King & Prince「TraceTrace」歌詞の意味は?自分の未来は自分で描くというメッセージ?

King & Prince「TraceTrace」歌詞の意味は?自分の未来は自分で描くというメッセージ?

King & Prince「TraceTrace」歌詞の
意味は?自分の未来は自分で描くとい
うメッセージ?

キンプリ新曲「TraceTrace」は永瀬廉主演ドラマの主題歌!

King & Princeが2022年9月14日に10thシングル『TraceTrace』をリリースしました。
▲King & Prince - 『TraceTrace』YouTube Edit
『TraceTrace』は、メンバーの永瀬廉が出演するドラマ『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』の主題歌。
永瀬廉がシングルでは初のセンターを務めることもファンの間で話題となりました。
そんな『TraceTrace』のタイトルや歌詞の意味を考察していきましょう。
TraceTrace 歌詞 「King & Prince」
https://utaten.com/lyric/hw22071106
冒頭で、「話したいことがあったんだった」と告げる主人公。
その「話したいこと」は続く歌詞の部分であり、主人公が自分の生き方を疑問視しているように感じられます。
「描きたい絵」とは、自分が将来やりたいことを表しているのではないでしょうか?
「Trace」は名詞だと「足跡」「痕跡」、動詞だと「追跡する」「線を引く」などの意味になります。
「誰かをなぞる筆」とは、おそらく誰かの真似をすることを表しているのでしょう。
周りが大学に行くから行く、周りが就職するから就活するといったように、今まで主人公は誰かと同じようになんとなく生きてきたのかもしれません。
しかし、ふと自分にも「描きたい絵がある」=「やりたいことがある」と気づき、今のままで本当にいいのかと悩んでいるように捉えられそうです。
誰かをトレースする(写す)のではなく自分なりに生きる
TraceTrace 歌詞 「King & Prince」
https://utaten.com/lyric/hw22071106
「Cannot be somebody So I just undertake」は、冒頭の歌詞の解釈を踏まえると「自分の人生は誰にも決められない、自分が作るものだ」というような意味になるでしょうか。
誰かの真似をするのではなく、自分のやりたいように生きて行こうと主人公は決めたのかもしれませんね。
TraceTrace 歌詞 「King & Prince」
https://utaten.com/lyric/hw22071106
ただし、人生が自分の思い描いた通りに行くとは限りません。
夢をえて“事実”にしない限り、その夢は“虚像”のままでしょう。
一方で、「ただぶつかって伝えようぜ」は、それでもいいから全力でやってみようという主人公の決意を表しているようにも捉えられます。
また、歌詞ではもう1人の人物「君」が登場し、主人公が語りかけていたのが「君」だったと解釈できますね。
「君」もまた主人公と同じように夢があり、不安になっている「君」を主人公が励ましているようにも感じられます。
TraceTrace 歌詞 「King & Prince」
https://utaten.com/lyric/hw22071106
主人公と「君」が歩き出す道は、今までとは違う「誰か」の足跡がない道。
誰かの真似をしていれば失敗することは少ない分、周りと違う道を進むのは「この先どうなってしまうのか」とより不安に感じるでしょう。
ただし、今までも1日1日を精一杯生きて「今」を迎えていることに変わりありません。
「未来」というと果てしない響きに思えますが、結局は「今」の積み重ねでしかないと歌っているのではないでしょうか?
サビの歌詞では、「今」を大切にしていけば思い描いた未来を掴めるはずだと伝えているように思えます。
2番以降の歌詞の意味は?
TraceTrace 歌詞 「King & Prince」
https://utaten.com/lyric/hw22071106
2番でも、先の見えない未来への不安が歌われているように思います。
どうすれば理想の未来に辿り着けるのか、爪痕を残せるのか、主人公が悩んでいる姿が想像できそうですね。
TraceTrace 歌詞 「King & Prince」
https://utaten.com/lyric/hw22071106
現実とはかけ離れた理想を描く人に対して、「叶うわけない」と言う人もいるでしょう。
笑われたり馬鹿にされたりするのを恐れて、周りに夢を話せないこともあるかもしれません。
その点、主人公と「君」はお互いに夢を打ち明けられるような、信頼しあった仲だと捉えられますね。
TraceTrace 歌詞 「King & Prince」
https://utaten.com/lyric/hw22071106
しかし、続く「君が一人でも歩けるだけ」などを踏まえると、歌詞では2人の別れを描いているようにも読み取れます。
1番のサビでも、「君の絵に愛を せめて今だけ」という歌詞がありました。
お互いの夢を叶えるために、ここから2人は別の道へ進むことを決めたのかもしれません。
2番の歌詞は、主人公が今まで2人で過ごした日々を振り返っているようにも思えそうです。
TraceTrace 歌詞 「King & Prince」
https://utaten.com/lyric/hw22071106
離れてしまった後は、お互いがどんな風に過ごしているのか、細かい軌跡まで知ることはできないでしょう。
そんな中で主人公は「ペン先突いて高く鳴らそうな」と告げています。
1番サビでも「足音残して行こう」という歌詞があり、どちらも「音」に関するフレーズで共通していますね。
遠くにも届くものである「音」は、離れた相手にも自分のことが伝わるような「結果」や「功績」を表しているのかもしれません。
また、続く歌詞では「朝」「白昼夢」「夕景」と時間に関する言葉も多く登場しています。
「夜を越えてまた明日で会おう」は、再会を約束するようなフレーズにも読み取れるでしょう。
誰かの生き方をトレースするのではなく、自分なりの人生を描くために一度は離れてしまう2人。
しかし、終盤の歌詞には、時間が経って夢を叶えた先にまた会おうという想いが込められているのかもしれませんね。
さまざまな意味の「Trace」が込められた歌詞
King & Prince『TraceTrace』の歌詞の意味を考察しました。
「追跡する」「線や図などを描く」「足跡」など、複数の意味がある「Trace」。
歌詞においても、「他の人の生き方をなぞる」「自分の夢を描く」「爪痕を残す」といったさまざま意味が込められているように思います。
UtaTenでは『TraceTrace』の歌割り・パート割り記事も掲載しているので、ぜひあわせて歌詞をチェックしてみてくださいね!

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