ベリーグッドマン、1万5千人が集結し
た自身最大規模のフリーライブのオフ
ィシャルレポートが到着

ベリーグッドマンが、9月3日(土)に大阪・SENNAN LONG PARKにて自身最大規模のフリーライブ『超好感祭 2022 ~史上最強のビーチパーティー編~』を開催した。本記事では、同公演のオフィシャルレポートをお届けする。

前日までの天気予報が嘘のような晴天に見守られた9月3日(土)、大阪・SENNAN LONG PARKにてベリーグッドマンが『超好感祭 2022 ~史上最強のビーチパーティー編~』と銘打った自身最大規模のフリーライブを開催した。
このライブはSENNAN LONG PARKのビーチ内に特設ステージを設置し、砂浜に客席区画を用意した、ベリグ史上最強にして最大規模のフリーライブ。会場には、この記念すべきライブを一緒に楽しみたい1万5千人もの人が集まった。
盛況につき定刻を少し越えた時、「ライトスタンド」のブラスバンドメロディーとともに、ステージ上のビジョンにはドローンによる会場の様子が映し出され、その規模・人の多さに圧倒させられる。今年の夏の甲子園大会もベリーグッドマンの曲で、球児にエールを送る吹奏楽部があった。そんな夏の思い出が蘇る。そんな応援歌が響くなか、日差しがよく似合う3人の夏男がゆっくりと登場すると、集まった多くの人からは拍手が贈られる。
ベリーグッドマン
スタートナンバーは「Color」、スタートからわずか数秒で会場の外にいる人までベリーグッドマンのライブに引き込む。そのまま「Vibes UP!!」「GroovyでDancingなParty」とアップテンポなナンバーが続き、楽曲中にはウォーターショットで大量の水が客席に向かって放たれる。ウォーターショットはベリグのライブでは、はじめての導入でメンバーのテンションも上がり続ける。
歌詞の通り、ヤシの木とともに、潮風に揺られながらサマーチューン「Good Day」を披露、客席は飛び跳ねながら全身でベリーグッドマンの音楽を楽しむ。
ベリーグッドマン
ベリーグッドマン
ベリーグッドマン
MOCAが「今日という日を待ってたかー!?コロナ禍で大変な時もあるけど、みんなの気持ちを代弁したいと思います。」「コロナ禍の大変な時でもベリーグッドマンの音楽があったからやってこれたって人は拳を!」と述べ、披露された応援歌「ライトスタンド」。2020年から今日にいたるまで、彼らもライブの中止や来場者数の制限を余儀なくされた。その中でも何かできることがないか必死に模索し、甲子園での無観客配信、ドライブインライブなど奮闘してきた。上がった拳は、様々な障壁を乗り越えてこの日を迎えることができた会場に集まる全ての人の力強さ、喜びが感じられた。
MCでは、リーダーRoverが「暑い中、本当にありがとうございます。暑すぎてやばくなったらすぐ周りのスタッフさんに声かけてくださいね。熱中症や、脱水症状になったら大変ですから。」と飛び跳ねながらライブを楽しんでくれる観客の体調を気遣う。さらに再びドローンの映像が映し出されると「すごい人でしょ!売れてるでしょ!?(笑)」と興奮し、改めて、その人の多さに3人とも目を見張る。フリーライブということもあり、初めてや、久しぶりに足を運んだ人も多い。「無料だから来た人ー?」という質問に手が上がり、めちゃくちゃキレるMOCAに思わず笑いが漏れる。
ベリーグッドマン
「アイカタ」「花束」など、ミドルバラードなラブソングなどを響かせ、雰囲気を一変させたライブ中盤を越え、ライブ後半MOCAの『まだまだぶち上がれる兄弟どこにいますかー!?』という合図と共に、「チョベリグ」「SupernovaKSUKE Remix)」「Trip」新旧のぶち上がりナンバーをつづける。客席はラストスパートに向け、悔いのないよう力を出し切る。
本編最後はRoverが「改めてまして、ベリーグッドマン 超好感祭 2022~史上最強のビーチパーティー編~お集まり頂いたみなさんありがとうございます。」と、2019年から続く超好感祭を振り返りながら、いつも応援してくれるファンに感謝を述べる。そして「2023年、24年も頑張って続けて行きたいと思っています。さらに僕たちには本当に大きな夢がありまして、10周年 阪神甲子園球場でライブがしたい!という夢を掲げています。」と集まった1万5千人に語る。5周年の時にえた大阪城ホールという夢、これまでベリーグッドマンとしていくつもの夢を叶えてきた3人だが、ここに至るまでは、挫折や葛藤もたくさんあった。そんな気持ちをこめて今年作った応援歌「雑草」を歌い、本編が終了した。
ベリーグッドマン
アンコールでは、当日配信された「いい気分」をライブ初披露。少し陽が沈んできた頃に響く、軽やかで優しいメロディーが観客の体を揺らす。さらに本編最後で語った夢の話を経て、歌われた「ハイライト」。ずっと描いた夢の場所へ、いろんな壁を乗り越えながら一歩一歩進んできたベリーグッドマン。それを見守ってくれたファンの前で、新たな夢を掲げ、約束するように歌う姿に、思わず胸が熱くなる。
アンコール中のMC、Roverがポケットから出した告知のカンペが汗でびしょびしょになっているのを見たHiDEXが『なんでそんなことになってるん?』と思わずツッコむ。さらに、Roverが真面目に言葉を紡ごうとする場面では、MOCAが「フェンスの向こうの人もライトスタンドの元気ですかー?」と会場付近の人に声をかけ、HiDEXも釣られて手を振る。Roverが「球場にみたてたらライトスタンドくらいですけど、、」と突っ込む。役割分担があるような3人掛け合いに、客席はマスク越しでも笑顔ということがわかる。
ベリーグッドマン
最後はやはりRoverが仕切り直し、「これからも大きな夢を語って、大きな夢を叶えて、大きな舞台に立って、みなさんと笑顔になっていけたらと思います。また必ず、来年も超好感祭、開催できると信じて頑張って行きます。お身体には気をつけてどうぞ元気で笑顔で過ごしてくれたらと思います。今日は本当に来てくれてありがとうございました。」と夢の場所での再会を約束し、代表曲「ライオン」を歌い、ベリーグッドマン 超好感祭 2022~史上最強のビーチパーティー編~は大盛況のうちに幕を閉じた。
9月28日(水)には、アルバム「すごいかもしれん」をリリースするベリーグッドマン。10月にはアルバムを提げたツアーも始まる、彼らの“すごいかもしれん”姿を見逃さないよう、ぜひ会場に足を運んでほしい。

撮影=田中聖太郎

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