浦井健治、伊礼彼方、加藤和樹らオー
ルキャストが圧巻の歌唱披露! フレ
ンチロックミュージカル『キングアー
サー』稽古場レポート
続く2曲目は、主人公アーサー役の浦井健治と、アーサーに仕え導く魔術師マーリン役の石川禅によるナンバー。杖を手にしたマーリンが、アーサーに深みのある声で歌いながら語りかける。下手にアーサー、上手にマーリン、その間からは狼と鹿に扮したキャスト二人が登場。アーサーとマーリンの歌唱に合わせて、しなやかで美しい身体表現で魅せる。
歌唱が終わると、演出家オ・ルピナからのノートの時間が設けられた。演出家自身がアクティングエリアに立ち、細かい動きや立ち位置の指示を身振り手振りを交えて役者に伝えていく。
3曲目が終わってすぐさま「カメラに一言!」とキャスト陣に声をかける伊礼に対し、「ディレクターなの?」とツッコミが入る場面も。歌唱を終えた安蘭は、伊礼に応えてカメラに向かって「ありがとうございました」と華麗にポーズを決めていた。
6曲目は、ランスロット役の太田基裕とグィネヴィア役の小南満佑子による切ないバラード。心から愛し合っているけれども、本来結ばれることがあってはいけない二人。「これは愛ではない」と互いに心を欺きながら、苦しい心情を吐露する。太田と小南の歌声が重なり美しいハーモニーを奏でることで、より一層哀愁漂うシーンとなっていた。
7曲目に移る前に「間もなく和樹ー!」とキャスト席から歓声が上がる。最後に披露されたのは、メレアガン役の加藤和樹とモルガン役の安蘭けいの二人がメインとなるダンサブルなナンバー。アーサーへの復讐のために手を組むメレアガンとモルガン。復讐に燃える二人の熱い眼差しに圧倒されたかと思えば、アンサンブルキャスト陣によるアクロバティックなダンスが次から次へと繰り出され、瞬きする暇もない程の圧巻のパフォーマンスとなっていた。
今の世の中、選択することを余儀なくされることも多く、自分自身、日常的に責任をもって行動することと、良いこと悪いことを間違えないように選択することの大切さを今まで以上に感じている日々です。
それでも抗いたい。。というアーサーたちの、運命や選択を超えた想いなどが、時代への願いに変換されて込められているような今作。過去、シェイクスピア歴史劇シリーズに携わっていた時と同じ流れを感じています。王とは、血筋とは。
そして、いつの時代にも通ずる人間の業というものに立ち向かう、純粋なアーサーを演じていきたいと思います!
想像以上に1曲1曲の個性が強く、独特で、どの曲もシングルカット出来るくらい遜色のないクオリティー。数人の作曲家が関わっているのにもかかわらず、良くこれを一本の芝居にまとめたなぁと感心しました。
メレアガンはほとんど台詞がないので音楽の力と殺陣を使って心情を伝えられるように心掛けてます。どこまで伝えられるのかまだ手探りですが、限られた時間の中、色々チャレンジし、役を掘り下げて初日を迎えられるように精進します。
ファンの方やお客さまと年明け早々に会えるのが嬉しいです。
今から待ち遠しい!!!
メインキャスト以外のカンパニーのみんなも一人一人の技量が高く、観ていて毎回惚れ惚れする。彼らが作り出す世界観と僕らの芝居が合わさった時、初めて日本版キングアーサーが生まれます。存分に楽しんでください。
お見逃しなく!!
一つ一つのシーン、それぞれの役の感情が芝居、歌を通してビンビンに伝わってきます。ここから更に良い方向へ進んでいくと思います。ご期待ください。
まだまだこれから稽古を積む段階ですので、
見えていない部分ばかりですが、お客様に楽しんでいただける様に稽古していきたいと思っています。
来年の幕開けに相応しい豪華なエンターテイメント作品になるかと思いますので、ぜひ楽しみにいていただけると幸いです。
元気な姿で劇場でお会いしましょう!
初日まで頑張っていこうと思っています。
キングアーサーを好きな人が沢山いる事も
わかって、それぞれの好きポイントも全然違ったりしていて、アーサー伝説の用に
色々な捉え方がある作品だからこそ
自分の軸もしっかりおきつつ
幅広い世代の方に楽しんでいただけるように
がんばっていきます!
劇場でお待ちしております。
フランス、韓国で上演され、多くの方に愛されている作品に、グィネヴィアとして出演させて頂けること、そして韓国公演の演出をなさったルピナさんの熱いご指導のもと、連日充実したお稽古に大変喜びを感じながら奮闘しております。
人生は選択の連続だと言われますが、そんな重大な選択を迫られた時に、人はどういった感情を持ち、行動するのか。
グィネヴィアの選ぶ道を丁寧に描いていけるよう、全身全霊で挑んで参ります。
2023年の幕開けに相応しい豪華な今作を是非ご期待下さい!
数年前、この作品の出演のお話を頂いて以来頭の片隅にキングアーサーが常に存在していました。自分の人生のこのタイミングでこの作品に出演できる事、そしてそれを自らが選択した事、絶対に何か意味があると思っています。私にとってこの作品への出演は大きなチャレンジです。日々のお稽古の中でまだまだ自分への課題は山積みですが、必ず自信を持って舞台上でグィネヴィアとして生きます。素晴らしいキャスト、スタッフの皆さんと心を一つに日本ならではの『ミュージカルキングアーサー』を創りあげたいと思います。楽しみにしていてください。
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