「SLAM DUNK」新声優はどんな人?代
表作・プロフィール紹介【新旧キャス
ト・主題歌一覧も】
(c) I.T.PLANNING,INC. (c) 2022 SLAM DUNK Film Partners バスケットボール漫画の金字塔「SLAM DUNK」(スラムダンク)を新たにアニメ映画化する「THE FIRST SLAM DUNK」が12月3日に公開されました。
旧アニメ版(1993~96年にテレビアニメが放送)から主要キャストが一新され、「声優交代」がSNSのトレンド入りをするなど話題を集めている本作。本記事では、湘北メンバーの新声優にスポットを当て、彼らのプロフィールや代表作、それぞれの魅力をご紹介。あわせて、新旧キャスト一覧、新旧の主題歌情報も掲載しています。
原作者・井上雄彦氏の監督のもと、新たな「SLAM DUNK」を紡ぐ声優陣はどんな人なのか――。新キャスト発表後、ファンからさまざまな反応が寄せられたことをうけて、公式がコメントを発表するという異例の事態となりました。これまでも「人気作の声優交代・キャスト一新」は大きな注目を集め、賛否さまざまな意見があがりました。だからこそ、異例のコメント発表を行った製作サイドはもちろん、演じる声優陣も並々ならぬ覚悟で臨んでいるのではないでしょうか。
本記事を通して、新キャストについて知っていただき、新旧アニメの情報も復習することで、「THE FIRST SLAM DUNK」をより楽しんでいただけますと幸いです。
(c) I.T.PLANNING,INC. (c) 2022 SLAM DUNK Film Partners【目次】
・新旧キャスト一覧
・「THE FIRST SLAM DUNK」キャスト紹介(代表作・プロフィールなど)
・旧アニメ版・主題歌一覧
・「THE FIRST SLAM DUNK」主題歌紹介
・「THE FIRST SLAM DUNK」キャスト紹介(代表作・プロフィールなど)
・旧アニメ版・主題歌一覧
・「THE FIRST SLAM DUNK」主題歌紹介
【新旧キャスト(新キャスト/旧キャスト)】
・宮城リョータ:仲村宗悟/塩屋翼
・流川楓:神尾晋一郎/緑川光
・桜木花道:木村昴/草尾毅
・赤木剛憲:三宅健太/梁田清之さん
・木暮公延:岩崎諒太/田中秀幸
・安田靖春:阿座上洋平/小野坂昌也
・潮崎哲士:櫻井トオル/神奈延年
・角田悟:遠藤大智/里内信夫
・桑田登紀:村田太志/森川智之
・石井健太郎:堀井茶渡
・佐々岡智:星野佑典
・彩子:瀬戸麻沙美/原えり子
・安西光義:宝亀克寿/西村知道
・水戸洋平:小林親弘/森川智之
・高宮望:こばたけまさふみ/塩屋浩三
・野間忠一郎:松田健一郎/幹本雄之
・大楠雄二:福西勝也/林延年
・堀田徳男:稲田徹/大塚芳忠
■関連記事:新キャスト発表時の声優コメントはこちら
【「THE FIRST SLAM DUNK」キャスト紹介】
■桜木花道役:木村昴)
原作漫画の主人公・桜木花道役を務める木村昴さんは、ドイツ出身、6月29日生まれの32歳。O型。アトミックモンキー所属。2005年に当時14歳で「ドラえもん」ジャイアン役をオーディションで射止め、一躍注目を集めました。
木村さんの声優キャリアにおいて、もうひとつの大きな転機となったのが、2017年9月に始動したキャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク」への参加。声優が本格的なラップに挑戦した同プロジェクトにおいて、木村さんはヒップホップカルチャーへの豊富な知識、抜きんでたラップスキルを発揮。プロジェクトを引っ張る存在となり、新たなファン層を獲得しました。
さらに顔出しでのテレビ出演が多く、地上波バラエティにも精力的に出演されています。底抜けに明るいキャラクターがバラエティ番組などで愛され、20年からはテレビ東京系・朝のバラエティ「おはスタ」のMCを努めています。
また、「ドラえもん」スネ夫役の関智一さんを「師匠」として慕い、関さんのアドバイスをきっかけに「天才劇団バカバッカ」を立ち上げ。プライベートでは、妹さん思いの“リアルジャイアン”な一面も。大のコーラ好きで、自身のYouTubeチャンネルなどでコーラの缶やペットボトルのコレクションを披露しています。
■宮城リョータ役:仲村宗悟)
湘北高校バスケ部のポイントガード、宮城の声を務める仲村宗悟さんは、沖縄県出身、7月28日生まれの34歳。アクロスエンタテインメント所属。B型。「アイドルマスター SideM」天道輝役、「ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突」ウルトラマンレグロス役(声の出演)などを務め、放送中のアニメ「ブルーロック」では我牙丸吟役を担当しています。
仲村さんは、音楽とバラエティ能力の高さも魅力。事務所プロフィールの趣味・特技の欄に「作曲」とある通り、2019年にアーティストデビューを果たすと、自身で作詞作曲を担当(提供曲もあり)。出演番組では、即興ソングを披露して盛り上げることも!
