ミュージカル『ミス・サイゴン』上演
1500回を達成 特別カーテンコールの
舞台写真&市村正親のコメントが到着

帝国劇場にて上演中のミュージカル『ミス・サイゴン』が、2022年8月21日夜公演で上演1500回を達成し、特別カーテンコールが行われた。
本公演のキャストは、市村正親(エンジニア)昆夏美(キム)小野田龍之介(クリス)上野哲也(ジョン)松原凜(エレン) 西川大貴(トゥイ)青山郁代(ジジ)。2度目のカーテンコールで、市村は30本の赤いバラの花束を、その他のキャストはバラ1輪を持って登場した。
市村正親
市村が、バラの花束のリボンに書かれた「通算上演回数1500回!日本初演30周年記念公演! 」を読み上げると会場から拍手が。「市村正親主演回数870回!」と読み上げた時には、とりわけ大きな拍手が贈られた。
市村は「何故僕だけバラの数が多いかというと、870本あるんですね(笑)。皆はまだ今年初めの人は1本ですけど(笑)僕も1輪だと別の芝居(市村の代表作『オペラ座の怪人』)に間違えられそうですが(笑)」と語り、会場を笑いに包んだ。
続けて「1500回、30年、まさに奇跡です。この奇跡を起こしてくれたのやはり多くのスタッフ、大勢のキャストの力だと思っています。袖に入るとスタッフ、キャスト走りまわっています。特にアンサンブルの連中は、引っ込んだら走って着替えてまた出て、引っ込んだら走って着替えて・・・本当にあなた方がいるから『ミス・サイゴン』は成立しているんです。有難うございます!」と挨拶をすると、会場中が盛大な拍手で包まれた。
市村正親

さらに「私も30年・・・まさか30年やるとは思っていませんでしたよ。30年間やれたというのも日頃の私の努力の賜物だなと思っています。この『ミス・サイゴン』30周年を越えて35年、40年、45年、50年・・・やりたいなあ…! 足腰を鍛えて少しでも皆さんの前にエンジニアとしてまた登場できたらいいなと思っています。皆様の愛があるからこそ『ミス・サイゴン』は30年間続けてこられました。これからも皆様の愛で『ミス・サイゴン』が長く長く続きますよう心よりお頼み申し上げます!」と語った。

その後、市村の音頭により出演者全員で『アメリカン・ドリーム』歌唱。「さあこれがおれのアメリカ」を「さあ今日は1500回!」と歌い、会場を沸かせた。

上演1500回のスペシャルな公演は、3回のカーテンコールで幕をおろした。

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