山田将司と村松拓──盟友同士の新た
なユニット=とまとくらぶ始動 その
成り立ちから語る

THE BACK HORN山田将司とNothing’ s Carved In Stone/ABSTRACT MASH村松拓。00年代以降の日本のロックシーンで確固たる存在感を示すフロントマン2名が、新たにユニットとして始動した。その名は──とまとくらぶ。思わず二度見ならぬ二度聞きしたくなる名称に騙されてはいけない。初のオリジナル曲である「故郷」を聴けばわかるように、音楽的にはごく真っ当にやっているし、なんならアコースティック主体でノスタルジーを感じるサウンドと、年輪を重ねてきた2人が歌う言葉には、思わずじーんとさせられるくらいだ。そこに2人の関係性がなんとなく透けてみえるところもとても良い。大前提として気の合う友人同士であること、その上で、この2人ならではなことを肩肘張らずにやっていこう、というスタンス。ロック界に旋風を巻き起こす!みたいなことはあんまりないと思うが、じんわりと愛され広がっていく活動になる気がする。ということで、出発地点に立った2人に話を訊いてみた。
──先日『麦ノ秋音楽祭』で、とまとくらぶのお披露目的なライブを観せてもらいました。やってみてどんな感想を持ちましたか。
山田将司:とまとくらぶとしては初めてだったけど、拓のツアーで一緒にやったりもしてたから……名前がついてやったのは初だったよねえ、くらいの感じ(笑)。
村松拓:うん。楽しく2人で「カラオケ行こうぜ」みたいなノリに近いというか。
山田:ああいう、飲みのイベントでしたしね。
──飲み続けててもどこからも文句が出ないタイプのイベントでした。
山田:(主催・会場が)coedoビールでしたからね。
村松:ケータリングにも置いてあって。
──そういう雰囲気にすごくあってたと思うんです。音楽的にはもちろん、お二人が一緒にいる時の「友達の延長線上」のような佇まいから何から。きっとそういうことがやりたくて結成したわけですよね。
山田:そうだね。普段プライベートでも一緒に飲んだりしてるし、俺たちだったら一緒に何かできるんじゃない? やってみようよ!みたいな……
村松:(笑)。
山田:何も中身ない話になってるけど(笑)、そういうノリだよね。
村松:いや本当に。
山田:お互いにTHE BACK HORNとNothing’ s Carved In Stoneっていう主軸のバンドがあるし、とまとくらぶではリラックスして、主軸ではやれないこととか、それこそ飲みの延長みたいな感じで気楽にやれたらっていう気持ちはありますね。
──そこに至る前提として、まず仲が良いというのは傍目からもわかるんですが、交流自体はもう長いですか?
村松:始めはたしか金沢での対バンですね。
山田:2010年。
村松:ナッシングスのツアーに出てもらって。打ち上げとかも行ったんですけど、初対面だったのでその時はそこまで……
山田:ちゃんと飲んだりするようになったのは2016年あたりか。覚えてるんだよな。初めて溝の口で2人で飲んだじゃない、立ち飲み。
村松:はいはい。あれが初めてでしたっけ。そうかもしれないですね。
山田:その頃から結構頻繁に飲むようになって。
村松:ボーカリストとしての共通の悩みがあったりして、僕は相談に乗ってもらったりもしてたし、プライベートの話もだんだんするようになって。
──意外と最近っちゃ最近ですね。
山田:そうですね。でもそれから1年くらいした頃には夏場とか週2~3で普通に飲んでましたから。
村松:エグいくらい一緒にいましたね。
──なんでそんなに距離が縮まったんですか。
山田:(笑)。感覚ですからねぇ。まあ、なんでも話せるくらいフィーリングが合ってると俺は勝手に思ってますけど。
村松:うん。ちょっと似てるなって思う部分が僕的にはあって。将司さんって意外と、弱いところを、あんまり年齢とか先輩後輩関係なく言うタイプなんですよ。
山田:隠さない。
村松:で、僕も結構そういうタイプなんですけど、あんまり周りにそういう人がいなかったので。っていう中に、人に言えない悩みとかもあるっていうのがだんだん分かりはじめて、深くなっていった気がします。あの時は色々そういうことを話しましたよね。音楽を始めた理由とか、どこにも話してないだろうなっていうことを。
山田:してたねえ。用賀のカラオケ行った時だっけ。拓、あの時ママチャリでサンダル、ハーパンで来てたな(笑)。
村松:はははは!
──人と人との相性はバッチリ窺えました。では音楽的にはお互いをどう思ってます?
