加藤和樹「小さな幸せ、小さな笑いで
心を豊かにさせる作品」~舞台『裸足
で散歩』のオフィシャル写真・コメン
トが到着

2022年9月13日(火)有楽町よみうりホールのプレビュー公演を皮切りに、9月に東京、10月には、兵庫、大阪、神奈川、東京多摩にて上演される舞台『裸足で散歩』。この度、公開ゲネプロが開催され、オフィシャル写真・出演者コメントが届いた。
『裸足で散歩』舞台写真  写真:岡千里

本公演は、新婚夫婦と新居のアパートに暮らす変わり者の住民たちが繰り広げるニール・サイモンによるコメディの名作。1963年にブロードウェイで初演され、1967年にはニール・サイモン自身が脚色し、主演はロバート・レッドフォード&ジェーン・フォンダ、舞台演出を担当したジーン・サックスが監督を務める映画が公開され、ラブコメディの名作として世界中の人から愛されている。

 写真:岡千里
舞台は2月のニューヨーク。真面目な新米弁護士のポールと明るく自由奔放な若妻のコリーは新婚旅行を満喫し、新居のアパートへと帰る。しかしそのアパートに住む住人は少し風変りだった。なかなか馴染めないポールとコリーの間で心のすれ違いが生じる……という物語だ。
 写真:岡千里
加藤和樹が新米弁護士・ポールを、その妻・コリー役は今作が初舞台となる高田夏帆が務める。電話会社の男役に本間ひとし。変わり者の住民のひとり、ヴィクター・ヴェラスコ役に松尾貴史。そして、コリーの母バンクス夫人役は戸田恵子が演じる。
今回、劇場へ来られた方には、加藤和樹と高田夏帆の歌唱がARで見られる特製うちわがプレゼントされることとなった。うちわにあるQRコードを読み取り、表のロゴをスマホでかざすとARで加藤和樹&高田夏帆がテーマ曲を歌う動画を360度から見ることができる。うちわをGETして二人の歌唱姿を楽しもう。
 写真:岡千里

 写真:岡千里

【あらすじ】
寒い2月のニューヨーク。古いアパートの最上階に新婚のポール・ブラッター(加藤和樹)とコリー・ブラッター(高田夏帆)が引っ越してきた。工事に来た電話会社の男(本間ひとし)も息切れして話せないほどの階段。エレベーターはなく、天窓には穴があき、暖房も壊れ、家具も届いていない。夜には雪が降るらしい。
アパートには変わった住人がたくさん住んでいて、その中でも1番の変わり者は屋根裏部屋に住むヴィクター・ヴェラスコ(松尾貴史)だ。コリーはここでの生活をすごく気に入り楽しんでいるが、真面目な弁護士のポールは変わり者ばかりのアパートに馴染めずにいた。
ある日コリーは、母であるバンクス夫人(戸田恵子)との食事にヴェラスコを誘い、食事を楽しんだ。だが、みんなが帰った後、2人きりになったポールとコリーはケンカし始めてしまう…。
ポールとコリーの新婚生活はどうなってしまうのか?

出演者 コメント
■加藤和樹
お客さまが劇場に入ってクスクスという笑い声がもれてしまうような幸せな空気がこの劇場を支配すればいいなと思います。この作品は僕が演じるポールと高田さん演じるコリーのどたばたコメディ。本当に気軽に見ていただけるはずです。作品に出てくるキャラクターは個性的なキャラばかりなので、登場人物がなにをするのか、と楽しみにお越しいただけたらと思います。本作のために作られた僕と高田さんが歌うテーマ曲は、耳なじみもよく、翻訳の福田さんの作詞によって、「裸足で散歩」の世界観をシンプルにかつ的確に描いている曲です。アフターイベントなどでは歌いますが、本編では歌いませんのでご注意を(笑)この状況下の中ですので、劇場に足を運ぶのを躊躇される方もいらっしゃると思いますが、小さな幸せ、小さな笑いで心を豊かにさせる作品になっていますので、ぜひぜひ劇場へお越しください。
■高田夏帆
いよいよ公演が始まるとはいえ、まだまだ未完成な私のコリーですが、逃げ出さずにここに立つことができてよかったなと。来てくださるお客様とここにいるキャストの皆様とで、素敵な作品をこれから作っていけたらいいと思います。私はこれが初舞台なので、これからどうなるかわかりませんが(笑)お稽古場では、大先輩方の姿勢から学ぶことが大変多かったです。背中を見て勉強させていただきました。
テーマ曲は、お芝居の中でも歌いたくなってしまうような、体にすっと馴染んでくる、キャッチーなメロディーでかわいらしい歌だなと思いました。歌うこともワクワクします。
■本間ひとし
実はNYに行ったことがないのですが、この作品を通し、お芝居を通してNYを体験している気がしています。個性的なキャストの皆さんと同じ空気の中でお芝居できることが幸せで、ただ自分も含めて何が起きるかわからない、という(笑) お客様にもぜひ楽しんでいただけたらと思っています。
■松尾貴史
自分が演じるヴェラスコという役は、よくわからない人で、変人のおじさんのため、まったく役作りをしておりません(笑)そのため、マイペースにお芝居をしていますが、他のキャストの皆さんのキャラと、何かうまい具合に凸凹のピースが合うようなムードが出来上がっています。お客さまが劇場に入ったらどのような空気になるのか、とても楽しみです。
■戸田恵子
この作品は、古き良きニューヨークの時代のほっこりしたお話です。NYに行ったことがある人もない人にも、懐かしさを感じていただけると思いますし、少しでも元気になって帰っていただけると思います。実は38年前に娘のコリーを演じたことがあるのですが、今回のお話をいただいたとき、またコリーを演じるのかとびっくりしました(笑)でも、いただいたのは母親役でして、これまでこんなに保守的な人物の役を演じたことがなかったのですが、挑戦してみようと思ってお引き受けしました。最後までトライしていい母親を演じたいと思います。

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