セカオワ「スノーマジックファンタジー」は悲しい物語?歌詞の意味を考察

セカオワ「スノーマジックファンタジー」は悲しい物語?歌詞の意味を考察

セカオワ「スノーマジックファンタジ
ー」は悲しい物語?歌詞の意味を考察

雪山に住む妖精との恋物語

SEKAI NO OWARI-スノーマジックファンタジー【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
『スノーマジックファンタジー』は、人気バンド『SEKAI NO OWARI』が2014年にリリースしたメジャー5枚目のシングルです。
表題曲でもある同曲は、JR東日本のスキー旅行キャンペーンのCMソングとして書き下ろされたもの。
そのため冬を思わせる歌詞が度々登場し、さらには不思議な世界観も相まってクリスマスソングとしても人気です。
スノーマジックファンタジー 歌詞 「SEKAI NO OWARI」
https://utaten.com/lyric/jb71401060
冒頭の歌詞からわかる通り、この曲は主人公と雪の妖精との恋物語。
一体どんな展開が待ち受けているのか、続く歌詞をチェックしましょう。
スノーマジックファンタジー 歌詞 「SEKAI NO OWARI」
https://utaten.com/lyric/jb71401060
主人公がどのようにしてこの場所に行き着いたかはわかりませんが、どうやら「スノーランド」という雪山にある国で「君=雪の妖精」と出会ったようです。
スノーマジックファンタジー 歌詞 「SEKAI NO OWARI」
https://utaten.com/lyric/jb71401060
こちらは雪の妖精のセリフでしょう。
夏に憧れを抱いているようですが、「知らない方がロマンチックなこともある」とどこか現実的。
たしかに、あの夏の暑さは人間でも堪えるものがありますし、ましてや雪の国の妖精じゃ耐えられないはず。
それならば「知らない方がいい」と思ったのかもしれませんね。
妖精の言動に注目!
スノーマジックファンタジー 歌詞 「SEKAI NO OWARI」
https://utaten.com/lyric/jb71401060
こちらは2回目のサビの後に続く歌詞です。
どうやら主人公は寂しい人生を歩んできたようですね。
しかし、雪の妖精と出会い、愛し愛されることを知って満たされている様子。
とはいえ主人公は人間で、相手は妖精です。
「年齢は200歳くらいなの?」という主人公の質問、そしてそれを無視する妖精の言動に現れている通り、埋められないものや超えられない壁があるのかもしれません。
スノーマジックファンタジー 歌詞 「SEKAI NO OWARI」
https://utaten.com/lyric/jb71401060
続くこちらの歌詞は、妖精のセリフです。
「命はいずれ終わるものよ」は、妖精ではなく主人公のことを指しているのでしょうか?
主人公から妖精に対する質問を無視している描写を踏まえて考えると、妖精に寿命はないのかもしれません。
そう考察すると「貴方と私は終わりが来る」というフレーズは、死別を意味しているのでしょう。
妖精側も幸せを感じていることから、二人が両想いであることもわかります。
ハッピーエンドは待っているのでしょうか?
主人公が言う「こういう事」とは?
スノーマジックファンタジー 歌詞 「SEKAI NO OWARI」
https://utaten.com/lyric/jb71401060
後半の歌詞で鍵となるのが「眠くなってきた」という歌詞。
妖精との出会いが全て夢だったという展開も予想できましたが、眠くなってきたということはこれから眠るということ。
つまり主人公が今夢を見ているという説は成り立たなくなります。
とはいえ単純に「眠い」というのも、楽曲の世界観にそぐわない気がしますよね。
そこでもう1つ注目したいのが「君と一緒にいるという事は、やはりこういう事だったんだろう」というフレーズ。
続く「でも良いんだ」というフレーズからも、何か終わりや諦めのようなものを感じます。
これらを踏まえて考えると、「眠くなってきた」は主人公の死が近づいている様子を表しているのではないでしょうか?
雪山にいる妖精と一緒にいる=雪深いところで遭難している=体温が下がり眠くなる=死とも考えられますね。
「主人公が亡くなってしまう物語」という点だけを見ると、悲しい物語にも思えますが、主人公は最後「僕のハッピーエンド」と言っています。
これまでは誰からも愛されてこなかったけれど、雪の妖精に出会って愛を知った。
結果的にこの世を去ることにはなるけれど、それだけで大満足…。
そんな主人公の気持ちを思うと、確かにハッピーエンドなのではないでしょうか。
MVを見て歌詞考察を楽しもう
今回はセカオワの『スノーマジックファンタジー』の歌詞の意味について考察しました。
作詞を務めたボーカル・Fukaseの独特な世界が広がる楽曲でしたね。
もちろん、今回ご紹介した内容はあくまで一説です。
他にも様々な考察があると思いますので、ぜひ同曲のMVなどを参考にしながら他の考察を楽しみましょう!

UtaTen

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