ジブリの大倉庫 ネコバスルーム

ジブリの大倉庫 ネコバスルーム

11月開園ジブリパーク「ジブリの大倉
庫」詳細発表 「食べるを描く。」増
補改訂版など3つの企画展も実施【フ
ォトギャラ写真多数】

ジブリの大倉庫 ネコバスルーム(c) Studio Ghibli 愛知県長久手市の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)内に、11月1日に第1期として開園するジブリパークのメインエリアとなる屋内施設「ジブリの大倉庫」に関する情報が公開された。館内を収めた写真も一挙に披露されている(フォトギャラリーに掲載)。
【映像展示室オリヲン座】
 「ジブリの大倉庫」には映像展示室、3つの企画展示室、ショップやカフェなどを開設。席数約170の「映像展示室オリヲン座」では、「三鷹の森ジブリ美術館」だけで上映されているスタジオジブリ制作の短編アニメーション全10作品を順番に公開する。開園時の上映作品は宮崎駿が脚本・監督を務めた「くじらとり」で、以降は「コロの大さんぽ」「めいとこねこバス」などを予定している。
映像展示室「オリヲン座」(c) Studio Ghibli短編アニメーション「くじらとり」の画像(c) 2001 中川李枝子・大村百合子・Studio Ghibli【企画展示室】
 企画展示室では、スタジオジブリとジブリ作品の入門編となる3本の企画展示を実施。「ジブリのなりきり名場面展」は、ジブリ作品(13作品14コーナー)の登場人物になりきって名場面の中に入りこめる体験型の展示で、「千と千尋の神隠し」では、海上を走る不思議な電車に乗ってカオナシの横に腰かけ、同作の主人公である千尋になりきることができる。
カオナシの横に座って千尋になりきれる! 「『食べるを描く。』増補改訂版」では、三鷹の森ジブリ美術館で開催された企画展示「食べるを描く。」に、「千と千尋の神隠し」「コクリコ坂から」「アーヤと魔女」の資料を追加してアップデート。「ジブリ作品の食べ物はなぜおいしそうに見えるのか」をひも解き、コクリコ荘の台所も再現される。
「食べるを描く。」増補改訂版※2017年三鷹の森ジブリ美術館企画展示「食べるを描く。」より 「ジブリがいっぱい展」では、世界中から集めたジブリ作品のポスター、映像・音楽パッケージ、書籍などを一挙展示する。
【ショップ、カフェ】
ショップ「冒険飛行団」 ショップ「冒険旅行日」では、パークオリジナルグッズなどを販売。カフェ「大陸横断飛行」では、長距離飛行のパイロットが操縦しながら片手でとる食事をイメージしたサンドイッチやピザなどが提供される。ミルクスタンド「シベリあん」では、地元産の牛乳をオリジナルデザインのビンで販売するほか、「風立ちぬ」に登場した菓子「シベリア」も食べられる。
ミルクスタンド「シベリあん」【このほかにもジブリがいっぱい!】
3つの見どころのほか、「ジブリの大倉庫」エリアの写真も多数公開。「にせの館長室」「ネコバスルーム」「空飛ぶ巨大な船」「子どもの街」「天空の庭」「南街」などを収めている。
ジブリの大倉庫 ネコバスルーム(c) Studio Ghibliジブリの大倉庫 ネコバスルーム(c) Studio Ghibliジブリの大倉庫 にせの館長室(c) Studio Ghibliジブリの大倉庫 天空の庭(c) Studio Ghibliジブリの大倉庫 南街(c) Studio Ghibli※全写真はフォトギャラリーに掲載
 第1期開園のジブリパークでは「ジブリの大倉庫」に「青春の丘」「どんどこ森」を加えた全3エリアがオープン。チケットはエリアごとに日時指定の予約制。9月21日まで、12月分の各エリア入場チケットの抽選を受け付けている。

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