望海風斗オフィシャルインタビューが
到着 ドラマティックコンサート『L
ook at Me』放送・配信を前に「わた
しが本当に楽しんでいる姿を見てもら
いたい」

望海風斗 20th Anniversary ドラマティックコンサート『Look at Me』が、2023年1月15日(日)WOWOW独自の特別映像とともに全曲ノーカットで放送・配信される。放送に先駆けて望海のオフィシャルインタビューが到着した。
2022年10月26日に東京国際フォーラム ホールCで行われた本コンサートは、望海が映像・舞台・音楽のトップクリエイター陣とタッグを組んだ意欲作。構成には放送作家・脚本家として『サ道』、『タモリ倶楽部』、『義経のスマホ』などを手掛ける新時代のヒットメーカー竹村武司、演出・上演台本にはハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』シリーズや東京2020パラリンピック開会式の演出を務めたウォーリー木下、音楽監督には松任谷由実コンサートツアーなど数多くのアーティストを手掛ける武部聡志が当たり、ミュージカルとコンサートを融合させたスペシャルなステージが展開される。
宝塚歌劇団の退団後、2度目となる今回のコンサートについて「前回は退団してすぐだったので、自分が一歩を進むためのコンサートにしたかったのですが、今回は20周年ということもありますし、退団してからいろいろな経験をさせていただいたということもあって。舞台って楽しいなと純粋に思えた自分がいたんです。なのでわたしが本当に楽しんでいる姿を見てもらいたいという気持ちと、今は過去を振り返るよりも、まだまだ先に進むぞというような。そういうエネルギッシュなコンサートにしたいなと思いました」と語る。
芝居仕立てで進むコンサートは、音楽番組の演出家ひかり(望海風斗)が、本当に作りたい番組を示す、という筋立てでスタート。このスタイルについて「宝塚の時はお芝居とショーが2部構成であったんですが、退団してからはショーをやっていませんでした。でも時間が経てば経つほど、またショーをやりたいなと思うようになってきたので、このスタイルになりました」とそのきっかけを明かした望海。歌の合間にMCを入れて進行するというスタイルをとらずに、舞台仕立てのスタイルを取り入れたことも、「うまくしゃべることができるならいいんですけれど、わたしのMCを入れると世界観を壊す可能性があったので(笑)。今回はMCを最後にとっておこうということになりました」という。
本編の楽曲は、ブロードウェイミュージカルの名曲、日本の名曲、そして望海が出演してきたミュージカルの楽曲やオリジナル曲などさまざまな歌とダンスが、望海の高い歌唱力と表現力によって次々と披露されていく。この選曲について「もともと20周年の歩みを振り返ろうかと思ったのですが、そうするとどうしても宝塚時代の曲ばかりになってしまいますし、退団2年目で振り返るのはまだ早いかなとも思ったんです。なので、そこからもう一回、竹村さんやウォーリーさん、そして事務所のプロデューサーやスタッフの皆さんといろいろと話し合いながら、何度も練りに練って決めていきました」という望海。最初は100曲近く候補があったというが、「ある程度ストーリーができていく中で、その曲を絞り込んでいきました。そこで決まった曲をウォーリーさんがうまくまとめてくださったので、全体的な統一感が生まれました」と振り返った。
今回のコンサートは、非常にポップでカラフルな舞台装置や衣装などが目を引く。「ただ決まるまでは本当に紆余曲折ありましたね」と笑う望海は、「ウォーリーさんや武部さんに途中で『もう知らないよ!』とさじを投げられてしまうんじゃないかというくらいに、アイデアを出していただいては変えて、出していただいては変えて、ということを繰り返しました。でも皆さんが本当に柔軟に対応してくださって。こういうことをやってみたいけどファンの方に喜んでいただけるだろうか、こういうのを取り入れたいんですがどうしたらいいでしょう、など無理なことを言ってしまったんですが、それをうまいところでうまくまとめていただけて。本当に感謝しています」と振り返った。
望海風斗
2022年はミュージカル『INTO THE WOODS』、ミュージカル『ネクスト・トゥ・ノーマル』、ミュージカル『ガイズ&ドールズ』といった舞台に立ち、宝塚時代とはまたひと味違う幅広い役柄にチャレンジした1年となった。「今年は3作をやらせてもらったんですが、それぞれ分からないながらに手探り状態でした。そのひと山ひと山を乗り越えてきたという経験があったからこそ、このコンサートが仕上がったんだろうなと思うんです」と切り出した望海は、「ただあらためて感じたのは、宝塚時代の経験が無駄になっていなんだなということ。男役はもうやらない、終わったものだと区切りをつけるのではなく、それも自分自身だし、今年やった3作品だって自分だったわけなので。今までの自分を無理して捨てる必要はないのかなというのが気付きでした。だからコンサートの中でもいろいろな面を見せたいなと思ったんです。今のわたしが男役の曲や、男声の曲をあらためて歌ったらどうなるのか、というのも挑戦だと思うし、それができたのも、今年3作品をやってきたから。それが今回のコンサートにつながったと思います」。
そしてあらためて今回の放送について、「ミュージカルにあまり詳しくないという方も、本当にいろいろな曲があるので楽しんでいただけるかなと思います。こういうのもありなんだなというような、新しい発見や、出会いになったらいいなと思っています。それと映像も、あらゆる角度で撮っていただいたので、カメラワークもめちゃめちゃかっこいいなと思っています。舞台でご覧になった方もまた全然違った見え方ができると思うので、ぜひとも映像でも楽しんでいただけたら」とメッセージを送った。

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