コブクロ「蕾」は実話!?歌詞に込め
られたストーリーや意味を徹底解説!
TVドラマ主題歌として大ヒット!
『蕾』は男性アーティスト『コブクロ』の14枚目のシングルで、第49回日本レコード大賞を受賞した名曲です。
▲コブクロ - 『蕾』【OfficialMusicVideo】
TVドラマ『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』の主題歌として書き下ろされましたが、実は同曲はボーカル・小渕健太郎の実話。
小渕は18歳の時に母と死別しており、ドラマの原作で描かれた母への愛に深く共感したことから、『蕾』が誕生しました。
それを踏まえ、早速歌詞をチェックしましょう。
蕾 歌詞 「コブクロ」
https://utaten.com/lyric/jb10703516
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お母さんは汗を垂らしながら一生懸命働いていたようですね。
どんなときでも笑顔を絶やさず、たくさんの愛を持って子供と向き合っていた様子がわかります。
蕾 歌詞 「コブクロ」
https://utaten.com/lyric/jb10703516
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「こんな日」について具体的には触れられていませんが、後半に「一人」という歌詞があることから、母親が亡くなった日のことを指しているのでしょう。
亡き母との思い出に浸りながら、悲しみにくれる主人公の姿が思い浮かびますね。
季節が変わり…主人公の気持ちは?
「蕾が僕を待っている」という歌詞から、ここまではおそらく春より前の話。
続く2番では、少し時が進みます。
蕾 歌詞 「コブクロ」
https://utaten.com/lyric/jb10703516
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まず歌われているのは、誰かの夢に関すること。
信じた夢は場所を選ばずに花を咲かす、つまり形は違えど夢は叶うという意味でしょうか?
母との死別を乗り越えた主人公は、自分の夢に向かって歩んでいるのかもしれませんね。
実際、楽曲が製作されたのはコブクロ小渕が歌手になる前。
当時の本人の夢に対する気持ちがそのまま表れているとも考えられそうです。
蕾 歌詞 「コブクロ」
https://utaten.com/lyric/jb10703516
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時は進み、5月。
「どこにももう戻れない 僕のようだ」という歌詞は、「もう支えてくれた母はいない」という主人公の切ない想いを表していると思われます。
夢に向かって進もうとはしているものの、まだ母との別れを受け止めきれずに涙してしまう…そんな状況にあるのかもしれません。
主人公と母の絆に号泣!
蕾 歌詞 「コブクロ」
https://utaten.com/lyric/jb10703516
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母との別れを受け入れ前に進もうとするものの、まだ強くなれない主人公。
そんな主人公を励ましたのは、蕾から満開へ、そして散り始めた花だったのかもしれません。
自分の手へと舞い降りた花びらに母を重ねるところからも、主人公が母親を大切に想い続けていることがわかりますね。
蕾 歌詞 「コブクロ」
https://utaten.com/lyric/jb10703516
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最後のサビは、母親の死から1年後を表しているのでしょうか?
花はまた蕾へと戻っているようですが、主人公の夢は未だ叶っていない様子。
後半の歌詞からは、主人公がまだ母の面影を忘れられずにいることもわかります。
ただ、「蕾を空に探している」ということは、上を向いているということ。
悲しくて泣き続けているだけではなく、少しずつ前を向き始めているのかもしれませんね。
ドラマや他アーティストのカバーも必見!
いかがでしたか?
いかがでしたか?
『蕾』が小渕の過去を元に製作されたことは明らかになっていますが、詳しいストーリーは語られていません。
みなさんもこの記事やドラマ、小説を参考にしながら、楽曲で描かれたストーリーを想像してみてくださいね。
また、同曲はたくさんのアーティストたちにカバーされています。
それぞれ違った雰囲気があるため、楽曲の新たな一面が見えるかもしれません。
そちらもぜひチェックしてみてくださいね!