シベリア少女鉄道が、新作『アイ・ア
ム・ア・ストーリー』を恵比寿の新劇
場で上演

シベリア少女鉄道vol.35『アイ・アム・ア・ストーリー』が、2022年10月12日(水)~23日(日)、シアター・アルファ東京にて上演される。作・演出は、土屋亮一。出演は、小関えりか、川井檸檬、加藤雅人(ラブリーヨーヨー)、浅見紘至(デス電所)、瀬名葉月、大見祥太郎、井筒しま、東出薫、野口オリジナル(PMC野郎)、ほか。なお、公演会場のシアター・アルファ東京は、恵比寿駅から徒歩2分と 超駅近でアクセス良好な新劇場(東京都渋谷区東3-24-7)だ。また、同公演は、Streaming+で配信もおこなわれる(詳細は下記公演情報参照)。
シベリア少女鉄道は、1999年7の月を過ぎた頃、作・演出の土屋亮一が雑誌やネットで出演者さんたちを募集して設立した、劇団のようで劇団っぽくない団体と自称している。2000年6月『笑ってもいい、と思う』で旗揚げ。「月9のドラマとか何も考えずに観てて、恋人達の別れのシーンで急に空から七人の悪魔超人とかが降りたってきたりしたら、どう考えても楽しいだろうなあ、と。そんなん観たいよなあ。」というような類の、深夜のファミレス的なくだらない衝動に忠実にかられきり、それをわざわざ舞台公演という形で提示する、無邪気な大人達の集会所といった風情だ。
旗揚げ直後から、そのトリッキーで緻密な劇構造と、それらを無駄遣いしてくだらない笑いにしか昇華させないふざけた作風が各方面で話題を呼び、2005年には紀伊國屋サザンシアターに進出、3,000人以上を動員したことも。その後、2年ほどの小休止や「シベリア少女鉄道スピリッツ」への改名(番外公演だと思われて紛らわしいので後にしれっと戻す)を経ても、まるで円熟味を増さない相変わらずの作風で作品を発表し続け、普段は観劇の習慣が無いような層を中心に熱烈なファンを拡大し続けている。
最近では、千鳥✕佐久間宣行PのタッグによるNETFLIX 『トークサバイバー!』 のドラマ脚本や、Snow Man主演『映画おそ松さん』の脚本などを手掛ける、作•演出の土屋亮一は、1976年東京都生まれ。國學院大学在学中、放送サークルでラジオドラマを執筆し好評を博したことに気を良くし、卒業後の1999年に劇団「シベリア少女鉄道」を設立。以後、全作品の脚本・演出(たまに出演)を担う。その独創的なアイデアと緻密な構成力で演劇界のみならず諸分野から今後の活躍を期待されてきた。シベリア少女鉄道の活動以外にも、劇団ひとり・バカリズム・東京03・早見あかり出演のシットコム『ウレロ』シリーズ、おぎやはぎ・オードリー・岸井ゆきのら出演の 新感覚コント番組『SICKS 〜みんながみんな、何かの病気〜』 などの、テレビ東京・ 佐久間宣行プロデューサーの作品に多数参加。その他にも『LIFE!~人生に捧げるコント~』『戦国鍋TV』NHKよるドラ『決してマネしないでください。』をはじめとした 数々の話題のコンテンツに携わり、現在もAmazon Prime『No Activity/本日も異常なし』等の多数の脚本を手がけ、コント・ドラマ・アニメ脚本・外部舞台演出・作詞・ MV監督など多方面に活躍の場を広げている。
なお、今回の公演イメージビジュアルは、『金剛寺さんは面倒臭い』『友達100人できるかな』などでお馴染み、現在「ゲッサン」にて 『これ描いて死ね』 連載中の人気漫画家 とよ田みのる氏が担当している。
<Introduction>
これは私の物語。
決して華やかな主役なんてガラじゃないけど、
たくさんの人たちと出会い、たくさんの人たちを見て来たから、そんな私だから伝えられる物語があると思う。
私だけが伝えられる物語があると思う。
​たとえるならここは皆の思い出を集めた小さな雑貨店。
さあ、民よ私に跪け。崇め讃えよ。命乞いをしろ。
とても穏やかで優しくて、どこか切ない、物語がやってくる。
■作・演出:土屋亮一コメント
そっと包み込むような、心のこもった、スケールの大きいお話になる予定です。心配です。舞台監督に相談します。
(イメージビジュアル:とよ田みのる)

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