内田雄馬

内田雄馬

【内田雄馬 インタビュー】
これからの未来に挑戦し続ける
ポジティブなパワーを届けたい

30歳の誕生日を迎える9月21日に10thシングル「Congrats!!」がリリースされる。その表題曲はゲストヴォーカルとして親交のある声優6人が参加し、豪華な楽曲に仕上がっている。30歳を迎える心境や楽曲に込めた想い、参加声優との友情、日本武道館に向けた想いなどを訊いた。

内田雄馬の歴史の中で
間違いなく欠かせない6人

30歳の誕生日にニューシングルをリリースしますが、30歳になるにあたってどんなお気持ちですか?

まだ実感がないですね。25歳くらいの時は大人になる節目だし、“30歳までにはあれがしたい”とかいろいろ思っていたんですけど、いざ30歳を目前にすると何かが変わるような感じがあまりなくて。でも、20代で最強レベルだった29歳から30歳になって、また0レベルから出発できるということで、レベル上げの楽しさという意味でのワクワク感があります。

30代の心構えとか、先輩から参考意見を聞いたりしましたか?

“20代も楽しいけど、30歳を過ぎてからがまた楽しいよ”という話はよく聞きました。あと、“30歳を過ぎると痩せづらくなる”とか(笑)。だから、20代のうちに鍛えたほうがいいって、もう5年くらい前から言われています。仕事のことで言うと、男の声帯は30歳で完成すると言われていると、声優を始める前に音楽の先生から聞きました。歌手も歳を重ねたほうが味や深みが増し、音域や音程も安定するそうです。それに、単純に人間として経験を積むことで言葉に説得力が生まれるので、そのぶんやれる役の幅が広がると思っていて。そういう意味では、自分の今後がすごく楽しみですね。

今作のタイトルの“Congrats!!”は“おめでとう”を意味する口語ですけど、自分で“おめでとう!”と言っちゃうという。

まぁ、そこはそういうユーモアということで(笑)。どちらかと言うと、ここまで辿り着けたことに対してや、これから迎える新しい未来に対して“おめでとう”と歌っている感じです。今の時代は未来が見えなかったり不安が大きくなっているけど、ポジティブに音楽を届けることや挑戦することを続けたいし、30歳はゴールではなく通過点で、その先にもっとすごい未来が待っていると信じています。これからの未来に挑戦し続けるポジティブなパワーをみんなにも届けたいと思って、このタイトルをつけました。

表題曲「Congrats!!(with Friends)」には、石川界人さん、榎木淳弥さん、⻫藤壮馬さん、畠中 祐さん、花江夏樹さん、八代 拓さんが参加していますが、その経緯というのは?

“内田雄馬らしさとは何か?”と考えた時、それは周りと調和していけることだと思ったので、それをすぐ近くで見てくれていたり、一緒に作品を作ってくれている仲間とともに楽曲を作りたいと思ってお声がけさせていただきました。自分の楽曲に声優の仲間が参加してくれるのは初めてのことで、本当にありがたいし、すごいことだと思っています。

榎木さんは昨年の幕張メッセのライヴで流れた幕間の映像で、一緒にドライブをしていましたね。

榎木くんはここ3~4年くらい、ずっと一緒にいるイメージです。共演する作品数がとにかく多くて。界人くんとは僕がデビューした2013年に先輩からの紹介で出会って、そこからずっと一緒にいますね。彼がいなかったら今の自分はいないと思うほど、内田雄馬を作ってくれた大切な友人です。壮馬くんと祐は、ずっと音楽の作品で一緒に活動しているし、ふたりともソロで音楽活動をやっているのもあって、現場で一緒になるたび“いつか一緒にやりたいね”と話をしていました。花江さんは先輩ですけど、僕的にはめちゃめちゃ友達です(笑)。一緒にゲームもするし、サウナにも行ったり。共演している作品も多く、音楽の作品ではコンビで歌ったりもしていて、公私にわたって仲の良い先輩であり友達です。拓は同い歳で、同じ年にデビューしてからずっと一緒に戦ってきました。仕事のことはもちろんプライベートについても、お互いが悩んでいた時期は仕事の相談に乗り合ったりして、朝までファミレスで語り合ったこともありましたね。

結構アツいですね。

この6人はそういうところがありますね。みんなデビュー当時からお世話になっていて、内田雄馬の歴史の中で間違いなく欠かせない人たちです。

6人に声をかけた時、どんな反応でした?

みんな、すぐに“いいよ”って。直接僕から会いに行って、オファーさせていただいた方もいます。本当に嬉しかったし、その時点で絶対にいい曲になると確信しました。でも、すごく緊張しましたよ。

なぜ緊張を?

遊びに誘うのとはわけが違いますから。もちろん事務所やレーベルを通してオファーをさせていただきつつ、自分の言葉でも伝えられる機会のある方にはちゃんとお話をしようと。自分の気持ちをしっかり伝えないといけないけど、僕は自分の気持ちを人に話すのが得意なほうではないのでドキドキでした。

楽曲自体はどんなイメージで制作しましたか?

すごくポップな楽曲なんですけど、1stシングル「NEW WORLD」(2018年5月発表)の続編というか、新たな「NEW WORLD」を作ろうとの想いで、あえて「NEW WORLD」っぽさを踏襲しています。なので、作詞作曲はSHOWさんで編曲はDirty Orangeさんという「NEW WORLD」と同じ布陣で制作していただきました。抜けるような爽快感とか、一曲の中で違うタイプの曲調をくっつけるとか、そういう遊びは「NEW WORLD」の時もやっていたんですけど、今回もいろいろ試しながら作っていただきました。

歌詞に《互いの背中追って 駆けた》や《補えば最強で最高の bro》とか出てきて、with Friendsのみなさんとの関係性が感じられます。

そうですね。“僕から見たみんな”という部分が大きいですけど。誰かと一緒に何かを作ることはすごく力になるので、そうやってここまで歩いてこられたんだという、内田雄馬の歩き方じゃないけど、みんなに向けた感謝と未来への期待を込めたメッセージになればと思って書いていただきました。

誰がどこを歌うかも気になります。

これは結構考えましたね。どれくらい歌ってもらえるかも含めて、プロデューサーと一緒にすごく考えました。みなさんが実際に聴いて、確かめてほしいです。祐からはレコーディング後にすぐ連絡をもらって、“すごく楽しかった”と言ってくれていたので、“あぁ、良かった~”って安心しました(笑)。

「Congrats!!(with Friends)」のMVも制作されたとのことですが。

みんなのレコーディング現場を撮らせていただいて、それをつないでいるかたちです。歌っていただけただけでもとんでもないことなのに、MVも撮らせてもらえて本当にありがたいです。ぜひたくさん観てほしいです。

雄馬さんおひとりで歌っているソロバージョンが完全⽣産限定盤のDVDに収録されますが、こちらの観どころは?

ダンサーさん6人に参加してもらっているところですね。いつもは4人ですけど、毎回振り付けをしてくれてダンスの楽しさを教えてくれたYusukeさん、前回のライヴにも参加してくださったHIDEKIさんが、初めて参加してくれました。1stシングルのリリイベからお世話になっているので、内田雄馬の今までを語る上では欠かせないおふたりです。いつもの4人と僕、そしてYusukeさん、HIDEKIさんの7人でMVを制作できたのは、個人的には大きな出来事でした。
内田雄馬
内田雄馬
内田雄馬
シングル「Congrats!!」【完全⽣産限定盤】(CD+DVD)
シングル「Congrats!!」【通常盤】(CD)

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

新着