「劇場版 ヴァイオレット・エヴァー
ガーデン」金曜ロードショー初放送 
石立太一監督のコメント到着

(c)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会 名作アニメーション「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」が、11月25日の午後9時~午後11時34分に、日本テレビ系「金曜ロードショー」で初放送されることがわかった(放送枠40分拡大)。
 暁佳奈氏の小説をアニメ化した「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」シリーズは、戦時中に兵士として育てられ、愛を知らずにいた少女ヴァイオレット・エヴァーガーデンが、「自動手記人形」と呼ばれる手紙の代筆業を通じて、さまざまな愛のかたちを知っていく姿を描いた。昨年の「金曜ロードショー」では、テレビシリーズの“金曜ロード特別編集版”と「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 永遠と自動手記人形」を放送。2週にわたってTwitterのトレンドを席巻し、世界トレンド1位を獲得している。
 幼い頃に軍人として大戦に参加したヴァイオレットは、人の気持ちを理解したり、自分の気持ちを表現することを知らなかった。戦後、手紙を代筆する「自動手記人形」の職に就いた彼女は、さまざまな依頼を受けながら、戦場で生き別れとなった上官・ギルベルト少佐に告げられた言葉「愛してる」の意味を探し続ける。劇場版では、そんなヴァイオレットの“その後”が描かれる。代筆業の経験を重ねながら、いつかギルベルト少佐に会えると信じて待ち続けるヴァイオレット。ある日一通の宛先不明の手紙から、物語が大きく動き出していく。
 今回の放送にあたり、石立太一監督からのコメントが到着した。
【石立太一監督】
 この度「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を金曜ロードショーで放送いただけるとの事、大変嬉しく思っております。
 劇場版は「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の完結編になります。
 私と致しましては、今作の制作にあたり、この作品そのものが、ヴァイオレット・エヴァーガーデンという一人の女性から、未来を生きる我々への「最後の手紙」になるように、そんな作品にしたいと思い、制作しておりました。
 アニメーション作品は、手で描いた膨大な枚数の「絵」、つまりたくさんの手で描いた「線」の集積で出来上がっています。
 その一本一本の線に、ヴァイオレットの願った、未来への想いを込めようとスタッフ皆で精一杯作り上げた作品です。
 見てくださった皆様にその想いが届くことを心より願っております。
【作品情報】
●原作:「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」暁佳奈(KAエスマ文庫/京都アニメーション)
●監督:石立太一
●脚本:吉田玲子
●キャラクターデザイン・総作画監督:高瀬亜貴子
●音楽:Evan Call
●アニメーション制作:京都アニメーション
●キャスト:石川由依浪川大輔
【ストーリー】
 代筆業に従事する彼女の名は、ヴァイオレット・エヴァーガーデン。幼い頃から兵士として戦い、心を育む機会が与えられなかった彼女は、大切な上官ギルベルト・ブーゲンビリアが残した言葉が理解できなかった。──心から、愛してる。人々に深い傷を負わせた戦争が終結して数年。新しい技術の開発によって生活は変わり、人々は前を向いて進んでいこうとしていた。しかし、ヴァイオレットはどこかでギルベルトが生きていることを信じ、ただ彼を想う日々を過ごす。
 ──親愛なるギルベルト少佐。また今日も少佐のことを思い出してしまいました。ヴァイオレットの強い願いは、静かに夜の闇に溶けていく。ギルベルトの母親の月命日に、ヴァイオレットは彼の代わりを担うかのように花を手向けていた。
 ある日、彼の兄・ディートフリート大佐と鉢合わせる。ディートフリートは、ギルベルトのことはもう忘れるべきだと訴えるが、ヴァイオレットはまっすぐ答えるだけだった。「忘れることは、できません」と。そんな折、ヴァイオレットへ依頼の電話がかかってくる。依頼人はユリスという少年。一方、郵便社の倉庫で一通の宛先不明の手紙が見つかり……。
【「金曜ロードショー」今後の放送ラインナップ】
・10月28日 「君の名は。」(本編ノーカット)
・11月4日 「僕のワンダフル・ジャーニー」(地上波初放送)
・11月11日 「そして、バトンは渡された」(地上波初放送)
・11月18日 「あなたの番です 劇場版」(地上波初放送、本編ノーカット)

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