すとぷり「33414」歌詞の意味は?愛と切なさの詰まったラップ曲が泣ける!

すとぷり「33414」歌詞の意味は?愛と切なさの詰まったラップ曲が泣ける!

すとぷり「33414」歌詞の意味は?愛
と切なさの詰まったラップ曲が泣ける

「33414(読み方:さみしいよ)」はジェルの歌?
2022年8月1日に人気歌い手ユニット・すとぷりの1st EP『Are You Ready?』が配信リリースされました。
『33414』はその収録曲で、作詞をill.bell、作曲をDYES IWASAKIとill.bellが担当したラップ曲となっています。
▲すとぷり-33414【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
タイトルの「33414」とは「さみしいよ」というメッセージを数字で表した語呂合わせです。
すとぷりといえばリーダーのななもり。が3月から無期限活動休止中であるのに続いて、ジェルも8月のドームツアー公演をもって無期限活動休止することを発表し大きな話題となりました。
ジェルの休止前最後の楽曲で「寂しいよ」と切ない言葉が伝えられているので、それだけでファンにとっては心を打たれますよね。
どのような想いが込められているのか、歌詞の意味を考察していきましょう。
33414 歌詞 「すとぷり」
https://utaten.com/lyric/mi22071918
友達と遊ぶ楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、夢中になっている間に日が暮れて辺りが薄暗くなっていたという経験が誰でもあるのではないでしょうか?
遊んでいる時間が楽しかった分、また遊べると分かっていても名残惜しく寂しい気持ちになるものです。
いつか別れてしまうと知っているならなおさら、「会える機会も少なくなる」ことを実感してつらく思うでしょう。
主人公は少しでも友達との楽しい時間を思い切り感じたくて、空気を肺いっぱいに吸い込んでいるようです。
それほど主人公にとってその時間がかけがえのないものであり、一緒に過ごす友達のことを心から大切に思っていることが伝わってきます。
そして別れは寂しいものの、限りある時間を一緒に楽しみたいという前向きな気持ちも垣間見えます。
MVにも描かれている夕焼けのオレンジ色はジェルのメンバーカラー。
日が暮れてしまうようにジェルもしばらく表舞台から姿を消すため、メンバーもファンも互いに寂しい気持ちでいることでしょう。
この曲はメンバー同士が気持ちを伝え合うと同時に、いつも応援してくれるファンへの感謝の気持ちが込められているように思えます。
笑ったり泣いたりできるにんげんっていいな
33414 歌詞 「すとぷり」
https://utaten.com/lyric/mi22071918
昏倒しそうなほど早まる鼓動は緊張感や不安を示しているのかもしれません。
彼らの活動のそばには味方ばかりでなく、正体の分からない敵も潜んでいます。
だからメンバーはたくさんのことを話し合いながら、結束を強めてここまで励んできました。
そんな彼らは、他の誰かがしないことも「思いついたら速攻行動」するのが自分たちだと胸を張って言います。
確かにすとぷりは様々なことに積極的に取り組んできたからこそ、多くのファンに愛されてきたグループと言えるでしょう。
そうしてメンバーとファンが繋がっているから、彼らが届ける音楽とそのメッセージを受け取ることができます。
音楽を通して覗く「心の奥」の想いに触れた時、きっとますますすとぷりの魅力が見えてくるはずです。
33414 歌詞 「すとぷり」
https://utaten.com/lyric/mi22071918
ここでは楽しいから笑っているのになぜか涙があふれて止まらず、情緒不安定な自分におかしくなっている様子が描かれています。
「生きるので精いっぱい」だからいつも笑っていることが難しくなったり、こぼれる涙を制御できなくなったりすることもあります。
それでも全身から伝わる鼓動は懸命に生きている証であり、生きていることこそが素晴らしいのだと伝えてきます。
つらいことも悲しいこともあるのが人間だから、「にんげんっていいな」とポジティブに受け止めているところが素敵ですよね。
33414 歌詞 「すとぷり」
https://utaten.com/lyric/mi22071918
生物学では動物の心臓は15億回打って止まると言われています。
1回打つのにかかる時間は異なるものの、これは「ゾウさんもネズミさんもすべて同じ」だそうです。
それで一生のうちの心拍数が決まっているとすると、今こんなにもドキドキしている自分には「あと何回残っている?」と考えています。
大切な人を想ってもっとドキドキしていたいような、これ以上は怖いような複雑な気持ちが伝わってきますね。
愛せるうちに愛そう
33414 歌詞 「すとぷり」
https://utaten.com/lyric/mi22071918
活動を続けていると思いもよらない出来事に直面することがあります。
無防備な自分に向けられた「カウンター」をくらい、強烈な痛みに苦しんだ時もありました。
そうしていつまでも順風満帆にこの活動を続けられるわけではないことを目の当たりにしたのでしょう。
もちろん諦めるのは簡単で、諦めてしまった方が楽になれる場合もあります。
しかし「それでも闘うんだ」というフレーズから、彼らが真剣に自分の活動と向き合ってきたことが示されています。
そして、その頑張りを「見てくれてた?」と問いかけてきます。
良い時も悪い時も「ずっとそこにいてくれたんだね ありがとう」とストレートに伝える感謝の言葉は、支え続けてくれたファンに向けられたものです。
また、今はすとぷりの活動を見守る立場にあるななもり。と、これからしばらく離れることになるジェルへの感謝と決意表明でもあるのではないでしょうか。
33414 歌詞 「すとぷり」
https://utaten.com/lyric/mi22071918
多くの人と関わる中で、言葉を選ぶうちに言いたいことが言えなくなることもあるでしょう。
しかし、言えなかった言葉の中にこそ伝えるべきだった大切な想いがあり、本当に伝えられなくなってから後悔してももう遅いのです。
「だから愛せるうちに愛そう」という言葉は、好きな気持ちを伝えられる時にちゃんと伝えようという意味でもあると解釈できますね。
命には限りがありいつどうなるか分からないから、生きている限り大切な人へ自分の気持ちを伝え続けようと背中を押してくれています。
33414 歌詞 「すとぷり」
https://utaten.com/lyric/mi22071918
その言葉通り、どんな言葉に言い換えても自分の気持ちが伝わり切らないほど愛しているとたくさんの言葉で伝えています。
伝わり切らないからしんどくもあるけれど、そういうネガティブな気持ちさえ全部余すところなく伝えようとしているため、気持ちの大きさがよく感じ取れるでしょう。
33414 歌詞 「すとぷり」
https://utaten.com/lyric/mi22071918
恋と呼べるほど高鳴る鼓動に幸せを感じているような雰囲気が漂っています。
心の中にあるのは「愛情 友情 熱情 扇情」といった一言では言い表せない感情です。
自分たちはそうした深い想いで結ばれているという気持ちが表現されています。
「I’m for you(僕は君のためにいる)」、「Singing for you(君のために歌う)」というフレーズも相手のことが大切で自分にできることをしたいと思うからこそ出てくる言葉です。
たとえそばにいなくても愛し続けることを約束するような、すとぷりらしい明るいメッセージが心に響きます。
これからのすとぷりも愛したくなるメッセージソング!
『33414』は歌詞では明るい雰囲気でありながらタイトルに「寂しいよ」と本音を隠していて、すとぷりの複雑な気持ちが詰まっていることを感じさせます。
夕焼けから夜空へと徐々に景色が変わっていくエモーショナルなMVも魅力的なので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
これからしばらく4人での活動になる寂しさはありますが、今後のすとぷりも変わらず応援していきたいですね。

アーティスト

UtaTen

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