柿澤勇人が進行するキャスト座談トー
クも! グリブラ#68はミュージカル
『東京ラブストーリー』稽古場取材

WOWOWオリジナルミュージカルコメディ「福田雄一✕井上芳雄『グリーン&ブラックス』」(以下、「グリブラ」)。
2022年11月25日(金)#68の放送は、今月27日(日)より東京建物Brillia HALLにて上演予定のミュージカル『東京ラブストーリー』の稽古場取材を放送する。
1988年に漫画として発表後、1991年にテレビドラマとしても放送。当時、「月曜の9時には渋谷から人がいなくなる」と言われるほど人気を博し、社会現象を巻き起こした。その大ヒット作品がこの度、豪華スタッフにより世界で初のミュージカル化。原作ではバブル期だった時代背景を、ミュージカル版では2018年春から2019年春に設定を置き換え、舞台オリジナルのキャラクターも登場する新作ミュージカルだ。
キャストは一部2チーム制となり、「空キャスト」の柿澤勇人、笹本玲奈、廣瀬友祐、夢咲ねね、「海キャスト」の濱田龍臣、唯月ふうか、増子敦貴(GENIC)、熊谷彩春のほか、シングルキャストとして綺咲愛里、高島礼子ら出演者が集結する。
今冬最大の注目作の稽古場に「グリブラ」が潜入取材。今回は「空キャスト」の永尾完治役を演じる柿澤が、準レギュラーとしてもおなじみの「グリブラ」ファミリーの一員として、自身が属する「空キャスト」の稽古場を紹介する。
ミュージカル『東京ラブストーリー』稽古場取材の様子
ミュージカル『東京ラブストーリー』稽古場取材の様子
ミュージカル『東京ラブストーリー』稽古場取材の様子
柿澤が進行するキャスト座談トークも予定されており、開幕直前の貴重な舞台裏を届ける。テレビ史に残る最大の恋愛ドラマは、どのようにしてミュージカル化されるのか!? 作品をより楽しむことができる内容は必見だ。
ミュージックショーのコーナーでは、井上芳雄が昨年に逝去したミュージカル界の巨匠、スティーヴン・ソンドハイムが手掛けたミュージカル『カンパニー』より「Being Alive」を披露。放送翌日が命日となるソンドハイムに捧げる井上の歌唱をともに堪能したい。
井上芳雄
井上芳雄
さらに望海風斗昆夏美はミュージカル『CHESS』より「I Know Him So Well」を披露。珠玉のデュエットを楽しもう。
(左から)昆夏美、望海風斗
(左から)昆夏美、望海風斗
▼「Being Alive」(ミュージカル『カンパニー』より)
【井上芳雄からのメッセージ】
ソンドハイムの楽曲、しかも今回は、バーブラ・ストライサンドがご自身のアルバムで歌っているバージョンにトライしてみました。僕の好きな曲で、ほかのアレンジでは歌ったことがありますが、このバーブラ・ストライサンド版のアレンジを歌うのは初めて。この曲、転調があって難しいんですよ。でもいい曲ですよね。バンドの皆さんも一生懸命に演奏してくださいました。人生の酸いも甘いも噛み締める…、そんなテイストの曲でもあるのかなと思いますが、どこか疾走感、エネルギーがあるなと感じます。『カンパニー』は、今はブロードウェイで女性が主役のバージョンを上演したりしていますよね。僕、年齢的にも合ってるんじゃないかな〜。ソンドハイムは昨年お亡くなりになってしまったけれど、多くの名曲を遺してくれた中の、代表曲の一つだと思います。それを歌えたことが嬉しいですし、本編もやってみたいな…なんてちょっと興味もありますので、ぜひ皆さんには僕が演じたらどうなるだろう!?と想像しながら観てください。
▼「I Know Him So Well」(ミュージカル『CHESS』より)
【望海風斗からのメッセージ】
『CHESS』を観た時に、とても素敵な曲だなと思ったんですね。女性同士のデュエットってなかなかないですし、いつかこの曲を歌ってみたいな…と思っていたので、今回歌えて本当に嬉しかったです。一人で練習していた時にちょっと不安になったんですが、昆ちゃんと一緒に歌ったら「歌える気がする!」と勇気が湧いて(笑)、その勢いで歌いました。昆ちゃんの歌を間近で聴けて、学べたことがたくさんあったので、またぜひ違う歌でご一緒出来るように精進したいと思います。今回は少し大人っぽい、景色が見えるようなデュエットを昆ちゃんと一緒に歌えたことが嬉しかったので、ぜひ多くの方に楽しんで観ていただけたらなと思います。
【昆夏美からのメッセージ】
この曲は、自分のコンサートで歌うくらい大好きな曲です。それをまさか、だいもんさん(望海風斗の愛称)とご一緒出来るなんて…本当に嬉しいです!歌い出しのだいもんさんの歌声に聴き入ってしまって、いちファンとして「素敵〜!」って聴いている私の顔がアップで映っていて恥ずかしいですね(笑)。昔からだいもんさんのことを応援してまして、そのことは私自身がいろんなところで話しているので、宝塚ファンの皆さんもミュージカルファンの皆さんもご承知のことと思います。このデュエットを「昆ちゃん、やったね!」と思って観ていただけたら(笑)。だいもんさんの歌声って密度が濃いんですよね。一音にすごく詰まっているものがあって、それが広がっていく、その歌い方が大好きで。この曲にぴったりな素敵な歌声、それに寄り添えるように頑張りましたので、ぜひご覧ください!

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