紅白ゲスト審査員発表 羽生結弦、松
本潤ら10人

 大晦日に放送される「第73回NHK紅白歌合戦」のゲスト審査員が21日、発表された。

 ゲスト審査員に選出されたのは、芦田愛菜、黒柳徹子、西村宏堂、羽生結弦、坂東彌十郎、福原遥、松本潤、村上宗隆、森保一、吉田都の10人。

 「第73回NHK紅白歌合戦」審査方法について、紅組・白組の勝敗は、

テレビ視聴者のみなさん…「視聴者審査員」
NHKホールで観覧の客…「会場審査員」
番組に出演する10人…「ゲスト審査員」

以上の投票で、決定する。なおその投票は、すべての対戦が終わったあとに実施。

そしてその勝敗は

「視聴者審査員」で投票数が多かったほうに、1ポイント
「会場審査員」で投票数が多かったほうに、1ポイント
「ゲスト審査員」で投票数が多かったほうに、1ポイント

以上の3ポイントを競い、2つ以上のポイントを獲得した組が「優勝」となる。

視聴者投票の概要

テレビ1台あたり、最大5票。
投票できる「票」の数は、テレビの視聴時間に応じて増える。
放送を視聴し始めたら1票獲得。その後、5分連続視聴を10回達成するごとに票が増える。
全対戦終了後の投票時間中、テレビのリモコンボタンで紅白どちらかを選ぶと、選んだ組に票が入る。
持っている票を分割して投票することもできる。(紅組に3票、白組に2票など)

総合テレビで視聴者はもちろん、BS4K・BS8Kで視聴する方も、視聴者審査員として投票に参加できる。

審査員プロフィール

▽芦田愛菜(あしだ まな)
(俳優)

2004年生まれ。兵庫県出身。
2010年、5歳の時に出演したドラマ「Mother」で脚光を浴び、2011年、ドラマ「マルモのおきて」では連続ドラマ初主演。
主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」を歌い、第62回NHK紅白歌合戦に出場した。
2013年、映画「パシフィック・リム」でハリウッドデビュー。
大河ドラマには、2011年の「江~姫たちの戦国~」と2019年の「麒麟がくる」に出演。
2018年の連続テレビ小説「まんぷく」では史上最年少で語りをつとめる。
2022年、テレビCMの年間放送回数と年間起用社数で1位に輝いた。

▽黒柳徹子(くろやなぎ てつこ)
(俳優)

東京都出身。
NHK専属の女優第1号としてデビュー。
「夢であいましょう」「ザ・ベストテン」など、数々のテレビ番組に出演。
日本のテレビ史を代表する一人。
1976年より自身が司会をつとめる「徹子の部屋」がスタート、2011年に「同一の司会者による番組の最多放送回数」が世界記録に認定された。
「NHK紅白歌合戦」では1958年の第9回、1980年の第31回から4年連続、通算5回、紅組司会をつとめた。また2015年の第66回では総合司会をつとめた。
ゲスト審査員としての出演は、2014年の第65回、2020年の第71回に続き、3度目。

▽西村宏堂(にしむら こうどう)
(アーティスト・僧侶)

1989年生まれ。東京都出身。
ニューヨークのパーソンズ美術大学を卒業後、アメリカを拠点にミス・ユニバース世界大会などでメイクアップアーティストとして活動。
2015年、浄土宗の僧侶となる。
LGBTQ活動家として「性別も人種も関係なく皆平等」というメッセージを日本語、英語、スペイン語などで発信し、ニューヨーク国連人口基金本部、イェール大学、増上寺などで講演を行う。
著書「正々堂々 私が好きな私で生きていいんだ」は8カ国語で出版される。
2021年にはTIME誌「次世代リーダー」に選出された。
2022年にNHKワールドで放送された密着ドキュメンタリー「A Monk Who Wears Heels(ハイヒールを履いた僧侶)」は、第5回アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワーズ ライフスタイル部門で最優秀賞にノミネートされた。

▽羽生結弦(はにゅう ゆづる)
(プロスケート選手)

1994年生まれ。宮城県出身。
2014年ソチ・2018年平昌オリンピック2大会連続で金メダルを獲得。
2022年の北京オリンピックでは4回転アクセルに挑戦し、国際スケート連盟公認大会で初めての認定を受けた。
2022年7月、プロスケーターに転向。
11月~12月にかけて、自身が企画・出演した単独アイスショーを開催。
来年2月には、スケーターとしては史上初となる東京ドーム単独公演Yuzuru Hanyu ICE STORY 2023 “GIFT” at Tokyo Domeを予定している。
「NHK紅白歌合戦」のゲスト審査員としての出演は、2015年の第66回以来、2回目。

▽坂東彌十郎(ばんどう やじゅうろう)
(歌舞伎俳優)

1956年生まれ。東京都出身。
父は銀幕のスターだった初代坂東好太郎。
1973年、歌舞伎座「奴道成寺」で初舞台。
1983年から二代目市川猿翁の門下に入り、若手ユニット「21世紀歌舞伎組」の一員としても活躍した。
その後、十八代目中村勘三郎とも数多く共演し、コクーン歌舞伎や平成中村座にも参加。
野田秀樹、三谷幸喜、宮藤官九郎らが手掛けた歌舞伎作品にも出演している。
2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に北条時政役で出演、その深みのある演技が評判となった。

