ティザービジュアル。公開は6月

ティザービジュアル。公開は6月

実写版「君は放課後インソムニア」特
報完成 森七菜&奥平大兼が不眠症と
いう秘密で繋がる高校生役

ティザービジュアル。公開は6月(c)オジロマコト・小学館/映画「君ソム」製作委員会 森七菜と奥平大兼が主演し、オジロマコト氏による人気マンガを映画化する「君は放課後インソムニア」が6月に公開されることが決定し、特報映像とティザービジュアルが披露された。
 原作は、19年から「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中。石川県七尾市を舞台に、不眠症に悩む高校生・中見丸太(なかみ・がんた)が、同じ悩みを抱える曲伊咲(まがり・いさき)と出会うことから始まる青春ストーリーとなっている。映画版の監督は、テレビドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」や「祈りのカルテ」でも演出を務める池田千尋。実写映画「東京リベンジャーズ」シリーズの高橋泉が共同脚本として参加している。
 石川県七尾市。高校1年の中見丸太は不眠症に悩んでいた。ある日、学校の使われていない天文台で、偶然にも同じ悩みを持つクラスメイト曲伊咲と出会う。クラスではろくに話したこともないけれど、誰にも打ち明けていなかった不眠症という秘密で繋がり、次第に打ち解けていく。そんな2人が天文台を勝手に使っていた事がばれてしまい、天文台が立ち入り禁止の危機に迫られる。寂しい表情を浮かべる伊咲を見た丸太は、安らげる場所を守るため、休部となっている天文部の復活を決意する。
 特報映像は、丸太が「今日も眠れなかった」と夜明けを待つショットから始まる。「一人じゃどうしようも出来なくて…」と心情を吐露し、一点を見上げるカットが印象的だ。その後「心配かけちゃうから」というセリフに続き、伊咲が橋の上から遠くを見つめる寂しそうな表情が映し出される。やがて「そしたら、ここがあって…」という言葉とともに、伊咲と丸太が何かにもたれかかって眠っているシーンへと移り変わる。
 満天の星空に映し出されるのは、メインコピー「誰にも打ち明けられなかった秘密が、二人を繋ぐ」。彼らは“不眠症”という共通の悩みを抱えているのだ。花火を見たり、望遠鏡を設置したり、2人の仲が良さそうなシーンが展開され、「まだ、起きてる?」という伊咲のセリフと寂し気な表情を浮かべるカットで映像は締められている。
 「君は放課後インソムニア」は、6月に全国公開。なお、4月からはテレビアニメ版も放送される。

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