柳家花緑「今一番語りたい落語をお届
けします」~柳家花緑独演会『花緑ご
のみvol.40』への意気込みを語る

落語家の柳家花緑が、2022年10月15日(土)イイノホールにて柳家花緑独演会『花緑ごのみvol.40』を開催する。この度、公演に向けてのコメントが届いた。
花緑はテレビや舞台、雑誌などにも出演し、活躍している落語家。古典落語はもちろんだが、新作落語や47都道府県落語を洋服と椅子という現代スタイルで口演する「同時代落語」に取り組んでいたり、落語の新しい未来を切り拓き、注目されている人物だ。
本公演はそんな花緑による40回目となる独演会。今回は、根多おろさず、昼夜違う演目語り尽くすそうだ。どんな公演になるのか語ってくれた。
柳家花緑独演会『花緑ごのみvol.40』
ーー花緑師匠にとって『花緑ごのみ』はどのような会ですか?
この会は、チャレンジの会です。自分ひとりでやるのがこの会の特徴で、豪華ゲストや前座さんが出ることがありません。
過去には色物さんのポジションも自分でやりましたね。ピアノを弾いたり、ダンスを踊ったりして来ました。落語は根多下ろし(初演)を中心にやって参りました。ですが、ここ最近は、色物さん的な高座はやらず、演目も根多下ろしばかりでは無く、“練り直し”と題して久し振りの演目を良くやらせてもらっておりました。
1日1公演で2日間。多い時で4日間ということもございましたが、今回は、1日で2公演というチャレンジです。そして、根多下ろしはせず、昼夜で演目を変えよう! という企画です。
ーー今回で40回目となる『花緑ごのみ』ですが、これまでで印象に残っている回(内容)はありますか?
SWAのメンバー(春風亭昇太師匠、三遊亭白鳥師匠、柳家喬太郎師匠、林家彦いち師匠)の作る新作落語をやった会が印象に残ってますね。「SWAをカバーします!」というタイトルで行ったこの会が今までで一番お客様にお越し頂いた会でした。ブレンドストーリーというSWAの企画で4人のメンバーがみんなで繋げてひとつの噺を作り上げるという物で、タケシ君の半生を描いた作品。タイトルを上げてみましょう。
1 三遊亭白鳥作「恋するヘビ女」
2 春風亭昇太作「夫婦に乾杯」
3 林家彦いち作「臼親父」
4 柳家喬太郎作「明日に架ける橋」
それぞれの師匠方が創作した噺が、タケシ君が小学生から大人になって新婚から倦怠期、還暦をむかえるまでを描いています。その4席を私がひとりで語りました。全編2時間以上の作品。覚えるのも語るのも大変だったのを思い出しましたが楽しかったですね。
ーー当日に向けての意気込みや、お客様へのメッセージをお願いします。
今回は、『花緑ごのみ』が40回という記念の会になります。私が20代より始めたこの独演会は、私のライフワークです。チャレンジすることが日常で有りたいと考える私の大事な勉強会です。ですから完成を目指さず、船出をご覧いただく会と位置付けて勉強して参りましたが、今回は、今までお付き合い下さいましたお客様への感謝の思いもあって、新しい落語のチャレンジでは無くて、今まで勉強して参りました噺をドドンとお時間の許す限り語って行こうという独演会になっております。
演目は当日その時に決めさせて頂き、昼夜で何席語るのかもその時に決めさせて頂きます。短い噺から長い噺を織り交ぜてお聞きいただくことになるでしょう。花緑の今一番語りたい落語ばかりをお届け出来ればと思っております。
当日イイノホールでお会いしましょう!

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