新国立劇場【未来につなぐもの】第三
弾 豊原江理佳、土居志央梨、西尾ま
り、増子倭文江など、演劇『楽園』出
演者が決定

2023年6月、新国立劇場 小劇場にて上演される、演劇『楽園』の出演者が決定した。
本作は、2022/2023シーズン中に日本の劇作家の新作をおくるシリーズ企画【未来につなぐもの】の第三弾。□字ック主宰、演出家、映画監督、俳優として幅広い活動を展開している山田佳奈の新作となる。
日本の島で行われる、年に一度の神事をモチーフに、さまざまな年代の女性たちが語る会話から伝統継承と変化のはざまを生きる現代のわれわれの姿があぶり出される姿を描く。
演出は、劇団俳優座に所属し、劇団以外でも活動の場を拡げている注目の眞鍋卓嗣。出演者は、豊原江理佳、土居志央梨、西尾まり、清水直子、深谷美歩、中原三千代、増子倭文江。
話題の作家と演出家の組み合わせがどのような作品を産み出すのか、期待しよう。
【あらすじ】
とある離島の港町。年に一度、村の女性たちが一日をかけて拝所をまわり、祈る神事があった。
折しもその当日、 拝所ではコロナのワクチン接種の案内や、村長選への期日前投票のアナウンスが風に乗って聞こえてくる。
世話役の「おばさん」は自分の「娘」に、「村長の娘」と「区長の嫁」が居合わせることが気が重いとぼやいている。島民の高齢化で、島外から嫁に来た「若い子」をはじめ、移住者に頼らざるを得ないが、外からの受け入れに対して、旧来の「村長」と改革派の「区長」が対立しているからだ。
そこに、「区長の嫁」がテレビの取材に来た「東京の人」を連れてくるが、撮影許可がおりてないと「村長の娘」ともめる。上司からプレッシャーをかけられ、なんとか撮影したい「東京の人」は、隠し撮りカメラを拝所に忍ばせる。カメラに気づいた神職者の「巫(カンナギ)さま」は、「東京の人」に自身の身の上や島のこと、過去の戦争のことを語り始め……。
離島を舞台に繰り広げられる、話題の作家と気鋭の演出家がタッグを組んだ、女たちの物語。

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