10.30有明アリーナ大会での引退ロー
ド第3弾!新日本プロレスとの闘い、
そして愛弟子・棚橋弘至との久々の再
開を控えた武藤敬司の本心に迫る!

10.30有明アリーナ大会にて行われる引退ロード第3弾にて、新日本プロレスの棚橋弘至選手、真壁刀義選手、本間朋晃選手との対戦が決まった武藤敬司選手。古巣である新日本プロレスを武藤が去った後、そのリングを支えてきたこの3選手に対し武藤敬司は何を思うのか。そして愛弟子・棚橋弘至とのリング上での再会にどんな心境で挑むのだろうか。
――引退ロード第3戦での対戦相手が新日本プロレスの棚橋弘至選手、真壁刀義選手、本間朋晃選手に決まりましたが、この3選手の印象を教えてください。
武藤敬司選手
「棚橋は若い時に付き人をやってもらって。俺がこの生き方を、新日本プロレスを辞めると言った時に、“お前も俺の道一緒に歩まない?”って誘ったんだけどさ、その時は振られたんだよ。まぁプロレスっていうのは生き様をみせなきゃいけないスポーツでもある中で、そこで袂は別れたんだけど俺もそれからいろんな経験をして今に至っている。棚橋も新日本プロレスを守って今は新日本のエースと言われている中で、その生き様と生き様をぶつけた戦いにしたいよな。真壁っていうのはね、オレのちょっと後輩で。長州力の付き人をずっとやっていて。長州さんの引退試合、3年前ぐらいかな?一緒に試合した記憶があって。その時には真壁が長州力の首を掻っ切って引導を渡した。パワーのあるレスラーだけど、オレの横には稲村という若い選手がいて。こいつのパワーも凄いからね。ぜひこの稲村のパワーを堪能してほしいよ。本間もね、全日本プロレスの時代に付き人をしてもらってね、面白いやつだよ。ただ本当に何言っているかわからないからね。本間がいる時点であのチームコミュニケーションがうまく取れないんじゃないかと思っているよ」
――棚橋選手がインタビューで“試合をするからには花を持たせる気はない”と発言されていました。
武藤敬司選手
「“プロレスラー・武藤敬司”っていうのは新日本プロレスで生まれ育って。最後退く前に1回はね、新日本プロレスのリングに立ちたいと思っている中で、今回闘うことを通じてリングに上がっていいものなのかどうなのか棚橋に品定めしてもらわなきゃならない。プロレスっていうのは点から線にしていかなきゃならないので、強い武藤敬司をみせたいと思っていますよ」
――10.30有明アリーナ大会次第で今後の展開が変わるという事でしょうか。
武藤敬司選手
「そうですね。やっぱりプロレスの原点っていうのは先ほど言ったように点から線にしていかなければいけないという事なので」
――新日本プロレスの選手より目立つという事はお考えでしょうか。
武藤敬司選手
「目立つ目立たないって、どういう風に目立てばいいのかっていうのは人それぞれ感性が違うわけであって。目立つ…俺はやっぱり生き様の方を見せたい。俺は引いていく身だけどさ、棚橋はいつ退くのかわかんないけど今から後輩たちに背中を見せていかなきゃならない部分もあったりするだろうし。やっぱり作品も残さなければいけない。俺は言っちゃなんだけど、58歳にして(2021年 東スポプロレス大賞)ベストバウト獲っているからね。レスラー何百人もいる中でさ。そういう目立ちっていうのは、美学だよな。記者会見でも10.30有明大会から声援が飛ばせるとか武藤コールが飛べばいいって言っていたけどさ、俺天邪鬼だから。もしかしたらブーイングが飛ぶような試合をしたいって思う可能性もあるから。俺はナマ物だからさ。もしかしたらそういう風に挑むかもしれないな」
――どんな試合を見せたいかイメージなどありますでしょうか。
武藤敬司選手
「いや、ないですね。ないけど残された数少ない試合の一つだからな。昨日(9.25名古屋)の試合もそうだったけどその時持っている力全てを出し切ることだよな。悔いの残らないようにしたいよね」
――棚橋選手は武藤選手の付き人時代はいつも緊張していたとおっしゃっていましたが、そういったことを感じていましたでしょうか。
武藤敬司選手
「緊張は感じたことはまぁ…努力をしているのは感じていましたよ。2000何年かに俺と試合をして、今でこそエースという新日本プロレスの看板のような存在だけど、俺が辞めた後本当に苦しんでいる時期があったからね。その中で俺と試合した後、俺に勝った後から急成長して今日に至る。努力もしていましたよ。アイツ練習の虫だったし。俺とちょっと違うのが、体が俺の方が大きいからさ。棚橋の方がちょっと小さい中で、それを補うために本当練習してたもんな。練習だけじゃなくて栄養とかそういう部分も追い詰めてやっていましたよ。だからこそ今日の棚橋があると思っていますよ」
記事提供:プロレスリング・ノア

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