山田杏奈が緑の中で天を仰ぐ 映画『
山女』映画祭版ビジュアルを解禁&二
ノ宮隆太郎・三浦透子ら8名の追加キ
ャストを発表

2023年公開の映画『山女』から、東京国際映画祭バージョンのポスタービジュアルと、追加キャスト情報が解禁された。
『山女』は、『リベリアの白い血』『アイヌモシㇼ』で民族やルーツにフォーカスを当ててきた福永壮志監督の最新作。『遠野物語』で紹介された民話にインスピレーションを得て、18世紀後半の東北が舞台にオリジナル脚本を書き上げた作品だ。自然の脅威を前にした村社会の閉鎖性と集団性、また信仰の敬虔さと危うさをテーマに、主人公の少女・凛が自分の意志で生きていく姿を描いているという。
18世紀後半、東北。冷害による食糧難に苦しむ村で、人々から蔑まされながらも逞しく生きる少女・凛。彼女の心の救いは、盗人の女神様が宿ると言われる早池峰山だった。ある日、凛の父親・伊兵衛が村中を揺るがす事件を起こす。家を守るため、村人達から責められる父をかばい、凛は自ら村を去る。決して越えてはいけないと言い伝えられる山神様の祠を越え、山の奥深くへと進む凛。狼達から逃げる凛の前に現れたのは、化け物なのか人間なのかもわからぬ不思議な存在であった。
山田杏奈 映画『山女』 (c)YAMAONNA FILM COMMITTEE
主演を務めるのは、『ジオラマボーイ・パノラマガール』『樹海村』『ひらいて』『彼女が好きなものは』などの山田杏奈。本作では、食糧難に苦しむ村で人々から蔑まされながらも逞しく生きる少女・凛を演じている。また、神聖な森に住み、村人達から恐れられている謎の存在・山男を演じるのは、『モテキ』『苦役列車』『怒り』『アンダードッグ』などの森山未來。さらに、村で死体埋葬など汚れ仕事をして生計を立てる凛の父親・伊兵衛役で永瀬正敏が出演している。
10月24日から開催される第35回東京国際映画祭コンペティション部門に正式出品される本作。公開された同映画祭バージョンのビジュアルでは、「この山でわたしは人間になれた」とのキャッチコピーとともに、鮮やかな緑の中でひとり天を仰ぐ凛(山田杏奈)の姿が写し出されている。
左上から時計回りに、二ノ宮隆太郎、三浦透子、山中崇、川瀬陽太、でんでん、品川徹、白川和子、赤堀雅秋
また、新たに8名の追加キャストの出演が明らかに。凛の幼なじみ・泰蔵役で二ノ宮隆太郎(映画『ヤクザと家族』など)、泰蔵に思いを寄せる村娘・春役で三浦透子(映画『ドライブ・マイ・カー』など)が出演。山中崇、川瀬陽太、赤堀雅秋、白川和子、品川徹、でんでんらがキャストに名を連ねている。
映画『山女』は、2023年公開予定。

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