原由子「ヤバいね愛てえ奴は」ミュー
ジックビデオ公開

サザンオールスターズのキーボーディスト原 由子がソロアルバム『婦人の肖像 (Portrait of a Lady)』を10月19日にリリースする。31年ぶりのオリジナルアルバムで、桑田佳祐が作詞・作曲を担当した収録楽曲の「ヤバいね愛てえ奴は」が8月17日に先行配信リリース。さらに同時に原 由子も出演するミュージックビデオも公開となった。
 
 サザンオールスターズの原 由子が31年ぶりのオリジナルアルバム『婦人の肖像 (Portrait of a Lady)』をリリースする。言わずもがなサザンオールスターズの紅一点であり、キーボード・ボーカル・コーラス・アレンジなどを幅広く担当し、桑田佳祐に「バンドの音楽的かつ精神的支柱」と言わしめるほどの、日本音楽界において欠かすことの出来ない女性ミュージシャンでもある原の待望の新作ということだけあって、発表を受けて音楽ファンの間で大きな話題となっている。約10年前から温めてきたアイデアの欠片を、2021年の夏頃から、桑田佳祐の全面バックアップのもとゆっくりと時間をかけて楽曲として熟成させていった本作品は、見栄も虚勢もなく、あるがままに現代を生きる円熟味を増した原 由子の姿を投影するかのような作品に仕上がったという。

 全10曲の新曲が収録される『婦人の肖像 (Portrait of a Lady)』より、NHK 総合ドラマ10「プリズム」主題歌としてもオンエアされている楽曲「ヤバいね愛てえ奴は」が8月17日(水)に先行配信がスタートした。本楽曲は、桑田佳祐が作詞・作曲を手がけている。頭に浮かんだ情景をそのまま言葉にしていくように制作されたというこの曲は、あたたかくシンプルな響きを持ったアコースティックギターや弦楽器の音色によって優しく、どこかミステリアスな雰囲気を漂わせる。愛への気付きを歌いながら、時には心の原風景を、時にはあの日いた土地の匂いを記憶の底から呼び起こすかのような、まさしく新しい「原 由子」を体現した、心揺さぶる情感豊かなアコースティックナンバーだ。

 さらに本日、本楽曲のミュージックビデオも公開となった!原ソロ作のミュージックビデオとしては2010年に公開された「京都物語」以来、12年ぶりとなる。全編16mmのフィルムで撮影された、温かな質感のミュージックビデオには、原 由子と 、ミュージックビデオの主人公として今注目の若手女優・中島セナが出演。主人公が1日を通して、色んな「愛」に触れることで「愛」に気づき、そして「愛」の“ヤバさ”に気づいていくストーリーを、アニメーション映像も用いてエモーショナルに描いている。キーボーディスト、ピアニストとしての印象が強い原だが、今作ではアコースティックギターを手に歌唱する姿を披露。ミュージシャンとして、ある種ものづくりに対する「愛」情を表現した映像となっている。

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