▽福原遥(ふくはら はるか)
(俳優)

1998年生まれ。埼玉県出身。
小学1年生のときに子役としてデビュー。
2009年、NHK・Eテレの子供向け食育・料理番組「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」の主人公として出演し、注目を浴びる。
2017年に映画「チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」に出演。
2018年「声ガール!」で連続テレビドラマ初主演、2019年には歌手デビューを果たす。
NHKでは、2013年から2016年まで、Eテレの「すイエんサーガールズ」を務めたほか、2022年のドラマ10「正直不動産」に出演。
現在放送中の連続テレビ小説「舞いあがれ!」でヒロインの岩倉舞を演じている。

▽松本潤(まつもと じゅん)
(俳優・歌手)

1983年生まれ。東京都出身
1996年、中学1年生のときに芸能界デビュー。
1999年、アイドルグループ「嵐」のメンバーとして歌手デビュー。
「金田一少年の事件簿(第3シリーズ)」(2001)、「ごくせん(第1シリーズ)」(2002)、「花より男子」(2005、2007)シリーズに出演、俳優として大きな注目を浴びるとともに、バラエティー番組・CM・舞台出演など、幅広いジャンルで活躍し、絶大な人気を集める。
2016年、2018年のTBS・日曜劇場「99.9-刑事専門弁護士-」シリーズ、2022年 テレビ朝日・木曜ドラマ「となりのチカラ」に主演。
NHKでは、特集ドラマ「はじまりの歌」(2013)、「永遠のニシパ〜北海道と名付けた男 松浦武四郎〜」(2019)などに主演。
NHK紅白歌合戦には、「嵐」のメンバーとして12回の出場、5回の司会出演を果たした。
2023年大河ドラマ「どうする家康」では主人公の徳川家康を演じる。

▽村上宗隆(むらかみ むねたか)
(プロ野球選手)

2000年生まれ。熊本県出身。
九州学院高等学校では高校通算52本塁打。
2017年のドラフト会議で東京ヤクルトスワローズから1位指名。
1年目の2018年、プロ初打席で初本塁打をマーク。
2019年、プロ野球史上最年少でのサヨナラ本塁打を含め、36本塁打、96打点をマーク、セ・リーグの新人王に輝いた。
2021年、39本塁打で本塁打王、セ・リーグのMVPを獲得。
今シーズンは、8月に史上最年少の40号本塁打、プロ野球新記録となる5打席連続本塁打を打つなど次々と記録を更新、日本選手最多となる56本の本塁打を記録し、史上最年少(22歳)での三冠王(首位打者・本塁打王・打点王)に輝いた。

▽森保一(もりやす はじめ)
(サッカー日本代表監督)

1968年生まれ。長崎県長崎市出身。
1987年 マツダサッカークラブ(現・サンフレッチェ広島)入団。
1992年 日本代表に初招集。
1993年 ワールドカップアメリカ大会アジア最終予選には、ミッドフィルダーとして出場し、「ドーハの悲劇」を経験。
2003年までサンフレッチェ広島、京都サンガ、ベガルタ仙台の選手として活躍。2004年から指導者に。
2012年 サンフレッチェ広島の監督となり、就任1年目でJ1優勝に導く。
2017年 東京オリンピック・代表監督に就任。
2018年 日本代表監督にも就任。その後、アジア最終予選を突破し、7大会連続7回目のワールドカップ出場を決めた。
2022年 ワールドカップカタール大会では、1次リーグで、優勝経験のあるドイツ、スペインに逆転勝利。グループ首位で決勝トーナメント進出を果たした。選手の交代やフォーメーションの変更など、積極的な采配は国内外で称賛された。

▽吉田都(よしだ みやこ)
(新国立劇場舞踊芸術監督)

1965年生まれ。東京都出身。
9歳でバレエを習い始め、1983年、ローザンヌ国際バレエコンクールでローザンヌ賞受賞後、英国ロイヤルバレエスクールに留学。
1984年、現バーミンガムロイヤルバレエ団に入団。
1988年、プリンシパルに昇格。
1995年、英国ロイヤルバレエ団に移籍。
22年間にわたり、最高位であるプリンシパルを務めた。
ユネスコ平和芸術家、国連UNHCR難民サポーターに任命され、紫綬褒章、大英帝国勲章(OBE)など受賞歴も多数。
2017年、文化功労者に選出された。
2019年、バレエ文化の世界的功績と、引退まで多くのファンを魅了したことに対して、菊池寛賞を受賞。
2020年9月、新国立劇場舞踊芸術監督に就任。今年、新国立劇場バレエ団のダンサーたちに呼びかけ、ウクライナの平和への祈りを込めた動画「A Prayer for PEACE」を配信した。
「NHK紅白歌合戦」のゲスト審査員としての出演は、2006年の第57回以来、2回目。

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