『リスアニ︕LIVE 2023』 速報レポー
ト公開 イベント写真も掲載

1月27日(金)、28日(土)、29日(日)に日本武道館にて開催された『リスアニ!LIVE 2023』の速報レポートが到着したので掲載する。

2010 年よりスタートした、リスアニ!がプロデュースする全曲生バンドによる演奏をバックにした音楽フェス “リスアニ!LIVE”。13 回目となる今回も、日本武道館を舞台に 3 日間にわたり開催された。
初日の“ EXTRA STAGE ”には、 楠木ともり鈴木みのり降幡 愛Liyuu の 4 組、 2 日目の “SATURDAY STAGE”には、アイドルマスター シャイニーカラーズ【ストレイライト】、伊藤美来、上坂すみ れ、岸田教団& THE 明星ロケッツ、仲村宗悟早見沙織、 FLOW 、 ReoNa の 8 組、3 日目の “SUNDAY STAGE” には ASCA 、 angela 、 内田真礼ClariSKOTOKO 、 JUNNA 、 Who-ya ExtendedfripSide の 8 組が出演し、会場のオーディエンスを熱狂させた。

楠木ともり
初日のトップバッターを務めたのは、2021 年以来 2 度目の“リスアニ!LIVE”出演となる、声優・シンガ ーソングライターの楠木ともり。1 曲目から鮮烈なアップチューン「遣らずの雨」でどしゃ降りの雨のように激し い音の雨を降らせると、立て続けにアグレッシブな「熾火」を披露してさらにギアを上げる。そして MC を挿ん での後半戦は、アンビエントな静謐感とささやくような歌唱が神々しい雰囲気を生んだ「山荷葉」、クラップ でオーディエンスと一体になった「もうひとくち」で温かな空気を作り上げ、アーティスト・楠木ともりの多彩な 音世界を提示した。 また、 ライブ後のトークパートでは、5 月にリリースする 1st アルバムのタイトルが 『PRESENCE / ABSENCE』になることを初解禁した。
Liyuu
2 番手の Liyuu は、2019 年に中国・北京で行われた“リスアニ!LIVE BEIJING”、そして昨年のオン ラインライブ“リスアニ!LIVE XR World vol.01”に出演してきたが、日本武道館での“リスアニ!LIVE” には初登場。8 人のダンサーを引き連れた彼女は、まず TV アニメ『夫婦以上、恋人未満。』の OP テー マ「TRUE FOOL LOVE」で愛らしくポップに盛り上げると、さらに TV アニメ『100 万の命の上に俺は立っ ている』の ED テーマ「カルペ・ディエム」、そして JUVENILETeddyLoid が手がけたトロピカル風味の 「Endless Vacation 」を、レアなバンドアレンジで披露する。ラストは TAKU INOUE が提供した自身の アーティストデビュー曲「Magic Words」(TV アニメ『はてな☆イリュージョン』OP テーマ)で締め括り、彼 女らしい最新型のガールズポップを届けた。
降幡 愛
続いては 80 年代のシティーポップ~歌謡曲へのリスペクトを存分に感じさせる音楽性で、声優アーティス トのなかでも独自のポジションを築いている降幡 愛が登場。昨年の“リスアニ!LIVE”に出演予定だった がわず、今回が初出演となる。出だしからアーバンなデビュー曲「CITY」、TV アニメ『シティーハンター』の OP テーマとしてお馴染み小比類巻かほる「City Hunter ~愛よ消えないで~」のカバーと続けて独自の ラグジュアリーな世界観を広げると、後半戦では軽快なグルーヴが心地良い「ハネムーン」、冬シーズンにぴ ったりの透明感ある「真冬のシアーマインド」を歌唱。武道館をレトロでモダンな空間に染め上げて、昨年 の雪辱を晴らした。
鈴木みのり
そして初日のトリを飾ったのが、“リスアニ!LIVE”には 3 度目の出演となる鈴木みのり。立ち上がりは、昨 年の出演時のラストに歌ったナンバー「サイハテ」(TV アニメ『海賊王女』ED テーマ)でシリアスかつ壮大 なステージを見せたが、その後はみんなを笑顔にさせるセトリを展開。先日リリースされたばかりの最新シン グル「ミュージカル」(TV アニメ『シュガーアップル・フェアリーテイル』OP テーマ)を優雅にパフォーマンス、そ して TV アニメ『カードキャプターさくら クリアカード編』の ED テーマ「リワインド」を楽しく歌い上げ、表現力 の幅広さをアピールする。 さらに TV アニメ『マクロス Δ』より、彼女がフレイア役で歌うワルキューレの人気曲「ルンがピカッと光ったら」を 披露!ラストは彼女のアーティストデビュー曲にしてライブの鉄板曲「FEELING AROUND」(TV アニメ 『ラーメン大好き小泉さん』OP テーマ)をネギ持参で歌い、オーディエンスもペンライトを緑色にして応え、 武道館はネギ色のダンスホールに早変わり。サービス満点のパフォーマンスで“リスアニ!LIVE 2023”の 初日を盛大に締め括った。