山田:お互いに自分にないものをいっぱい持ってるし、ステージに立ってる時の輝きを客席とかから見ると、どんなにプライベートで仲良くしてても「やっぱりこの人すごいな」って感じるし。
村松:やっぱりカリスマ性がありますね。僕が欲しい部分を持ってるというか。元々それに憧れて「話したいな」と思ったけど全然近づけなかったのもあったし。
山田:……話したらいきなり服脱ぎ始めた、みたいな感じ?(笑)
村松:「おめえまだ自分が可愛いのか」みたいな態度で来るんで(笑)。……僕の場合はナッシングスが動き始めたのが2009年ですけど、将司さんは2000年代に入る前からやってるんですもんね?
山田:うん。98年から。
村松:そこの、一個「山田将司」というものを10代の青春を経ながら作ってきて、今でもTHE BACK HORNと山田将司っていう名前を背負い続けてるところが、ちょっと俺とは重さが違うなと思うんですよ。
山田:こういうこと言ってくれるんですよね。
村松:いやいや、本当にそうだと思うんですけど。俺も来年15年で、それなりになってきてると思うんですけど、そこの差をすごく感じる時があるから。年月ってデカいし、青春時代に何をやってたかってすごくデカいと思うんですよ。俺は就職してたのを辞めてバンド始めたから、バイトめちゃくちゃしてて。そういうのを経た自分だったりもするから。
山田:俺からしたら、逆にそういう経験をして、あのナッシングスっていう鉄壁なプレイヤーたちの中でボーカリストとしてどんどん成長していく拓を横から見ていて。こいつは人としてとんでもない努力をしてきたし、すごい奴だなっていうのは感じますよ。
──音楽的な好みとか、ルーツの部分では近しいところはあるんですか?
山田:いや。近しいところはないかなぁ。
村松:だから教えてもらったりするんですよ。
山田:俺は日本の音楽をメインで聴いてたけど、拓は洋楽をメインでしょ?
村松:メインですね。今回の「故郷」も将司さんの書いてくれた曲だから、やっぱり日本の音楽を聴いてきたその機微が一個一個詰まってる感じで。あれは僕には書けない曲なんですよ。そこに自分を出していくというか、混ぜ合わせて曲を作って、歌に本気で楽しくできるっていうのはすごくありがたくて。
山田:うんうん。
村松:多分観てる人も楽しいと思う。だからそれを僕も将司さんにできないかな?みたいなところはありますよね。聴いてきた音楽の違いを将司さんにフィットする形でプレゼンして。その幅がとまとくらぶなんだろうなっていうのは、今から思ってるかもしれないです。
山田:そうだね。2人がOKしていけるなら、それがとまとくらぶの幅だろうし。次にこういうのやってみようかっていうネタの出し合いの段階で、もうどういうユニットなのかが全然説明できないというか(笑)。
村松:音楽的な説明はしづらいですよね。
──じゃあ、「こういう音楽をしようぜ」ありきの結成では全くないんですね。
山田:そうですね。
村松:もっと俺たちあんな音楽もできるのに、みたいなモチベーションではないかもしれないです。
山田:2人でやれる、見せられることを主軸に曲を作っていけば、お互いのバンドとは違うことができるんじゃないかな?っていう感じかな。
──なるほど。というお二人のユニット名が「とまとくらぶ」になった経緯もおさらいしておいていいですか。
村松:なんか、シリアスとか、すげえロックなのとかは……
山田:嫌だなっていうのは言っていて。
村松:で、何がいいだろうねって。候補はいっぱいあって、「ピュアピュア」とか(笑)。「むらまさ企画」とか。色々20個くらい出しましたよね。
山田:「ピュアピュア」は結構、2位くらい来てたよね。
──そうやって話し合ってるの自体が超楽しい、みたいな。
村松:そうですそうです。
山田:ちょっと「ピュアピュア」は名前に託しすぎてる感じはあるよね。俺らの人生の希望を全部託しちゃってる(笑)。おじさん2人が出てきて「どうも、ピュアピュアです」はねえよなって。
村松:(笑)。
──最終的にはカラオケボックスの名前に着地したんですよね?
村松:そうです。俺んちで飲むときに大体YouTubeとか観るんですけど。「このボーカリストがすごい」とか、「このときのASKAさんヤバくね?」とか喋りながら観てると、試したくなっちゃって「カラオケ行くべ!」ってなるんですよ。
山田:深夜1時くらいにね。
村松:そこがトマトクラブっていうお店なんですよ。
山田:調べたらそこともう1店舗の2店舗しかない。
村松:はっはっはっは!! まあ良いんじゃないですか。トマクラが繁盛して潰れないでいてくれたら、それで良い。
山田:聖地ね。今度行ったらサイン書かせてもらったらいい。「は?」って言われるかもしれないけど(笑)。
──そのあとは、まずは曲を作ろうぜっていう流れだったんですか?
