山中崇&小林聡美、大貫勇輔&瀧内公
美、麿赤兒&橋本マナミで、朗読劇『
ラヴ・レターズ』を23年に上演
幼馴染のアンディーとメリッサ。自由奔放で感覚人間のメリッサ。真面目でいつも何かを書いているアンディー。思春期を迎えて彼らは一番近い異性としてお互い十分相手を意識しはじめる。しかし、ついに決定的に結ばれるチャンスを迎えた夜、二人は友達以上にはなれない自分たちを発見する。大学を出た二人はそれぞれ結婚し、まったく別の道を歩き始める。海軍を経て法曹界に入り上院議員まで登りつめるアンディー。アートの道に進んだものの行き詰まって精神的破綻をきたすメリッサ。久しぶりに再会した二人は別々に過ごした日々を取り戻すかのようだった。しかし……。50年にわたる手紙のやりとりで綴られていく、二人の物語をお届けします。
演出:藤田俊太郎 コメント
不朽の名作、朗読による二人の愛のストーリー。時に遠くに、時に近くにいる最愛の相手に送る「手紙だけの演劇」をどうかお楽しみください。
PARCO劇場でたくさんのお客様をお待ちしております。
聡美さんは趣味で俳句会を催されてて「今度誘うね」とおっしゃってたので、最初はそのお誘いかと思いました。違いました。今年の春ごろに吉祥寺の交差点で偶々すれ違ったんです。「お、タカシ!」と声がして。その時に感じた、違う一面を見たような感覚。もしかしたら今回活かせるかも知れないと思っています。どうぞお楽しみに。
これまで500回以上上演されてきた「ラヴ・レターズ」。
こんなにも長きにわたって人々に愛され続けるのは、
だれもが、アンディーとメリッサの間で交わされる手紙の中に、
自分のこれまでの人生を重ねることができるからかもしれません。
共演の山中君も私もかなり和風な外見ですが、
朗読の二時間は幼なじみのアンディーとメリッサとして、
手紙をしたためたいと思います。
歴史ある『ラヴ・レターズ』に出演することとなり、感謝するとともに、非常に緊張しています。
朗読劇は8年ぶり、3作品目になりますが、これまでの俳優経験を生かし、特に声優の経験も積みましたので、動きに頼らず、声をメインに表現すること自体、とても楽しみにしています。
藤田さんとのお仕事は初めてですし、瀧内さんとも初対面ですが、素敵な化学反応を起こせるよう、全力で取り組みます!
2016年の初夏、私は一時閉館を迎えるPARCO劇場に舞台を観にきていました。
いつか立ってみたかったな、とスペイン坂を降りながらなんとも言えない感情が込み上がってきたのを今でも覚えています。
あれから6年、新PARCO劇場に自分が立てる日が来るなんて。しかも演目があの朗読劇『ラヴ・レターズ』です。名だたる先輩方が作り上げてきた歴史ある作品で立たせてもらえるなんて、とても光栄です。
今回、はじめましての大貫勇輔さんと私とで生み出す“アンディーとメリッサ“がどんな風になっていくのか、いまからお稽古が楽しみです。
皆さまに素敵な時間をお届けできるよう、精一杯がんばります!
この公演をいとも気楽に引き受け、台本を読んでみると、なかなかどうして一筋縄ではいかない不思議な罠が仕掛けられていることに気が付いた。
これはどうしたことだ! 油断禁物。
考えてみると、手紙というものはまず他人の前で声を出して聞かせるものではない。芝居や朗読・朗読劇ともちょっと違うものだ。
さて、私はこの手紙を差出した男に扮して演じ進めるのか、或いは客観的第三者として声を出して読み進めるのか……
その辺りの塩梅の妙を引き出せたらと思っている。
後半には涙が出てしまったぜ。
20代の時から頻繁に通い、憧れていたPARCO劇場。2年前に生まれ変わったPARCO劇場に立てること、そしてずっと気になっていた『ラヴ・レターズ』に出演できること大変嬉しく思います!
共演は麿赤兒さん。映画でも共演経験がある麿さんとのどんなラブストーリーを描けるか楽しみで仕方ありません。
皆さんに素敵な時間をお届けできるように楽しみながら頑張ります。
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