ReoNa
2 日目のトップバッターを飾ったのは、“リスアニ!LIVE”には 5 年連続 5 度目の出演となる ReoNa。彼 女が開幕に選んだ楽曲は、 神崎エルザ starring ReoNa 名義によるアグレッシブなロックナンバー 「Disorder」。さらに同名義によるアッパーチューン「Independence」と TV アニメ『ソードアート・オンライ ン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』関連曲を続けて歌い、会場のボルテージは早くも最高潮に。その 後、生のストリングス隊が加わり、雄大な「Alive」(TV アニメ『アークナイツ【黎明前奏/PRELUDE TO DAWN】』OP テーマ)を歌うと、今や代表曲となっている「ANIMA」(TV アニメ『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』2nd クール OP テーマ)、そしてこの日にフル配信がスタートし たばかりの新曲「VITA」(ゲーム「ソードアート・オンライン Last Recollection」主題歌)をライブ初披 露で届け、『SAO』シリーズ関連曲を中心にしたセットリストで魅せた。
伊藤美来
続いては、ソロアーティストとしては“リスアニ!LIVE”初登場となる伊藤美来がステージに。まずは人気曲 「Shocking Blue」(TV アニメ『武装少女マキャヴェリズム』OP テーマ)をバンドのソリッドな生演奏とと もに歌うと、ファンキーなグルーヴが魅力の「No.6」(TV アニメ『戦闘員、派遣します!』OP テーマ)を愛 らしい振付とともにパフォーマンスし、オーディエンスもノリノリに。そして本人作詞、fhána の佐藤純一が楽 曲提供した「Good Song」で優しくも爽やかな歌声を会場いっぱいに広げ、ラストは TV アニメ『古見さん は、コミュ症です。』2 期 OP テーマ「青 100 色」で清涼感たっぷりに締め括り。彼女らしい距離を感じさせ ないステージでファンを魅了した。
個性豊かな音楽活動で知られる上坂すみれもまた、ソロアーティストとして“リスアニ!LIVE”に参加する のは今回が初。初っ端から代表曲「POP TEAM EPIC」(TV アニメ『ポプテピピック』OP テーマ)を挨拶 代わりに届けると、クラストコアなビートで激走する「パララックス・ビュー」(TV アニメ『鬼灯の冷徹』ED テ ーマ)、この日がライブ初披露となった最新曲「LOVE CRAZY」(TV アニメ『イジらないで、長瀞さん 2nd Attack』OP テーマ)と続けて会場を熱く盛り上げる。MC でも奔放なトークで会場を沸かせると、 最後は桃井はるこ提供のポップな「げんし、女子は、たいようだった。」(TV アニメ『げんしけん 二代目』 OP テーマ)を歌い、バラエティに富んだ音楽性で会場の心を掴んだ。
仲村宗悟
爽やかかつ骨太な歌声で日本武道館のオーディエンスを魅了したのが、ソロアーティストとしては“リスア ニ!LIVE”初登場となる仲村宗悟。まずは TV アニメ『スケートリーディング☆スターズ』ED テーマ「JUMP」 で爽快な景色を広げると、特撮作品「ウルトラマンレグロス」の主題歌「fist of hope」ではコブシを突き上 げて情熱的なステージングをを繰り広げる。そこからニュアンス豊かな表現が光った「壊れた世界の秒針は」 (TV アニメ『RE-MAIN』ED テーマ)を挿み、TV アニメ『ブルーロック』の ED テーマとして人気のグルー ヴィーなナンバー「WINNER」も披露。4 曲中 3 曲が自身の作詞・作曲というセットリストで、シンガーソン グライターとしてのアーティスト性をしっかりと提示した。
早見沙織