山田:まず一個、拓のツアーのアンコールで新曲をやろうっていうところから始まって。拓が俺らのワンマンツアーに来てくれて、終わってから2人で飯食ってる時に、俺が家で作った元ネタを「こういう曲あるんだけどどう?」って聴かせて、「良いっすね」って。そこから歌詞を書き始めました。
村松:ファミレスでも書いたし。2人で顔突き合わせて。
山田:ガストで歌詞考えるとか20年ぶりくらいだった。
村松:マジでヤバいっすよね(笑)。
山田:なんか良かったなぁ。
村松:「故郷」っていうタイトルだけは決めてあって。そのイメージを最初にちょっと話して。
山田:拓の家で、まずサビから作ってみようってなって、本当2人で作ったよね。1番は俺が書くから2番は拓書いて、みたいな。
村松:あれ面白かったなぁ。
山田:ね。お互いの歌詞に出てくる言葉とか、描写の仕方とかを互いに添削しあったりするのも面白かった。
村松:そこは包み隠さず言うっていう。良いバンドになる条件を最初からできてるっていうのはすごく良い状態ですよね。
山田:そのやり方は良い方にしか行かなそうだよね。
>>次ページ 「自分を作ってくれたものはやっぱり故郷だから、そこを何度でも見直したい」
──今は離れた相手とのデータをやり取りしたコライトとかも当たり前にあって、新たなアプローチとかも生まれる流れがありますけど、それと似たようなことをファミレスで顔を突き合わせてやるっていうのが良いですね。
村松:そうですね。だからよりリアルタイムに、その場でパートナーから出てきた言葉を膨らませても良いわけだし、それに対して「そうでもねえな」とかも言えちゃうっていう。スピード感と進化していく作業は、とまとくらぶならではっていう感じですね。でもこれだけが全てじゃないと思うから、やり方は。
山田:そうだね。「故郷」はこのやり方だったけど。
村松:どちらかがバーンと「ここまで書いたわ」っていう曲をやってみるのも面白いと思うし、将司さんが歌うパートを俺が書いてみたいっていう気持ちもあるし。
山田:決め事は本当にないというか。今2人ともギター持ってるけど、それもどうなるか分からないくらいの感じではあります。
──この「故郷」のサウンドに関しては、最初からこういうイメージだったんですか。
山田:最初はギター2本だけでやっていて、やっぱりリズム欲しいよねっていうことになって。DTMでドラムの打ち込みのパターンを2人で作って、パッドっぽいシンセを入れたりとか。
──ビートと、後ろでうっすら鳴っているのもシンセですか?
村松:シンセですね。
山田:色々混ぜたもんなぁ。クラップと打楽器っぽいのを混ぜてスネアに当てたりとか。2人でやっている感じに合う、邪魔しすぎないでいてくれる音の感じを探すのが結構大変だったよね。温度感というかさ。
村松:この音を絶対使いたいねっていうより、「故郷」の2人の歌とギターを邪魔しないで、世界観をちょっと広げてくれるようなものを選んだ感じです。
山田:曲の「故郷感」もあったのかもね。これだとちょっと都会すぎるなとか、これは肥溜めに足突っ込んでるような音だな、とか(笑)。都会に住んでる俺たちが故郷のことを歌っている、その良い感じの距離感が大事で。
──なるほど。そもそも故郷をテーマにした曲を作ろう、歌おうとなるのには、年齢的なことや世相にも関わってくるのかなとも思うんですね。
山田:大元は、水戸と千葉っていう、お互いの故郷を(ツアーで)回るっていうことで「故郷(仮)」くらいのことになっていて。……それこそ上京して20年くらい経ったりするから、20代とか30代に感じる故郷への想いとは違うし。40くらいになると友達にもそれぞれの生活があったり、亡くなっちゃった友達もいたりとか、そういう今の視点で故郷をどう感じてるかを歌詞にしてみよう、みたいな話をしましたね。
──拓さんとしても、今歌うテーマとしてすっと入ってくるものでした?