バラエティ能力の高さがうかがえる活動のひとつが、20年から3年連続でMCを務めているABEMAの声優番組「声優と夜あそび」。同番組では20年に安元洋貴さんと月曜MC、21年に森久保祥太郎さんと「WEEKEND」MCを務め、22年は関智一さんと金曜MCを担当中。バラエティの“手練れ”ぞろいの先輩声優にも臆することのない明るいキャラクターで、愛すべき後輩として存在感を発揮。MCとしてのスキルも年々パワーアップしています。
声優としてのアニメ出演、アーティストやバラエティ面での活動、それら全てが上向きで、人気上昇の真っただ中にいる、これからを担う若手声優のひとりです。
■三井寿役:笠間淳
湘北高校バスケ部の天才シューター、三井寿役を担当する笠間淳さんは、4月10日生まれで広島県出身。東京俳優生活協同組合(俳協)所属。これまでに、ゲーム「アイドルマスター SideM」葛之葉雨彦役、アニメ「お前はまだグンマを知らない」轟二矢役、「ガンダムビルドダイバーズ」クジョウ・キョウヤ役などを務め、23年1月放送のオリジナルアニメ「REVENGER」では主演を努めることが発表されたばかりです。
さらに、岡田准一さん出演のドキュメンタリー番組「ザ・プロファイラー~夢と野望の人生~」、NHK Eテレ「すくすくナイト」などナレーターとしても活躍。アイドルコンテンツへの参加も多く、前述の「アイドルマスター SideM」のほか、ゲーム「あんさんぶるスターズ!!」のHiMERU役、アニメ「永久少年 Eternal Boys」の井伊蓮司役、駅員×アイドルのプロジェクト「STATION IDOL LATCH!」では上野駅・飴屋楊役を務めています。
また自身の朗読番組を持ち、朗読劇にも多数出演するなど、朗読にも力をいれています。
■流川楓役:神尾晋一郎
バスケひと筋の性格で、中学時代からスタープレイヤーだった流川楓を演じる神尾晋一郎さんは、北海道出身、1月13日生まれの40歳。81プロデュース所属。木村さんと同じく「ヒプノシスマイク」に参加しており、毒島メイソン理鶯役で魅惑の低音ラップを披露しています。
さらに「あんさんぶるスターズ!」鬼龍紅郎役でも知られ、「約束のネバーランド」「Fate/Grand Order」などにも出演。NHK「世界はほしいモノにあふれてる」などでナレーターも務めています。
神尾さんの注目ポイントは、声優業に留まらない多才ぶり。声優事務所のみならず、劇団「丸福ボンバーズ」にも所属し、音楽と純文学をかけあわせた純文学楽団「KATARI」のメンバーとしても活動。さらに、料理好き声優としてcookpadLiveの企画ではコース料理に挑戦しています。
その才能は留まるところを知らず、マジシャンとしてEテレの子ども番組「にほんごであそぼ」にも出演!(同番組での名前は「マジしゃんいちろう」) 配信番組への出演も多く、安定したトーク&バラエティ力を発揮しています。
■赤木剛憲役:三宅健太
湘北バスケ部のキャプテン、ゴリこと赤木剛憲を演じるのは三宅健太さん。81プロデュース所属。8月23日生まれ、沖縄県出身。A型。湘北バスケ部メンバーを演じる声優5人のなかで最年長の45歳です。
三宅さんといえば、少年漫画原作アニメで存在感を発揮してきた、熱く力強いお芝居が魅力です。「SLAM DUNK」と同じく「週刊少年ジャンプ」作品である「僕のヒーローアカデミア」のアニメ版では、オールマイト役を担当。「ヒロアカ」において、オールマイトは“平和の象徴”であり、ヒーローを目指す若者たちの精神的支柱となっているキャラクターです。そんな役を演じてきた三宅さんが、「THE FIRST SLAM DUNK」では湘北バスケ部を支える、赤木キャプテンを担います。
同じく「ジャンプ漫画」原作のアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」では、モハメド・アヴドゥル役を担当。実直、真面目、熱血漢というアヴドゥルの性格も、どこか赤木を連想させます。少年漫画原作のアニメでは、このほかに「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」スカー、「進撃の巨人」ミケ・ザカリアスなどを演じています。
また、「マイティ・ソー」シリーズでソー役の日本語吹き替え声優を担当するなど、吹き替えも数多く担当しています。
(c)井上雄彦・アイティープランニング・東映アニメーション 旧アニメ版といえば、音楽も名曲ぞろい! アニメを思い出す時、脳内でイントロやサビが自動再生される……という方も多いのでは?(筆者がそうです)。その楽曲ラインナップをご紹介します。
【旧アニメ版(テレビアニメ)の主題歌(曲名/アーティスト)】
【「THE FIRST SLAM DUNK」主題歌】
(c) I.T.PLANNING,INC. (c) 2022 SLAM DUNK Film Partners 今作「THE FIRST SLAM DUNK」の主題歌を担うのは、人気ロックバンド2組! オープニング主題歌は「The Birthday」が担当し、エンディング主題歌は「10-FEET」の楽曲「第ゼロ感」に決定しています。さらに「10-FEET」のTAKUMAさん(Vo&G)は、武部聡志さんとともに劇中音楽にも参加されています。
「The Birthday」のチバユウスケさん(Vo&G)は、「楽曲でこだわったのはやはり疾走感かなと。映画は絶対すげーもんになってると思うのでバースディの曲も含め、是非楽しんでほしいです」とコメント。「『SLAM DUNK』はど真ん中世代の作品」という「10-FEET」は、「エンドロールが終わるまでが映画だという思いで制作しましたので、ぜひ最後の1音まで映画館で楽しんでいただきたいです」とアピールしています。
■【関連記事】「The Birthday」「10-FEET」のコメント全文はこちら
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