続いて登場した早見沙織は、日本武道館での“リスアニ!LIVE”出演は 2018 年以来 3 度目。1 曲 目はケビン・ペンキンが楽曲提供した「Tear of Will」(TV アニメ『聖剣伝説 Legend of Mana -The Teardrop Crystal-』OP テーマ)で深遠かつ壮大な歌世界を広げると、続く TV アニメ『ダンジョンに出 会いを求めるのは間違っているだろうか IV 新章 迷宮篇』ED テーマ「Guide」では慈愛に満ちた歌声を、 同アニメの最新シリーズとなる『深章 厄災篇』の OP テーマ「視紅」では激情的なボーカルで対照的な表 現を披露する。そして締め括りに歌われたのは、凛として時雨の TK が提供した TV アニメ『RWBY 氷雪 帝国』の ED テーマ「Awake」。鮮烈なファルセットを交えたパフォーマンスで会場を圧倒し、卓越した歌唱 力と表現力を改めて示すステージとなった。
そして“リスアニ!LIVE”初参加となるゲーム「アイドルマスター シャイニーカラーズ」より、実在と非実在を 行き来するカリスマ的アイドルユニット、ストレイライトが武道館のステージに登場。幸村恵理(黛 冬優 子役)、田中有紀(芹沢あさひ役)、北原沙弥香(和泉愛依役)の 3 人は、初っ端から「Hide & Attack」「Wandering Dream Chaser」と疾走感溢れるアップチューンで畳みかけ、MC を挿んでのラ ップ入り曲「Another Rampage」でさらにギアを上げていく。後半戦もエッジの効いた「Transcending The World」、クールかつ熱気溢れる「Timeless Shooting Star」とアッパーなナンバーを中心に一気 に駆け抜け、そのカリスマ的な存在感をたっぷりと誇示。バンドの生演奏によるステージは今回が初とのこと で、気合いの入ったパフォーマンスで爪痕を残した。
FLOW
続いて登場したのは、現在 20 周年イヤーの真っ只中となる FLOW。“リスアニ!LIVE”には 2018 年以 来の参加となる。数々のアニメ主題歌を担当してきた彼ららしく、今回はアニソン縛りのセットリストを披露。 まずは TV アニメ『交響詩篇エウレカセブン』OP テーマ「DAYS」、そして同曲のセルフアンサーソングでもあ る TV アニメ『エウレカセブン AO』OP テーマ「ブレイブルー」で熱いコンボを展開すると、そこからアンセミック な「United Sparrows」(TV アニメ『バック・アロウ』ED テーマ)へと繋げる。さらに先日 YouTube チャ ンネル「THE FIRST TAKE」で動画が公開されて話題を集めた「GO!!!」(TV アニメ『NARUTO-ナル ト - 』OP テーマ)、TV アニメ『 BORUTO-ボルト - NARUTO NEXT GENERATIONS 』 OP テーマ 「GOLD」とライブの鉄板曲を連発し、会場一体となったウェーブや大ジャンプで盛り上げながら武道館のオ ーディエンスを熱狂させた。
岸田教団&THE 明星ロケッツ
そして 2 日目のトリを務めたのが、2020 年以来の出演となる岸田教団&THE 明星ロケッツ。アニメ音 楽シーンでも十分なキャリアを誇る彼らだが、“リスアニ!LIVE”でトリを担当するのは今回が初だ。1 曲目 は彼らのメジャーデビュー曲でもある TV アニメ『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』OP テ ーマ「HIGHSCHOOL OF THE DEAD」。そこから「ストライク・ザ・ブラッド」(TV アニメ『ストライク・ザ・ブ ラッド』OP テーマ)、「nameless story」(TV アニメ『とある科学の超電磁砲 T』 ED テーマ)と立て続 け、ichigo の突き抜けるようなボーカルとメンバーの熱量溢れる演奏で会場の熱気をどこまでも上昇させ ていく。さらに最新タイアップ曲「転生したら剣でした」(TV アニメ『転生したら剣でした』OP テーマ)、彼ら の活動のルーツにあたる東方アレンジ曲「明星ロケット」を披露し、ラストは「GATE~それは暁のように~」 を事前に公募したコールの音声とともに歌って締め括り。バンドの軌跡も感じさせる最高のパフォーマンスで “リスアニ!LIVE”2 日目のラストを見事に飾ってみせた。

KOTOKO
