中島健人、3年ぶりの“京成王子”姿
披露 京成スカイライナーの魅力を“
超速スピーチ”
クリエイティブディレクターや監督をはじめ、制作スタッフに顔見知りが多いことからリラックスした表情で撮影現場に登場した中島は、打ち合わせでテスト映像を確認しながら「ははは。カッコいい!おもしろい!」とユニークな演出に大喜び。長いセリフもしっかりと頭に入っているようで、小声で何度も繰り返しながらカメラの前へ移動すると、1 回目のテストからハイスピードで流れるように話し切る見事な演技を披露。「歌う時よりブレス(呼吸)が難しい」と悩ましい表情を見せていましたが、監督は「すごいクオリティ!素晴らしい」と大絶賛していた。
「早口でも、しっかり意味を伝えたい」という監督のオーダーを受けて挑んだ2度目のテイクでは、感情を込めながらも、途中で息継ぎを入れず一気に長ゼリフを話し切った中島。監督やスタッフが驚きの表情で見守る中、「ノーブレ(息継ぎなし)で!深海にいる気分(笑)!」と呼吸を整えながら周囲の笑いを誘った。また、トーンを変えながら撮影を繰り返す中でセリフを間違え、そのままアドリブで話し続けて「京成最高!」と締めくくるひと幕も。NGをコンサートのように盛り上げてしまう中島のサービスに、スタジオが大きく沸いた。
駆け抜けるスカイライナーに並びポーズを決めるシーンでは、「スカイライナーってクールなイメージもあるからな…」と、イメージを膨らませ撮影に臨んだ中島。2回の本番で異なる演技を披露すると、監督はすぐに「OK」の合図を出したが、パーフェクトすぎる出来映えにどちらか一方を選べず、本人に「どっちがいいと思いますか?」と相談。「どっちかな~…やっぱりファーストテイクですね。スカイライナーの動きと連動感がある」という中島のコメントを受け、監督も「じゃあこっち、いただきます!」と1テイク目の採用が決定。
「撮影現場の風景」の撮影はメインのシーンと同じスタジオで行われただけでなく、カメラマンや音声スタッフ、スタイリスト、監督までも“本物”がそれぞれの役を務める演出で、中島も「え?みんな出るの!?おもしろい!」と驚いていた。あまりにも自然な雰囲気で撮影が行われたため、どこまでカメラに映る範囲かわからなくなる関係者が続出するなどハプニングもあったが、「本番直前の雰囲気」で出演した中島は映像を確認しながら「アハハ。オレ何もしてない(笑)」と、自身の“演技していない演技”を不思議そうに眺めていた。
SPICE
SPICE(スパイス)は、音楽、クラシック、舞台、アニメ・ゲーム、イベント・レジャー、映画、アートのニュースやレポート、インタビューやコラム、動画などHOTなコンテンツをお届けするエンターテイメント特化型情報メディアです。