舞台『ブレイキング・ザ・コード』亀
田佳明が演じるアラン・チューリング
 公演ビジュアル解禁・キャストコメ
ント到着

2023年4月1日(土)から4月23日(日)、シアタートラムにて上演が決定している『ブレイキング・ザ・コード』の公演ビジュアルとキャストコメントが公開された。
亀田佳明が演じるアラン・チューリングの持つ希望と絶望が、まるでそこに共存しているかのような期待のビジュアルが完成した。
41歳という若さで悲運な死を遂げなければならなかったイギリスの数学者で、第二次世界大戦中にコンピューターを発明しナチスの暗号「エニグマ」を解読した実在の男性・アラン・チューリング。イギリスの英雄でありながら、当時同性愛が犯罪だった同国において同性愛者だったチューリングが本当に求めていたものは名誉か、愛なのか。
わずか70年前、人が人を愛する自由を許されなかった実在の英雄の物語を日本で33年ぶりに上演する。
キャストコメント
アラン・チューリング役 亀田佳明
この機会を与えて頂けましたこと大変嬉しく光栄におもいます。アラン・チューリングの伝記や資料の中には、彼の性格や行動が様々残されています。突出した能力がありながらアンバランスで謎が多い。この人物をどこか身近に感じていけるよう、稽古を積み重ねていきたいと思います。心強いスタッフキャストの皆さんとこの作品にトライしていく日が待ち遠しいです。劇場でお待ちしております!
ロン・ミラー役 水田航生
この戯曲を読んだ時に、自分が自分として生きる事の意味を改めて考えさせられました。実在したチューリングという人物の繊細な生き方を通して、今の時代を生きる自分達がいかにそれぞれの人生を全うするかを問われている気がします。僕が演じるロン・ミラーという男にも、勿論人生があって、信念があって。戯曲上では、そのほんの一端しか描かれていないですが、演じる時には彼の人生にも深く潜って、役作りをしていきたいと思います。個人的には静かなる激情をこの作品から感じているので、チューリングの理論的な言葉の中に潜む、激しい心を稽古から察知して、本番まで駆け抜けていきたいと思います。
パット・グリーン役 岡本 玲
人間も機械みたいに何も感じなかったら楽に生きられるのに…と思うことがたまにあります。でも傷ついたり、笑顔になったり、互いに影響し合うからこそ人間だし、演劇がある。この戯曲を読んでいると、命ある生物である自分をぎゅっと抱きしめたくなります。小田島さんの新訳と稲葉さんの演出、そして素敵なキャストの皆さんとご一緒できること、とても嬉しく思います。良い影響を与え合えるよう、尽力したいと思います。劇場でお待ちしています。
ディルウィン・ノックス役 加藤敬二
いよいよ、2月末から本稽古の開始にあたり、素晴らしい俳優の方々とご一緒出来る事を大変光栄に思っております。プロデューサーの笹岡征矢さん、サラ・チュューリング役の保坂知寿さんは、劇団時代ぶりで今からとてもワクワクしてます。初めて台本を読んだ時、ノックス役の設定年齢と脚を引き摺っている以外、作品のハードルの高さを覚悟しました。メチャクチャ緊張と興奮しております。この作品で演出の稲葉賀恵さんがイメージされている、宇宙の天体を彷徨う孤独な人生の記憶の点と点が繋がる一本の線が描ける様に全力で挑み楽しみたいと思っております。
クリストファー・モーカム役 田中 亨
数ヶ月前に台本を読ませていただき、それからキャスト スタッフの方々を知り、先日初めての本読みを終えまして、今は本稽古が楽しみでならないです。僕自身ここ数年の間にすっかり翻訳劇に魅了され、その大きなきっかけを共にしていた演出 稲葉さんと再び作品作りに取り組めることを嬉しく思いますし、ずっと客席から見ていた先輩俳優の方々とご一緒すること、この戯曲に挑戦すること、自身の課題……この先様々な不安がありますが、沢山勉強させていただけたら……と思います。よろしくお願いいたします。
ジョン・スミス役 中村まこと
『コンピュータの父』と呼ばれた天才数学者アラン・チューリングの半生を描いています。数学というものは美しさの追求だと思っていましたが人が生きることの美しさの追求でもあるのですね。数学の点数が足りずに高校卒業が危うかった自分に毎日個人授業をしてくれたH先生に感謝をこめて演じます!
サラ・チューリング役 保坂知寿
33年前に観客として出会った本作。時を経て自分が向き合う機会を頂けるとは思ってもいませんでした。当時の私には難解。でも、一筋の"痛み"のようなものを受け取った記憶があります。現在、"コンピューター"や"人工知能"という言葉は当たり前に耳にするし、私達も、自分らしく生きる、素直に生きることを模索し、多様性に対しても考え方が変わってきています。いまでこそアランの"生きにくさ"は私達の問題でもあります。改めて台本を手にして、自分達との距離の近さに驚き、稽古に入るのが楽しみになりました。
ミック・ロス役 堀部圭亮
最高にスリリングで緻密な作品を、素晴らしいキャストの方々と、何度も客席から見つめた憧れのシアタートラムの舞台で、二作品続けてご一緒させて頂く、稲葉賀恵さんの演出。この上ない感激と喜びで、逸る気持ちをとても抑えきれません。空回りせぬよう冷静に、しかししっかりと心を沸らせ、この〝大海原〟に漕ぎだして行きたいと思います。

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