『進撃の巨人』がミュージカルとして
23年に舞台化決定 岡宮来夢がエレン
役、高月彩良、小西詠斗らが共演

2023年1月に大阪・東京にて、「進撃の巨人」-the Musical-が上演されることが決定した。
この度、諫山 創による漫画『進撃の巨人』を、ミュージカル作品として舞台化することが発表された。2009~2021年に別冊少年マガジン(講談社)で連載された『進撃の巨人』は、コミックス全34巻の発行部数が世界累計1億1千万部を越え、社会現象とも言えるほどの大ヒットにより、日本のみならず海外でもセンセーションを起こした。TVアニメ化をはじめとした様々なメディアミックスが行われるなど、連載終了後の現在も絶大な人気を誇るこのダークファンタジー作品を、「進撃の巨人」-the Musical-として上演する。
エレン・イェーガー役は、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズで鶴丸国永役を演じて注目を浴び、グランドミュージカルや音楽活動にも活躍のフィールドを広げている、成長著しい舞台俳優界のホープ、岡宮来夢。
ミカサ・アッカーマン役は、舞台「呪術廻戦」禪院真希役など、多数の映像・舞台に出演し、透明感のある演技が好評を博している、高月彩良。アルミン・アルレルト役は、ミュージカル「黒執事」~寄宿学校の秘密~のシエル・ファントムハイヴ役をはじめ、次々と重要な役どころを射止め実力を伸ばす、小西詠斗。
リヴァイ役は、これまでに数々の舞台作品で主演を務め、近年では舞台「東京リベンジャーズ」の佐野万次郎役を演じるなど、幅広い役柄で見せる豊かな表現力が高い評価を得ている、松田 凌。
エルヴィン・スミス役は、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』主演のロミオ役ほか、グランドミュージカルで活躍する一方、NHK連続テレビ小説、大河ドラマなど映像でも存在感を発揮する、大野拓朗。
その他、話題作への出演が続いている旬の俳優陣が、調査兵団をはじめとした重要人物を演じる。
演出は、ボーカルダンスグループ「PaniCrew」のメインボーカルで、『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage などでの演出家としての高い才能が注目を浴びる、植木 豪。脚本は、演劇調異譚「xxxHOLiC」、迷宮歌劇「美少年探偵団」など人気作品の舞台化脚本を執筆し、原作ファンからも圧倒的な支持を得る、畑 雅文。音楽監督は、自身もラッパーとして活動する傍ら、『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage 音楽監督など、ジャンルを超えて様々なプロジェクトへ参加している、KEN THE 390。作詞は、ミュージカル『テニスの王子様』4th シーズン、ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」など、数多くの人気ミュージカルを手掛け、脚本・演出家としても躍進する、三浦 香が担当する。
圧倒的なスケールで描かれる原作の世界を、巨人に立ち向かっていく人々の歌とステージングによるアナログな演劇的手法と、最新のテクノロジーやギミックを駆使した斬新なスペクタクルの融合で表現し、複数の音楽家によるジャンルに囚われない幅広い楽曲で、ミュージカルならではの新たな『進撃の巨人』を創り出す。
【STORY】
人を食らう巨人…その恐るべき存在から逃れるため、
人々は巨大な三重の壁を築き上げ、自由と引き換えに平和を手にした。
それから 100 年、突如として平和は崩れ去る。
その日 人類は思い出した
ヤツらに支配されていた恐怖を…鳥籠の中に囚われていた屈辱を……
現れた超大型巨人により、人々の生活は蹂躙され、
大切な存在をも奪われていく。
幼いエレンは巨人を見つめ、憎しみを込めて誓う。
駆逐してやる!!
この世から…
一匹残らず!!

原作 諫山 創 コメント
この度の舞台化の話を聞いた時は、以前大変悲しい事故がありましたので心配になる気持ちがありました。
しかし舞台関係者の方々は重々承知の上で、より細心の注意を払い舞台へ臨まれるものだと思います。
そういったものを踏まえた上で今回の舞台化を祝福し楽しみにしたいと思います。
何より連載が終わった『進撃の巨人』で、観る方も作る方も楽しんでいただけますと嬉しいです。
ありがとうございます。
エレン・イェーガー役 岡宮来夢 コメント
あの『進撃の巨人』がミュージカルになります。いち読者として本当に楽しませていただいているこの作品を、エレン・イェーガーとしてしっかり体現できるように、一つひとつ積み上げて大切に創っていきたいと思います。
人間の怒りや悲しみといった負の感情が込められた作品なので、気軽に観に来ていただくことは難しいかもしれません。でも、そういった生々しい感情、絶望に立ち向かっていく強い想いを、舞台ならではの"生"の熱量で届けたいと思っています。
必ず皆さんの期待を超える作品になると思います。ぜひ観に来ていただけると嬉しいです。
演出 植木 豪 コメント
原作を初めて読んだ時に、巨人のビジュアルに圧倒され、吹き出した蒸気、剥き出しの筋肉、骨の間からの眼光に巨人の脅威を覚え、この作品の虜となりました。壁に閉ざされた世界から自由を求めて戦うエレン達の姿は力強く、現在の困難な状況に立ち向かう我々の姿とも重なります。
『進撃の巨人』を愛する全ての皆様に応援いただけるように真摯に向き合い演出させていただきます。
週刊少年マガジン編集部 コメント
『進撃の巨人』がミュージカルになります。
ご存知の方も多いと思いますが2017年に一度発表させていただいた舞台を不慮の事故により中止させていただいた経緯があります。今回は別のカンパニーによる取り組みとなりますが、編集部としては当時のスタッフ・出演者・関係者・お客様のことをよく顧みて、今回の舞台に真摯に取り組みたいと思っています。
何よりも安全第一で、そして関わってくださったすべての人が必ず楽しめるものにしていきますので何卒よろしくお願いいたします。

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