「ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL
EDITION」第2弾PVに「夢のかがり火」
収録　第1話は10月1日放送

(c)三浦建太郎・スタジオ我画／白泉社(c)三浦建太郎（スタジオ我画）・白泉社／BERSERK FILM PARTNERS　テレビアニメ「ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION」の第2弾プロモーションビデオが公開され、第1話が10月1日からTOKYO MXほかでオンエアされることがわかった。謎多き重要人物・髑髏（どくろ）の騎士、鷹の団唯一の女性かつ千人長のキャスカ（CV：行成とあ）をバックに、力強く剣を構えるガッツ（岩永洋昭）の姿を描いた第3弾ビジュアルも公開されている。

　原作漫画「ベルセルク」は、三浦建太郎さんがヤングアニマル（白泉社刊）で連載した剣と魔法の世界を舞台とするダークファンタジー。身の丈を超える鉄塊のような大剣「ドラゴンころし」を手にする剣士ガッツの復讐の旅を描いた。完結を前に三浦さんが亡くなったため未完作となっていたが、最終回までの物語を聞いていた盟友・森恒二氏が監修を務め、三浦さんによる構想メモとキャラクターデザインをもとに、三浦さんが設立した「スタジオ我画」のスタッフによって22年6月から連載を再開した。「ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION」は、ファンの間でも根強い人気を誇る「黄金時代」を映像化し、2012～13年に劇場公開された「ベルセルク 黄金時代篇」3部作を再編集してテレビ地上波で初放送。劇場公開時にはなかった新規シーンも10年を経て新規カットとして追加されている。

PVの一場面(c)三浦建太郎・スタジオ我画／白泉社(c)三浦建太郎（スタジオ我画）・白泉社／BERSERK FILM PARTNERS　第2弾PVでは、戦場で剣を振るうガッツをはじめ、団長のグリフィスやキャスカ、ジュドー（梶裕貴）といった鷹の団の主だった団員が登場するほか、劇場公開時にはなかった原作でも人気の「夢のかがり火」など新規カットを追加。中島美嘉によるエンディング主題歌「Wish」も収録されている。

(c)三浦建太郎・スタジオ我画／白泉社(c)三浦建太郎（スタジオ我画）・白泉社／BERSERK FILM PARTNERS　第1話はTOKYO MX、とちぎテレビ、群馬テレビ、BS11で深夜12時30分から放送を開始する。アニマックスでも10月16日午後11時からスタートするほか、ABEMAではTOKYO MXなどと同時間帯の最速配信を予定しており、dアニメストア、U-NEXT、Netflixといった各プラットフォームでも配信される。

(c)三浦建太郎・スタジオ我画／白泉社(c)三浦建太郎（スタジオ我画）・白泉社／BERSERK FILM PARTNERS　中島によるエンディング主題歌「Wish」のリリースは11月2日に決まり、本作で音楽を担当する鷺巣詩郎書き下ろしの新曲がカップリングとして収録されることも明らかとなった。期間限定アニメ盤はキャラクターデザインおよび総作画監督の恩田尚之描きおろしイラストのEPサイズジャケット仕様で、本作のノンクレジットエンディング映像を収めたブルーレイも付属する。価格は、期間限定アニメ盤が1800円、通常盤が1300円（いずれも税込み）。

　このほか、9月21日から東京・松屋銀座で行われる「大ベルセルク展 ～三浦建太郎 画業32年の軌跡～ 銀座Edition」に、12～13年公開当時の「ベルセルク 黄金時代篇」の原画展示も追加で決定した。会期中は松屋銀座内コラボカフェ「MGカフェ」で原画が展示される。