KANGDANIEL(カンダニエル)、自身初
となる単独日本ツアー最終日・東京公
演の公式レポートが到着

KANGDANIEL(カンダニエル)の自身初となるジャパン・ツアー『KANGDANIEL : 1st EP Release Tour JOY RIDE THROUGH JAPAN』ファイナルが、10月16日に横浜・KT Zepp Yokohamaにて開催された。本記事では同公演のオフィシャルレポートをお届けする。

韓国の男性アイドルグループ「Wanna One」のメンバーとして活動。2019年に韓国でソロ・デビュー後、数多くのアワードで受賞を果たし、Disney+にてドラマ『キミと僕の警察学校』で主演を飾ったKANGDANIEL(カンダニエル)。
そんな彼が日本デビューEP『Joy Ride』(10月5日発売)を携えて自身初となるジャパン・ツアー『KANGDANIEL : 1st EP Release Tour JOY RIDE THROUGH JAPAN』を10月15日大阪 Zepp Namba、16日KT Zepp Yokohamaで開催した。このレポートでは、最終日となる16日の横浜・KT Zepp Yokohama公演の模様をお届けする。
会場には昼過ぎから多くのファンが詰めかけ、ツアーグッズの物販コーナーには早くから長蛇の列が。オープンの時間になるとフロアは瞬く間にファンで埋め尽くされ、今か今かと会場内が期待で包まれた。
照明が消え、壮大なSEとレーザーが目まぐるしく照らされると、オープニングを飾る「Upside Down」のイントロと共にステージ中央には8人のダンサーを従えたKANGDANIELが姿を現した。YouTubeにて2200万回超えを記録しているこの大ヒット曲の日本語バージョンでスタートすると、いきなりアンコールのような盛り上がりを見せる。最初の一言は日本語で「こんにちは、KANGDANIELです!ぼくの初めてのジャパン・ツアー『1st EP Release Tour JOY RIDE THROUGH JAPAN』にお越しいただき、ありがとうございます!」と挨拶。ファンはこれに「待っていました!」と拍手で応える。MCでは韓国語に交えて、日本語でのMCにもたくさんチャレンジ。何度か噛んでしまう場面もあったが、それすら持ち前のキャラクターで場を和ませる。
KANGDANIEL
続く「2U」、「Jealous」と全編韓国語の人気曲をパフォーマンスすると、「みなさん、僕のデビューEP『Joy Ride』は聴いてくれていますか?!今日はこのEPからたくさんの曲を歌いますが、まずは「Joy Ride」を歌います!」と宣言し、「Joy Ride」へ。ダンサー8人が中央に集まり車の形を模写したようなフォーメーションをとると、KANGDANIELはその中に。まるで本物の車に乗り込んだような、そんなユニークなダンスで始まるとバックの巨大LEDスクリーンに街中を駆け抜けるような映像が映し出され、楽曲のテーマにもあった心地よいスピード感で一気に駆け抜けた。
その後ソロとしては初めての日本公演ということで設けられたファンからの質問コーナーに突入。会場入り口に設置されたボックスにファンが書いた質問用紙を本人がランダムで選んで回答をしていくというもので、かわいいと思う日本語やデビューして嬉しかったこと、などたくさんの質問に答えてみせた。ちなみにかわいいと思う日本語は「机」と「膝痛い」だそう。
KANGDANIEL
このコーナーを終えると、「Joy Ride」と同じ日本オリジナル楽曲である「TPIR (feat. MIYAVI)」を披露。MIYAVIが奏でる今までのKANGDANIELにはないギターサウンドと、サビでダンサーと一列になって指を天井に突き刺すような振り付けで会場は一体感を増し、揺れるように盛り上がる。その後、スツールに座ってしっとりと歌い上げる「Moment」や、衣装をチェンジしレーザーでクールな演出が際立つ「PARANOIA」など激しいダンス曲を続けてパフォーマンス。日本盤ではちゃんみなをフィーチャリングに迎えた「Loser」ではスモークでステージが覆われる中、切なくも前に進んでいく様を表現した。
本編最後は「Ride 4 U」を日本語バージョンで、この最高の時間が終わってしまうのを惜しむようにゆっくりと、笑顔で会場に手を振りながら歌い上げた。
KANGDANIEL
アンコールではツアーグッズであるパーカーをまといステージに登場。今回のジャパン・ツアー最後を飾る楽曲は、日本盤EP『Joy Ride』でも最後に収録された「1000x」だ。「何も恐れることはない / 僕がそばにいるよ」と歌うラブソングに合わせ、会場には「Joy Ride」とサインが書かれたウィングハートが会場に降り注がれた。
こうして、日本のDANITY(ファンの呼称)に愛をたくさん届けたKANGDANIELは、最後は万雷の拍手の中、ダンサー8人と並んで深々とお辞儀をし、ステージを後にした。
クールに歌い、激しいダンスを涼しい顔でこなす。かと思えば、曲が終わると見せるかわいい笑顔や仕草でどんな人も夢中にさせてしまうKANGDANIEL。彼の日本での活動はまだ始まったばかり。これからの活躍にぜひ注目を。
KANGDANIEL

撮影=yuya mizoguchi

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