3 日目は、なんと本日の出演者の中ではベテランの部類に入る KOTOKO がトップバッターで登場。しかも 近年ネットを中心に人気を集める最新型の電波ソング「INTERNET OVERDOSE」を 1 曲目から放ち、 会場を早くも熱狂の渦に。さらに 2022 年リリースの電波ソングアルバム『すぅぃ~とさいくろん-☆いぇいっ ☆-』収録の「タコですよ︖」を歌うと、そこから往年の名曲を織り交ぜた電波ソングメドレーに突入。「巫女 みこナース・愛のテーマ -こっとんちゃれんじばーじょん-」「めぃぷるシロップ」「きゅるるん Kiss でジャンボ♪♪」 「ねぇ、…しようよ!」「Princess Bride!」「↑青春ロケット↑」の 6 曲を立て続け、2000 年代当時をリ アルに追っていたファンは感涙の嵐だ。ラストは「さくらんぼキッス ~爆発だも~ん~[2022mix]」で会場 の熱気をまさに“爆発”させてステージを終えた。
fripSide
そして 2 番手として登場したのは fripSide 。上杉真央、 阿部寿世をボーカルに迎えた第 3 期こと fripSide Phase3 としては初の“リスアニ!LIVE”出演となる。彼女たちの第 1 弾シングルとなった TV ア ニメ『魔法使い黎明期』の OP テーマ「dawn of infinity」でライブをスタートさせると、「リスアニ!Vol.47.2 fripSide 音楽大全」付属の CD に収録された「when chance strikes -version 2022-」、Phase3 の初オリジナルアルバムの表題曲「 infinite Resonance 」と続けて、 ツインボーカルならではの新しい fripSide の世界を武道館に展開する。ラストスパートはシスターズダンサーをステージに迎え入れ、『とある 科学の超電磁砲』関連曲の Phase3 版となる「LEVEL5-judgelight- -version 2022-」「sisterʼs noise -version 2022-」で会場を熱く盛り上げて、ライブを締め括った。
内田真礼
続いては、2021 年以来 4 度目の“リスアニ!LIVE”出演となった内田真礼がステージに。初っ端から現 在放送中の TV アニメ『冰剣の魔術師が世界を統べる』の ED テーマである最新シングル「ラウドヘイラー」 をアグレッシブにぶちかまし、そこから田淵智也提供の「共鳴レゾンデートル」に繋げて会場のボルテージをさ らに上昇させる。 続く「 youthful beautiful 」ではエモーショナルな歌声で観る者の心を揺さぶり、 TeddyLoid 提供の新曲「ダストテイル」ではクールで大人っぽい世界を展開。最後は羽織っていたジャケ ットを脱ぎ捨て、自身のデビュー曲にして代表曲「創傷イノセンス」を情熱的にパフォーマンスし、MC なしで 一気に駆け抜けていった。

Who-ya Extended

4 組目に登場したのは、 ボーカリストの Who-ya を中心としたクリエイターズユニット、 Who-ya Extended 。“リスアニ!LIVE”には今回が初参加となる。まずは TV アニメ『PSYCHO-PASS 3』の OP テーマ「Q-vism」で激情的かつ鮮烈なステージを繰り広げると、続けて劇場アニメ『PSYCHO-PASS サ イコパス 3 FIRST INSPECTOR』主題歌「Synthetic Sympathy」を披露し、サイバーなサウンド感 も込みで作品の世界観を表現する。そこからダンサブルかつ疾走感のある「A Shout Of Triumph」 (TV アニメ『ビルディバイド -#FFFFFF-』ED テーマ)でさらに加速していき、ラストは TV アニメ『呪術 廻戦』の OP テーマとして話題を呼んだ「VIVID VICE」を領域展開してラウドに締め括り。武道館のオー ディエンスに強烈な印象を焼き付けた。
JUNNA
後半戦の幕開けとなる 5 組目には、2 年ぶり 3 度目の“リスアニ!LIVE”出演となる JUNNA が登場。 1 曲目は梶浦由記が提供した TV アニメ『海賊王女』OP テーマ「海と真珠」を歌い、パワフルかつ朗々と した歌声で海原のようなスケール感の楽曲を見事に表現する。そこから MC を挿み、彼女が美雲・ギンヌ メールの歌唱を担当する TV アニメ『マクロス Δ』より、ワルキューレの「破滅の純情」をソロで披露!続く自 身の楽曲「革命のメロディ」ではワイルドに疾駆するバンドの生演奏に乗せて力強いボーカルを響かせ、最 後はさらに激しくワイルドなロックチューン「風の音さえ聞こえない」(TV アニメ『錆喰いビスコ』OP テーマ) をパフォーマンス。シンガーとしてのさらなる成長を感じさせるステージで魅せた。
