿がよく見られるので、彼の影響か? 全く関係ないが、髪の毛の量が多く、おじさんの麻雀ファンから羨望の眼差しを受けている。ついでにド天然。

伊達朱里紗(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
 プロ歴3年目ならが、既に昭和の麻雀打ちのような貫禄を漂わせる。昨年は四暗刻テンパイから相手のアタリ牌をひかされて降りたり、2023年は初役満をあがったり、珍しい地和をテンパイしたりと「持っている」一方で、勉強会にも熱心に参加する向上心の塊。

滝沢和典(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
 教科書ような打ち筋と、美しい牌さばきでお手本にすべきプロ。かつてのトッププロだったが、Mリーグ発足前あたりから極度のスランプに。結局ドラフトされるも知名度だけで選ばれたと批判された経験も。しかし、そこから大復活&大活躍。この復活劇に勇気をもらったファンも多い。
渋谷ABEMAS・セガサミー・TEAM RAIDEN・U-NEXT…多井隆晴(渋谷ABEMAS)
 運の要素が大きいと言われる麻雀において、4年連続で+200ptを記録している現役最強雀士。守備が非常に固いのにアガリ率も高い、まさに理想のスタイルを確立している。よくハイブランドの服を着ているがあまり似合っておらず、同僚の白鳥プロに度々奪われている。

白鳥翔(渋谷ABEMAS)
 金髪、色白、中性的、イケメン。そのため、腐女子ファンからよくBL妄想をされている。打牌傾向は多井プロに似ており、実際よく麻雀を教えてもらう関係らしい。最近Mリーガーの検討配信が流行中だが、個人的に白鳥プロの検討が一番親切だと思う。おすすめです。

松本吉弘(渋谷ABEMAS)
 ツーブロックに剃り込みが入っており見た目は完全にチンピラだが、YouTube配信で無邪気なリアクション芸を披露し大人気に。麻雀スタイルは「ベストバランス」。攻撃的すぎず守りすぎずで、まさにお手本。初心者は松本プロと打牌が同じになるか注意しながら見るといいだろう。

日向藍子(渋谷ABEMAS)
 アニメ声が可愛らしく、日向プロが「ツモ」の発声をしたら、コメント欄に「チュモ」と書き込もう。また、対局前後のお辞儀が異常に深いことでも有名で、雀卓に頭がめりこむ姿にも注目してほしい。ラスを嫌う堅実な麻雀がウリ。娘を溺愛するママでもある。

魚谷侑未(セガサミーフェニックス)
 長年女流最強と言われてきたが、男女混合の十段戦で史上初の女流優勝。男性プロと遜色ない実力を持っていることを証明した。また、タイトル戦決勝での勝率は50%超えと勝負強い側面も。東城プロと公私ともに仲良しで、YouTubeチャンネルも2人で運営している。

近藤誠一(セガサミーフェニックス)
 Mリーグ唯一の女性3人チーム・フェニックスの逆紅一点。面前高打点、オリジナリティ溢れる選択でファンが多いが、昔は鳴きを多用した真逆のスタイルだった。気合が入った局面ではツモる時に「カッ!」と声が出るのも有名。勝負所では耳も済ませて視聴しよう。

茅森早香(セガサミーフェニックス)
 打点の女王。とにかく高い手を上がりまくってくれるので、見ていて楽しいのが茅森プロだ。ただこれは運が良いからではなく、良い手を作ってくれるから。高い手の作り方は見ていて勉強になる。あまり麻雀を勉強しないらしいが、センスの塊で天才と言われている。

東城りお(セガサミーフェニックス)
 オタクにも優しく接してくれそうな明るい美人だが、母親が亡くなったのを隠して対局に挑んだ心の強さも持ち合わせる。打ち筋は素直で見ていて清々しい。ギャルなのに研究熱心で(失礼)、Mリーガーの検討配信は全て見て勉強しているという。
萩原聖人(TEAM RAIDEN)
 Mリーグの顔は、何といってもこの人。Mリーグでは結果を残しているとは言い難いが、もがく姿すらも画になる男だ。厳しいコメント欄もハギーだけには優しい。理想を追及する美しい麻雀を指向するが、最近は現代麻雀にアジャストしようとフォームチェンジ中か?

瀬戸熊直樹(TEAM RAIDEN)
 卓上の暴君と言われ、親で連荘がとまらなくなる様はクマクマタイムと言われる。一方で性格は人格者と知られ、多井プロからも絶大な信頼を寄せられている。プロ以外も参加できる大規模な大会・最強位を2連覇した唯一の人で、爆発力も持ち合わせる。

黒沢咲(TEAM RAIDEN)
 麻雀は副露率40%で高い、30%で普通と言われるが、黒沢プロの副露率は驚異の10%! 焦らずゆったりとした手順はセレブ麻雀と恐れられている。この理外の打ち方で勝っているのも、彼女の異常さを際立てる。年齢非公開を突っ込まないのが暗黙の了解だ。

本田朋広(TEAM RAIDEN)
 北陸の役満プリンスと言われ、役満をたくさんあがっている麻雀界きってのイケメン。今年は昨年の不調が嘘のような麻雀を見せており、テンパイしているのにノーテン宣言をしてトップを確定させた局は彼にしかできないプレイだった。欠点は欠点を見せてくれないところ。

小林剛(U-NEXT Pirates)
 役満を放銃しても表情1つ変えず、牌の上下も揃えるため、愛称はロボ。考え方も合理的で、雀荘勤務中に客からおすすめの飲み物を頼まれた際、一番原価が安いからと麦茶を提供していたらしい。一応感情はあるようで、カラオケだけは興味を示す。

瑞原明奈(U-NEXT Pirates)
 ネット麻雀出身のためか、女流には珍しいデジタル指向が強い打ち手。インタビュー中の可愛い笑顔と、対局中の考える真剣な顔とのギャップにやられる人が続出している。自分のことを可愛いと分かっていると伊達プロに言われていた。

鈴木優(U-NEXT Pirates)
 Mリーガーに選ばれ、単身赴任で東京にやってきた苦労人。王道のイケメンながら、麻雀はかなり個性的。読みと心中できる心が強いタイプで、期待値が低い打牌を堂々と選択できる。また、戦闘民族と言われる押しっぷりは人気が出る予感。天然でモンブランを栗だと最近まで知らなかった。

仲林圭(U-NEXT Pirates)
 同業プロから実力を評価される実力者。鳴き、押し引きなど、全ての項目でレベルが高いと評される。以前は毒舌キャラで愛されていたが、Mリーガーになってからは良い子を演じているというイジラれ方をしている。ハチワレが好き。
 以上で32人。いかがだっただろうか。 お気に入りの選手や推しチームを見つけて、これから終盤戦の『Mリーグ』を楽しんでもらいたい。文/編集部

ブッチNEWS

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着