夏川椎菜「ひとりの人間として、大き
く意味のある時間になりました」~『
オルレアンの少女-ジャンヌ・ダルク
-』が開幕
時は十五世紀――長く続く、英仏百年戦争。
神の声に導かれ、故郷を飛び出した少女・ジャンヌ。
オルレアンの町を救うため、ひとり戦場へ身を投じた彼女の〈信仰心〉はフランス王シャルル七世や王母イザボー、イングランドの騎士ライオネル、そして両軍の将軍と兵士たちを巻き込んで、やがて火刑台上の 驚くべきクライマックスへと突き進む……。
夏川椎菜 コメント
この演劇に関わる全員が、ジャンヌの物語を、シラーが描いた結末の意味を、どう表現したら皆様に伝えられるのか、考えて、学んで、試行を繰り返した、約1ヶ月の稽古期間。
役者としてだけでなく、ひとりの人間として、大きく意味のある時間になりました。
言葉を尽くして伝えてくださった深作さんに、沢山のアドバイスをくださった共演者の皆様に、支えてくれた全てのスタッフさんに、そして、ご来場いただいた皆様に、最高のパフォーマンスでお返しできるよう、精一杯やらせていただきます!
役者人生たった一度の初舞台・初座長。
東京・大阪あわせてもたった十回だけの記念すべき公演を、ぜひ皆様、劇場で目撃・体感してくださいませ。
なにより僕自身が観たかったこの作品。
素晴らしいキャスト・スタッフと一緒に初日まで漕ぎつける事が出来て感無量です。
シラーがこの戯曲を書いてから220年。
〈自由〉とは何か。
その問いかけに向けた闘いは、まだこれからも続いてゆくのです。
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