angela
続いては、“リスアニ! LIVE”には実に 8 年ぶりの出演となる angela が登場。幕開けから TV アニメ『シ ドニアの騎士』の OP テーマ「シドニア」で壮大かつ圧倒的な音世界を武道館に現出させつつ、続く MC で はいつも通りユーモラスな一面も見せて観客を楽しませる。その後も、現在放送中の TV アニメ『最強陰 陽師の異世界転生記』の OP テーマ「RECONNECTION」、今やライブの定番曲となっている TV アニメ 『アホガール』の OP テーマ「全力☆Summer!」と振れ幅の広い楽曲を披露し、クラップや動きを用いた “声を出さない”コール&レスポンスでも盛り上げる。終盤は劇場特別先行上映中の『蒼穹のファフナー BEHIND THE LINE』の主題歌となる新曲「Start again」、そして代表曲「Shangri-La」と彼らにとっ て縁深いアニメ作品『蒼穹のファフナー』の楽曲を続けて歌唱。エンタメ感溢れるパフォーマンスでオーディエ ンスの心を掴んだ。
ASCA
そして“リスアニ!LIVE”には昨年に続き 4 度目の出演となる ASCA が武道館のステージに降り立つ。ま ずは情熱的かつ圧倒的なスケール感を持った「凛」(TV アニメ『グランクレスト戦記』OP テーマ)で凛とし た声を響かせると、続いては疾走感溢れる「CHAIN」(TV アニメ『ダーウィンズゲーム』OP テーマ)で会 場の熱気をさらに上昇させる。 そして ASCA としての最初のアニメタイアップ曲「 KOE 」( TV アニメ 『Fate/Apocrypha』ED テーマ)をアコースティックバージョンで披露。神秘的な歌声で会場を魅了する。 そこから一転、、昨年末に発表されたばかりの新曲「Real Dawn」でオーディエンスの心に再び火を付け、 ラストはライブの鉄板曲に育っている「Howling」(TV アニメ『魔法科高校の劣等生 来訪者編』OP テ ーマ)でまさに吠えるような歌声を叩きつけ、ボーカリストとしての逞しい進化を見せつけた。
ClariS
3 日間続いた“リスアニ!LIVE 2023”、その大トリを飾ったのは、「リスアニ!」ではデビュー前からその活 動を追い続けている ClariS。“リスアニ!LIVE”には 2020 年以来 4 度目の出演だが、顔出しでのステ ージは今回が初となる。まずは TV アニメ『シャドーハウス 2nd Season 』の ED テーマ「Masquerade」 で妖しくも魅惑的なステージを展開すると、衣装を早着替えして TV アニメ『リコリス・リコイル』の OP テーマ 「ALIVE」を披露。のっけから 2022 年の話題作を連発する。
そこから「border」(TV アニメ『憑物語』ED テーマ)、「Fight!!」(TV アニメ『はたらく細胞』2nd ED テーマ)、「コネクト」(TV アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』OP テーマ)ともはやアニメ音楽ファンにとって はお馴染みとなっている名曲を次々と披露し、ラストは雑誌「リスアニ!vol.19」付属の CD で初公開さ れたクララとカレンの 2 人体制による最初の楽曲「Clear Sky」で爽快かつ希望溢れる光景を作り上げて 閉幕。リスアニ!との関連性も含めグッとくるセットリストで“リスアニ!LIVE 2023”の 3 日間を締め括っ た。
公演の最後には来年の“リスアニ!LIVE 2024”の開催も発表。続報をお楽しみに!
また、2023 年 3 月 17 日(金)~19 日(日)に動画配信サービス・dTV にて、“リスアニ!LIVE 2023”の模様が配信されることが決定。3DAY 通しチケットの購入で、メタバース「XR World」での見逃 し配信視聴も可能に。ぜひ、詳細をチェックしてほしい。

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