Editor's Talk Session

Editor's Talk Session

【Editor's Talk Session】
今月のテーマ:
“新潟発信”の
『ロクスタ.ためになる話』に懸ける
制作者の想い

こうやってやっていれば、
出たいと思ってくれる人はいる

石田
『ロクスタ.ためになる話』のお客さんの反応はどんな感じですか?
イチロウ
KIBAさんの時は有料配信をしましたけど、“これを無料で観られるのか!?”っていう反応が多いですね。マースケくんとか竜市くんはもともとメジャーデビューしていたけど、今は表に出てくることが滅多にないから、当時からのファンの方は大喜びで。地元でこういうことをやっているからじゃないと彼らは出てくれなかったと思いますし、そういうところは面白いんじゃないかなと。熊倉さんもそうですもんね。うちらだから出てくれた方々だと思います。
石田
現時点でKIBAさんの回を入れて5回開催されていますが、次はどうしようとか考えているんですか?
帆苅
候補はあるんですけどね。新潟って雪が降ってしまうと身動きが取れないので、春まで難しいかなというのが正直なところです。
イチロウ
ありがたいことに、Twitterとかで“出してくれ!”という声を結構いただいていたりもするので、そういうのも実現させたいですね。
本間
天気と経費のことさえクリアーすれば、ライヴじゃなくてもプロモーションの一環として来ていただいて、理想を言えばそのあとに新潟公演があれば嬉しいんですが、なかなかうまくはいかないのが実情で。でも、方法としてはありだと思いますね。
イチロウ
ゲンさんは90年代のビジュアル系の全盛期を支えていた人なので、あの頃のアーティストは“新潟=ゲンさん”と思っているし、僕らがこうやってやっていれば行きたい、出たい、会いたいと思ってくれる人はいると思いますね。
本間
私は猫の世話と会場のお掃除を頑張ってやっておきます(笑)。
石田
KIBAさんの回の時も猫が参加していましたね(笑)。では、今後の展望というのは?
イチロウ
本当に最初の頃はコロナが酷かったのでお客さんを入れづらかったんですよね。でも、最近は規制も緩和してきたので、目標にしていた新潟版の新宿LOFT/PLUS ONE的な感じで進めていけたらっていうのが理想ですね。
帆苅
ロクスタ.でやっている配信は『ロクスタ.ためになる話』だけではなくて、ライヴ配信もやっていますし、私が無理を言って捻じ込ませていただいたんですが(笑)、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)について語るものもありまして。そうやって横に広がっていくのも面白いと思っていますね。『ロクスタ.ためになる話』のスピンオフみたいな。
イチロウ
僕らがロクスタ.で配信を持ちかけるようになってからいろんな人が出るようになって、演劇をやったり、地元のボーイズグループもライヴをやるし、配信で広がったところもありますよね。
本間
僕ひとりではできなかったことを広めていただいて、“こんなことができるんだ!?”ってすごく勉強になっています。
石田
若い人からしても90年代のビジュアルシーンで活躍してた人が観られたり、話が聞けるのは新鮮なんじゃない?
千々和
新鮮ですね。個人的な話かもしれませんが、90年代やそれ以前から活動しているミュージシャンって、怖いイメージのアーティストがすごく多いんですよ(笑)。今でこそテレビに出ていたり、表立ってSNSを使っているアーティストには“実はこういう人なんだ!?”って思えますけど、お話ししている姿を見る機会がなくて、なおかつビジュアル系バンドだとカリスマ的な方も多いですから、後輩バンドの方の話で聞くこととか、武勇伝的なエピソードしか知らないんですよね。だから、cana÷bissの桐亜さんが一生懸命にみなさんのお話を聞いている姿に共感しました(笑)。実際に私が現場で90年代以前の音楽シーンの話を聞いている時もそうなのですが、みなさんが想像もつかないようなところで引っかかっている人もいるんじゃないかなと。
帆苅
自分たちはつい昨日のことのように話しますけどね(笑)。ある程度おつき合いのある方にゲストで来ていただいているので、こちらの質問も突飛なところに行かないのはあると思うんですよね。KIBAさんに“どうしてそんなに漢字を使った歌詞だったんですか?”とか“どうしてデビューをした時に首に天草四郎の襞襟みたいなものを巻いていたんですか?”とか訊かないじゃないですか。そういう疑問はシンプルにあるっていうことですよね。
千々和
そうです、そうです。自分がもっと若い頃はロックバンドが革ジャンを着ているのも疑問だったので、『ロクスタ.ためになる話』でもその当時の流行りを体感していないから気になる部分があって面白いです。それも今だからこそ砕けた感じで話してもらえるのは貴重な機会だと思います。
イチロウ
僕も昔は髪の毛が真っ赤かでしたからね。当時のビジュアル系は派手にしないといけないみたいなところがあって。
帆苅
そういう意味では、イチロウさんに“何で今も白塗りをしているんですか?”と訊いてもいいわけですからね(笑)
岩田
そういった質問にも答えてくださる方がゲストで出られていると思うので、若手のバンドマンと合わせて出演する回も観てみたいです。

OKMusic編集部

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