The Soap Girls、土屋アンナ

The Soap Girls、土屋アンナ

The Soap Girls、
来日ツアーを開催中!
土屋アンナとの対談を公開

ずっとやり続けていれば、
いつかは届くし、伝わると思う

The Soap Girls、土屋アンナ

The Soap Girls、土屋アンナ

土屋アンナ:じゃあ原宿は2人にとって、すごく行ってみたかった場所なんだね?

ミリー:そう! 本当に行きたかった場所。

ミー:憧れていた場所でした! たくさん買い物しました! お金が無くなっちゃうくらいいっぱいいろんなものを買ったの! この服も原宿で買ったし、この靴(エナメルの厚底靴)もミリーとお揃いで買ったの! 

土屋アンナ:可愛いじゃん! 似合ってるよ! 日本で買ったんだね! よくサイズ合ったね! 私も結構靴のサイズデカイから欲しい靴見つかんないんだけど、私の好きな感じは可愛いよりカッコイイ感じだから、意外とメンズで見つかることが多いけど、可愛い靴は小さいサイズが多そうだもんね。

ミリー:そう! ビックサイズだからなかなか可愛い靴が無いんだけど、これはサイズも合ったし、お揃いで買ったの!
ミー:この靴は日本の文化を取り入れたものだと思うの。

土屋アンナ:日本の文化?

ミー:そう。日本の舞妓? 舞妓の靴からアイディアが来てると思うの。

土屋アンナ:え!? あぁ! 舞妓さんの履いてる下駄(おこぼ)のこと!? あ〜、なるほどね! たしかに、そうかもね! でも、2人は自分らしい着こなしを上手くしているからすごく素敵だと思う。

ミリー&ミー:ありがとうございます!

ミー:男性っぽいカッコイイスタイルも大好きなんだけど、ただカッコよく着こなすのはつまんないの。カッコイイものに甘い感じをプラスするのが好き。マイケル・ジャクソンとバービーとマリリン・マンソンを全部ひっくるめた感じのファッションが大好きなの! プリティ、タフ、が混ざったものが好き!

土屋アンナ:分かる〜〜〜〜〜!

――激しく共感したね(笑)。

土屋アンナ:いや、これは激しく同感でしょう!

――めちゃくちゃ分かるよね。革ジャンにレースのワンピースとか、デニムにフリフリのブラウスとか、最高!

土屋アンナ:そういうのね! 好き好き!

ミリー&ミー:大好き!

土屋アンナ:これは相当共感度高いよね〜! 2人のファッションを流行らせて欲しいよ!

――ミリーとミーのスタイルはエロスじゃないんだよね。本当に2人はしっかりとした主張を持っている。The Soap Girlsとして伝えていきたいこととリンクしているんだよね。

ミリー:そう。エロスではないの。ただ、ありのままの自分で居たいだけ。

ミー:私達がThe Soap Girlsを通して伝えていきたいことは、まさにそこなの。自由ということがテーマなの。

土屋アンナ:そうだね。目に見えている部分だけで判断するのではなく、ちゃんと中身を見るべきだってところにも繋がっている気がするね。でも、そのThe Soap Girlsの主張って伝わってると思うよ。だって、エロくないもん。セクシーじゃないっていうのは、褒め言葉になるのかどうか微妙だけど(笑)、セクシーなんだよ、もちろんセクシーなんだけど、エロくない。下品じゃない。そこにちゃんと主張があるからすごく人間として美しいんだと私は思うよ。

ミリー:アンナさんは本物です

ミー:本当に考え方も人間性も本当に素敵。

土屋アンナ:嫌だ。そんなに褒められた人間じゃないんだけど(笑)。

――いやいや、本当にそう思う。アンナが怒るときは本当にちゃんと理由があるときだし、アンナは本当に裏表が無いからね。昔から変わってない。子供の頃からずっと真っ直ぐで天真爛漫で、すごく人間らしく生きてるなって思う。だから子育ても、“対人間”として向き合っているんだろうなって感じるからね。ミリーもミーも、このツアーでずっと一緒に居るけど、本当に心から優しいの。2人がベジタリアンになったのも、動物愛護の想いが強いからで、それは決してファッションでは無いということ。それぞれの考え方や表現方法は違うけど、ミリーとミーとアンナは、すごく深いところで通じ合う共通の想いがあるように思うんだよね。本当に人間として優しいし、すごく自然体。

土屋アンナ:なんか照れるじゃんか!

――まぁ、その分、アンナはじゃじゃ馬でもあるから、マネージャーさんとかは管理が大変だと思うけどね。

ミリー&ミー:あはははは。そうでしょうね〜(笑)。

土屋アンナ:ちょっと〜! 何よ〜! ごくごく自然に生きてるだけなんで(笑)。子育てもめっちゃ楽しいよ! 日に日に言葉が通じる様になってるから、対等に話せるし、1人の人間が育つってこういうことなんだなって思う。本当に楽しいよ。

ミリー:本当に素敵。

ミー:アンナさんは本当に話していて気持ちを開くことが出来ます。

土屋アンナ:本当!? めっちゃ嬉しい! でもさ、世の中っていろんな偏見があるよね。激しい音ってだけで拒絶されたりもするでしょ。暴力的なことを歌っているんじゃないかとか、誤解もあると思う。でも、私達がロックという激しい音楽を選び、そこの中にどうしても伝えたいものが詰め込んでいる訳じゃない。届かない想いもあると思うの。人間だから好き嫌いはあるからね。でも、こういうジャンルの中にも、ちゃんとした主張があって、本当に伝えたい深いメッセージがあるんだよっていうことを知ってもらったら、絶対伝わると思うんだよ! だからさ、やろう! 一緒にやっちゃおうぜ! The Soap Girls! 

ミリー:うん! 抵抗もね、ずっとずっとやり続けていれば、いつかは届くし、伝わると思うの。本当に届けたいの。

土屋アンナ:やろう!

ミー:一滴の水も、ずっと同じところに落ち続けていたら、いつかコンクリートも突き抜ける力になるのよね。

土屋アンナ:そう! 本当にその通り。曲げちゃダメ。自分がいいと思って信じた道は貫かなくちゃ! いや〜、ちょっとミー、いいこと言うね! 私、本当に人生いろいろあったから、挫けそうになったりすることもあるけど、今の言葉でやっぱ自分を貫いて生きようって思ったよ! ありがとう!

ミー:いえいえ、こちらこそ! 

OKMusic編集部

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