【イベントレポート】<氷川きよし特
別公演>故郷・福岡公演が開幕「劇場
はテーマパーク! 氷川きよしのこだ
わりを楽しんでほしい」

東京・明治座(6月3日~7月4日)を皮切りに、大阪・新歌舞伎座(7月23日~8月5日)、福岡・博多座(8月15日~8月27日)、愛知・御園座(9月5日~9月15日)という4大都市の劇場で展開する<氷川きよし特別公演>、いよいよ地元福岡での公演が開幕した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
氷川は、これまでの時代劇ではなく、初の現代劇に挑戦している。「奇跡のチームワーク、数を重ねるたびにパワーアップしている。この舞台は笑いあり、涙あり、そして華やかさあり! この舞台を通して元気を届けたい」と語る第一部「ケイト・シモンの舞踏会 ~時間旅行でボンジュール~」では氷川きよし演じる、母親の看病をしながら歌手を目指す若者・子門慧音が18世紀フランスにタイムスリップし、激動の時代を生きる人々との交流を経て成長していく温かい物語。

今回、氷川きよしが様々な役割を演じ、豪華衣裳、6変化。ジャンヌ・ダルク風、教育係のメイド、アルセーヌ・ルパン風紳士、ブルボン家の警護にあたる衛兵……マリー・アントワネット風のロココ調ドレスでの登場には、客席からひときわ大きな拍手が沸いた。

おまちかね第二部「氷川きよしコンサート2022 in 博多座」では、「群青の弦」に始まり「箱根八里の半次郎」「白雲の城」などの代表曲から、ちょっと大人のアレンジの「限界突破×サバイバー」、「いつかゲームの中で歌ってみたかった」という人気ゲームシリーズ最新作『信長の野望・新生』のエンディングテーマ「雷鳴」などポップスのヒット曲の数々、そして7月26日発売の新曲で、現在大ヒット中の原点回帰の股旅演歌「甲州路」では博多座で初めて振付を観客と楽しみ、さらには福岡にちなんだご当地ソングの「無法松の一生~度胸千両入り~」まで披露する豪華ラインナップ。

冒頭のMCでは「福岡のみんな、ただいま!」と満面の笑みで語りかけた。氷川は地元福岡での博多座初座長に並々ならぬ思いを語った。「故郷福岡から始まった歌手活動23年間で、自分をつくってくれた歌で感謝を届けたい」と強いこだわりを見せた。そして「劇場はテーマパーク、こだわりの世界観を楽しんでほしい」と語った。劇場全体を楽しんでほしいという思いから、今回、博多座公演では、氷川監修でカフェの空間デザインから「ふるさとkiinaカレー」やスペシャルドリンクにもこだわった。鳴りやまない拍手の中のアンコールでは、今回の舞台のために作られた第一部の主題歌「革命前夜」などを力強く熱唱して、万雷の拍手のもと初日の幕が下りた。

■「第二部 氷川きよしコンサート2022in博多座」セットリスト
01. 群⻘の弦
02. 箱根八里の半次郎
03. 大井追っかけ音次郎
04. 無法松の一生 〜度胸千両入り〜
05. 白雲の城
06. 星空の秋子
07. 藤枝しぐれ
08. 甲州路
09. きよしのズンドコ節
10. 生まれてきたら愛すればいい
11. 限界突破 x サバイバー
12. 雷鳴
13. 革命前夜

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