村松:そうでしたね。仮タイトルの時点で「歌いたいことあるかも」って直感的に思ったんですけど、それは今だからっていうのは本当にそうで。最近よく思うのは、僕は実家が千葉にあって、いつか千葉に帰るのかな、帰らないのかなって思いながら暮らしてるわけじゃないですか。でも例えば家族ができてここを家にしたら、その先に続いていく自分の子たちにはここが故郷になっていく。
──そうですね。
村松:そういう営みみたいなものって自分たち次第というか。その場所の意味を変えられるし、そこから始まる何かがあるよなって思ったりすると、自分の親たちがもともと地元じゃないのにあそこに住んでたりすることとか、そういう人たちがたくさん集まってニュータウンが出来てとか、そこで育った人がまた東京に出て行ったりとか、そういうことに想いを馳せたりしていて。故郷っていう言葉って、人によって意味が違うというか。自分が今思う視点で故郷について書けたらいいなと思って書きました。
山田:時代的にも、どんどん時間の流れがスピード感を増しているのもあるし、下手したら場所なんか無くてもできることが多くなってきちゃってるから、それこそ拓と顔突き合わせて飲んだり曲作ったりしてるのも同じだけど、人の温度感を感じられる場所──それがたとえ新たな場所であっても、そこで自分が出来上がっていくわけだから。忙しくて上ばっかり見たりっていう気持ちになればなるほど、そういう場所や人を無かったことにしがちだけど、自分を作ってくれたものはやっぱり故郷だから、そこを何度でも見直したいなと。それはより自分を知るためだし、そこから新しい場所へ行くために、全てを見つめ直して認めたい気持ちはありますね。
──シンプルでありながら、年齢や経験を重ねることでそこにどんどん意味が乗ってくるというか。良いタイトル、テーマです。
村松:嬉しいです。僕らの世代だとやっぱりこの言葉に意味合いを感じますよね。
──はい。30だったら多分……
村松:またちょっと違うかもしれない。
山田:30だと、語弊はあるかもしれないけど、上京して夢破れちゃった人が戻る場所が故郷、みたいなのはあったから。
村松:ああ、そう思ってました。ずっと。意地はってやってましたもんね。
山田:ね。
──自分の地元も、過去は新興住宅地だったのが今はみんな出て行っちゃったから閑散としてるんですけど、そういう景色も思い浮かんだりして。
村松:その出て行った人たちも別のところでまた街を作っていくわけですよね。……そう思うとめっちゃ深いですね。
山田:深いね。こんな深い曲だったんだ(笑)。
──話は変わりますが、お二人は地元が隣同士の県じゃないですか。そうなると共通の景色とかも見てたりするのかなって。
山田:えー……マックスコーヒーくらいじゃない?
村松:マッ缶かぁ。
山田:いや、「マッ缶」とは呼ばなかったけど、あの黄色と焦げ茶色の……
村松:そうそうそう。友達はステドリにしてましたよ。
山田:嫌だー!(笑)
村松:あとは「だべ」とかじゃないですか、方言的な。
山田:そうだね。「だべ」は共通してる。
村松:あと、お互いのホームのライブハウスが結構交流あったっていうのもあるかもしれない。
山田:LOOKとLIGHT HOUSEがすげえ仲良いからね。あとは、東京への想いとかもちょっと近いかも。
村松:「チバラキ」とか言いますしね。意外と仲良いかもしれないなぁ。
──最後に、とまとくらぶとしてこの先の展望をお聞かせいただけますか。
村松:音楽的な展望は、トマトを活かした曲をやりたいっていう。
山田:とりあえずカゴメとかデルモンテのタイアップ狙いで曲作っていこうかなって。
村松:(笑)。俺個人としてはちょっと洋楽っぽいメロディを将司さんに歌ってほしい気持ちがあるんで、それにトライしたい。……まあ、できた曲から順番にやっていくくらいの器でありたいですね。
山田:そうだね。普通に良い曲もありながら、遊べる曲もありながら。なんか出来たからちょっとやってみるか!みたいな感じでやれるくらいでいたいですね。……ライブはね、『麦ノ秋』のあそこ(埼玉・東松山のcoedoビール醸造所)で。
村松:あそこのステージを初ワンマンって決めてるんで。
──都内からのアクセスは正直微妙ですけど、ああいうフェスみたいなワンマンにしちゃうのも合いそうだし、面白いですね。
村松:野音くらいのイメージでやりたいですよね。だんだん暗くなってきて照明が効いてきて。それだったらいけそう。
山田:いつにしようかね。
村松:「とまとくらぶ」ってモジったら何になる?
山田:「とお」「とお」で10月10日?
村松:「ま」は何にするか……まあ、10月10日っすかね!
山田:雑!(笑)
村松:ま、そういうのも色々楽しみながらやれるのが“とまくら”の良い所だから。冗談を現実にしていくみたいな。
山田:名前自体がそういう感じだからね。

取材・文=風間大洋 撮影=大橋祐希

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